2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
A.口も鼻も耳もつながっているので、そういうことも起こりえますね。ちなみに自分は、鼻の通りが悪いときに、そのようになることが過去しばしばありました。気にしすぎるものよくありませんが、気になるようでしたら耳鼻科に行ってみてください。(♭∞)
A.アクートとミックスヴォイスは違います。ミックスヴォイスが裏声を強化して高音を獲得するのに対し、アクートは裏声という概念を一切置かず、実声で高音域を獲得していくと考えて良いと思います。裏声で発声する場合、仮声帯が参加します。楽器でいうと…
A.不器用はよいことです。不器用だからこそ努力しがいもあるのです。努力をしないで器用にこなしてしまうより、不器用であるからこそ努力の必要性も実感できるはずです。古今の一流アーティスト、一流アスリートはみな、努力の達人であり、不器用を自覚し…
A.基本的にテンションを高めて、感情を出していくことは大切です。ですからそれが独りよがりではなく、自己満足ではない感情になればよいのです。そしてこの感情は、今後どんなに技術的なことを学んでいっても、忘れてはいけない部分です。まず呼吸法や発…
A.練習時間にもよりますが、どのくらいの時間歌っていますか?カラオケに限らず、のどの疲労に関しては練習時間にもよります。また発声練習などの準備を行なったうえで、カラオケを歌っているのであればよいのですが、発声をしないで、ぶっつけ本番で歌っ…
A.たとえば楽器奏者であれば、一日10時間以上は練習するのではないでしょうか。プロだからといって練習しないわけではありません。そのぐらい練習して普通だと思います。しかし歌の場合は、のどを使うため、あまりにも長時間練習することはできません。…
A.発声は、理屈ではありません。よい音とは、計算された中から生み出されるものですが、最後に必要なものは、表現しようとすることによって音の渦が生まれることです。これがないと無機質な声になってしまいます。つまり、体の形などは計算されたなかから…
A.必ずやっていただきたいです。声というのは楽器が肉体の中にありますから体中の様々な変化に左右されます。例えば肩こりがひどい人などは当然背筋や首筋の筋肉も固くなっている状態の方が多いので、声帯の周りの筋肉も固くなっている場合が多いです。し…
A.初学者の人で、あまり難しく考えずにある程度自由に声を扱うことによって声を育てていける人と、大きな声で練習することが逆に悪い方向に行ってしまう人の二種類が存在するようです。前者は、ある程度発声器官がはじめから自由になっている人であり、後…
A.世の中には、素晴らしい楽器奏者が多い割に、素晴らしい歌手が少ないと思うのは私だけでしょうか?やはり、楽器を作るという事と演奏するという二つのことを同時に行なわなければいけない我々歌手は、他楽器と比べてとても難しいものだと思います。しか…
A.声量は、かなり上達するまで求めない方が懸命です。一流の歌手は、大きい声を出そうとは決してしていません。声の支えが、自然と音の幅を作るものです。支えの無い状態で声をいくら大きくしようとしても、力みを生むだけで、百害あって一利なしだと思い…
A.レガートでは、息の流れが止まらないなかでことばをのせるということが大切です。しかし、発音をあいまいにして息を漏らすこととは違う、ということがなかなかわからない人は多いと思います。レガートのときに特に大切なことは、子音を発音する瞬間です…
A.発声のことを細かく気にすることは、特に初学者・上級者を問わずとても大切なことです。しかし、忘れてはならないことは、発声は音楽表現を構築するパーツの一つであるということです。発声を意識することによって無機質な、作られた音楽になっては本末…
A.66年、サンレモの入賞曲でピノ・ドナッジョとクラウディオ・ビルラが作曲した「青空へ住もう(Una Casa In Cima Al Mondo)」ですが、大まかに歌詞の内容を要約すると、「心中をして、あの世で一緒に幸せな生活を共にしよう」というような内容です。日…
A.すぐに声を出したくなってしまうのですが、まずは黙読で何度も読み込んでいきましょう。読み込んでいき、内容を把握していきます。全体的なイメージをつかみ、またイメージが変わるポイントをチェックしておきましょう。その作業を行ないながら、自分が…
A.これは特殊な場面ではありますが、急に声を出したり、急に話さなければいけないことは多々あると思います。たとえばナレーターの場合、原稿を渡されて、すぐに読まなければならないことがあります。そういった場合も普段の実力を出していかなければいけ…
A.はっきり鋭く出していきましょう。もちろん内容によっては、ソフトに入っていくこともあると思うのですが、基本ははっきり鋭く声を出していくことです。フレーズの頭が勢いよく出ることができれば、その後のフレーズの流れもよくなります。もちろん頭を…
A.マイクの前というのは、また特殊な場所ではありますが、レコーディングでは必ず使いますし、ラジオやナレーションではマイク前が基本です。しかしこれも慣れというものもありますので、最初は慣れないかと思いますが、徐々に慣れてくれば、その感覚をつ…
A.地味なトレーニングを長く続けていくということは、とても大変なことかもしれません。しかし、それを地道にコツコツと行なわないと、ヴォイストレーニングの効果は期待できないと思います。ヴォイスとレーニングは、最初は矯正から始まります。悪い癖を…
A.普段の喋る声に一番影響するものは、気持ちのテンションだと思います。ヴォイストレーニングで声を鍛えることももちろん取り組んでほしいことですが、メンタルが解放されないと、普段からよい声をだすことはむずかしいと思います。どんなに素晴らしい声…
A.息は胸で保持するような感覚が正しいと思います。息が漏れていくのを防ぐ感覚として重要な点です。喉の下に空気を蓄えておき、その空気を少しずつ取り出して発声する、ということを忘れないようにしましょう。喉から上は、空気を外へ放り出そうとする力…
A.音程がうまく決まらない原因は主に二つあり、頭の中での音程のイメージがそもそも狂っている場合と、頭の中の音程はあっているのに音が下がったり上がったりしてしまう場合です。前者を解決するには、まずは耳を育てて、正しい音程感を育てるということ…
A.レガートとスタッカート、マルカート、これが唱法の3大要素です。レガートは音をつなげて歌う、スタッカートは音を切って歌う、ですが、マルカートに関してはあまり知らない人がおおいようです。マルカートはレガートとスタッカートを半分半分にしたも…
A.声を出す際に、息の方向を想像することはとても重要なことです。実際に発声する際に、喉周辺はそれらを助ける筋肉が働くわけですが、とても細かい筋肉群か関連性を持って動くため、コントロールするということは大変な作業です。喉周辺の筋肉を直接意識…
A.高音域を歌うときに、世紀の大テノールであるエンリーコ・カルーソが言っていたことばですが、「うなじで歌う」ということを言ったとの事です。目で見る景色の中に、体の後ろ側は写らないということもあり、うなじや背筋などを使うことは感覚としてとて…
A.声が低い人は、例外はありますがだいたい声帯が長い、大きい人だと考えて良いと思います。このタイプの人は、声を育てることを焦っては絶対にいけません。特に、低い喉をもっているにも関わらず、最近のJPOPの高い曲を歌って喉をだめにしている人は…
A.胸声句と頭声句のバランスをとるには、上顎の感覚がとても大切になってきます。口腔内と頭腔内の二つの仕切りの役割を果たしているのが上顎と言っても過言ではないと思います。頭腔の空洞だけを考えてそこだけに声を響かせようとすると、声の支えが抜け…
A.声が暗くなってしまう、篭ってしまう、という人のほとんどは、舌に問題があるというケースです。舌が奥に入ってしまうと音がこもってしまうばかりでなく、咽頭空の道を狭くしてしまうので喉声になります。結論から言うとこの声を改善するには、イ母音の…
A.自分を客観的にみれなくなり主観ばかりが強くなってくると、声の感覚がズレてしまう道に逸れていくと思います。まず、姿勢が猫背になったり顎が前に出たりする人が多いと思います。客観性を失わないようにするには、まず、録音を定期的にする習慣を持つ…
A.声が深く扱えるようになると、感覚的に喉仏(甲状軟骨)は高い位置に上りづらくなります。特に、アクートの時にが甲状軟骨が上にあがらないポジションのまま発声できることはとても大切なことです。しかし、この甲状軟骨のポジションは、喉のみを意識し…