発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.体のことや体力づくりは、必要なのですか。

A.アーティストは、アスリートとも通じるものですから、体づくりはとても大切です。歌もせりふもダンスも必要なミュージカルも、体力をつけることがとても大事です。(♭)

Q.表現への勉強は、どのようにするのですか。

A.本や映画も、あなたが見たいと思うレベル以上のものに、高望みして挑戦しましょう。そういう背伸びした毎日があなたをより早く成長させます。そして毎日、考え、書き、話し続けましょう。そういう中でしか、本当に通用するあなたの価値、表現するものは…

Q.なぜ体で覚えるのですか。

A.起こったことは覚えていても、何に起こったのか忘れることがあります。 そこで、どう体で覚えるかが大切です。声ことばは音でなく、体の動きです。同じことを同時に言うシンクロニシティもみられます。(♯)

Q.ネアンデルタール人は歌えるというのは、本当ですか。

A.ネアンデルタール人は、首が短く後頭部が長い、歌えるがしゃべれないようです。ホモサピエンスは、頭蓋頭部が重く、脊椎をまっすぐ保たないと前に倒れる。赤ん坊。(♯)

Q.声がことばになるプロセスとは。

A.1.声を出す、出さない 2.母音で響かす 3.子音で止める 4.子音の増加(♯)

Q.声は、出たら伝わるのですか。

A.ピアノ演奏は、全身と心が指から出る。歌は、それが喉から出る。指先だけや喉先だけでは音としてしか伝わりません。(♯)

A.怒り憎しみは強く外へ、愛、悲しみはゆっくり内へはいります。 道徳教育は感情を抑え込んでしまう。感情を日常的に発散していくこと、自由度をもつこと。大笑いや号泣で活性化します。(♯)

Q.テンポはどう決まりますか。

A.頭だけでは早くなりすぎ 体がついてこそ伝わる これはパターンにもよります。意識してやる人と心身でやる人です。(♯)

Q.感情がでにくいのですが。

A.感情は、強くなったときだけ生じていると感じますが、いつもあります。(♯)

Q.笑顔のトレーニングは、プラスですか。

A.つくり笑顔は、人に伝染しません。顔がしぜんとほころぶと、周りもそうなります。声もそういう声でないと、周りの人の心を動かしません。意識して笑うのとしぜんに笑うのは全く違います。声やことばも意識していては、働かないということがわかります。…

Q.パワーの取り出し方は。

A.無意識がすることや無心にすることはすごいパワーです。(♯)

Q.母音が目立つのは。

A.母音は、音節の中心であり、パワフルです。これは、どの言語でもそうなります。(♯)

Q.情動は感動とどう違いますか。

A.声には情動が反映されています。それが行動に結びつくのです。感情よりも情動は気づきにくくコントロールしにくい、無意識にあると思えばよいでしょう。それをどのように発動させるかが、行動とその効果に関わります。成功の鍵といえます。情動は、個人…

Q.声の力を大きく使うには。

A.念仏、呪文の同じ音のくり返しが波を生じ、多くの人が合わせると世を変えていくのです。(♯)

Q.失読症について知りたい。☆

A.読めないのを失読(Alexia)といい、これには字の読めないLiteral Alexiaと、単語としてまとめて読めないVerbal Alexiaがあります。ちなみに、字が書けなくなるのは失書Agraphiaです。これは失語症Aphasiaの時は、必ず付随するそうです。失語症には、聞…

Q.教育のベースとは。

A.話すこと、体を動かすこと、情動を育てること、これが人の教育の原点です。話しと体は、感情を通して連動します。体の状態で子は影響されます。表情や手を動かさないと、生き生きとした声にはなりにくいのです。もちろん心も伴います。 子供が結果的に驚…

Q.日本語は、音節の長さが同じで特殊なのですか。

A.イタリア語も母音で終わるし、音節が等しい長さとして詩になることばです。英語は、独自が等間隔となります。(♯)

Q.毎日の基本トレーニングのメニュを知りたいです。

1)体と息のトレーニング[15分] ・呼吸法 息吐きトレーニング、曲を使った息吐き ・体づくり、柔軟、ストレッチ、筋トレ など 休憩[5分] 2)声のトレーニング[25分](次の中から選択) ・発声 ・滑舌練習 ・歌詞 or 詩の朗読 ・発声教材(コンコー…

Q.トレーニングの組み合わせを教えてください。

A.1、「息のトレーニング」 舞台上ではよく通る声が必要です。そのためには、体全体を使って、腹式呼吸で発声する必要があります。まして、動きながら、安定した声で歌うためには、腹式呼吸は不可欠です。胸式呼吸では、演技での動きや踊りでの息の乱れに…

Q.滑舌練習の注意について。

A.体を使って深い声を出すという基本があった上での、練習となります。口先だけでせりふをしゃべったり、歌ったりしているうちは通じません。よく通る声、伝わる声づくりをしましょう。

Q.理想に燃えるためには。

A.大体は、理想を掲げても、他を否定して自己正当化して終わるのです。実感で実現する、変革するは大変に難しいことです。精神世界と社会運動を学びましょう。(♯)

Q.老化防止にスクワットは効きますか。

A.森光子さんは、80代ででんぐり返りのためでだけでないでしょうが、スクワットを朝晩150回行っていたそうです。(♯)

Q.呆けないための読み物は。

A.興味関心のあることを行うこと。 新聞の見出しを読む。 TVのニュースをまねて読む。 ラジオの実況をまねして読む。(♯)

Q.脱力したら倒れるのでないですか。

A.脱力とは、力を抜くのでなく、筋力を最小の使い方にしていくことです。☆立つことから試してみるとよいでしょう。(♯)

Q.これがよいという声がわかるのですか。

A.絶対音感と同じく、絶対声感のようなものがあります。しかし、その思い込みが上達の妨げになることもあります。音色、声色、声質にこだわることです。(♯)

Q.マシントレーニングは無意味ですか。

A.マシントレーニングだけでは成果は出ないが、そこで蓄積されたものが取り出されたら、大きな成果につながることもあります。(♯)

Q.肩や腕あたりの体の使い方とは。

A.骨―筋肉でのつながりから、フォーマンスの高度化を目指してください。 鎖骨の胸鎖関節だけで肋骨の上に肩甲骨、肩関節がのっているのです。(♯)

Q.横隔膜とお腹の関係は。

A.横隔膜(ハラミ、サガリ)で、息を吐いて緩むと真ん中が盛り上がります。吸うと力が入り収縮して内臓も下がります。腹直筋の内の腹横筋は、コルセットのように、締めると内臓が持ち上がります。☆(♯)

Q.腰椎について、知りたいです。

A.腰椎は、足への大腰筋と上体への横隔膜が重なっています。腰椎は、上は胸椎、下は仙骨尾骨につながっています。(♯)

Q.美人の顔とは、どういうものですか。

A.美人とは、もっとも没個性的、平均顔です。(♯)