2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
A.日常の生活については、ストレスや緊張はつきものです。より高みを目指すことを諦めなければ、必ずストレスはつきまとうものです。ですから、それから逃れるのでなく、それをうまく活かすように考え方を変えましょう。オリンピック出場の選手に学びまし…
A.感情をつくるときには、心だけでなく身もその状況になると、悲喜哀楽のそれぞれの声もしぜんと出るようになるのです。しかし、発声を必要以上に乱してしまいがちです。比較的、怒りや笑いなどでの強い表現はやりやすく、小さな感情表現をするとき問題を…
A.体験していないからこそ、わざわざ稽古で身につけていくのです。声も同じく、いや、声は体よりもさらに自由に、これまでと異なる次元で出せる可能性があるからおもしろいのです。(♯)
A.オーディションによります。私のお手伝いしたところでは、書類選考さえありました。人材の層の薄い日本では、ステージを最後まで確実に終えてくれる人を、安全のために選ぶのかとも思います。他の職が決まったくらいでキャンセルする人もいるので、どっ…
A.それには、よく観察しなくてはなりません。後は、頻繁に声をかけること。その2つの上に、ようやくしぜんと褒めることが成り立つのです。いきなりピンポイントでうまく褒めるのは詐欺師です。(♯)
A.子供だからです。不安、緊張、自分に不利な状況、ストレス、嘘などで、声は変わります。大人も自分を抑制できないと、そうなります。(♯)
A.まず、病的な声のかれではないことが前提ですが、声を使うときに、がんばり過ぎ・使い過ぎになってしまうと、声はかれやすくなります。ですから、『がんばり過ぎない・使い過ぎない』ということを、いつもこころがけることが、まず一番大切です。ここで間…
A.ハスキーな声やかすれた声は、発声の効率がよくないので無理をしがちです。しかし、ささやくのは声帯振動は伴わないので、無理に使いすぎたり、口内を乾燥させたりしなければ負担はありません。歌を聞くのだけでも反応することもあるので、使わないで休…
A.練習では前方の鏡で頭の少し上くらいに視線を、と言っています。人に対するときは、相手の眼の少し下あたりにおきます。キョロキョロとしたり、瞬きをしすぎたりしないように。(♯)
A.何事も、きちんとイメージが入っていないと単調になり、メリハリがなくなるものです。イメージをつくったり、実体験をしたことをありありと思い浮かべてしゃべるようにするとリアルになるのです。(♯)
A.本能レベルの情報という生きるために組み込まれたものの上に、イメージとして次のa~cのメモリーが入っています。 a.思い出せない記憶 b.人に言われると思いだせる記憶 c.すぐに思いだせる記憶 そして、その上に、ことばの記憶(インデックス)が…
A.ことば、理論、イメージといった今までの世界を切ることです。もっともよい方法は忘れることです。例えば、夢の世界で気づくのです。そしてそれを現実にもってくるのです。そのために日頃から考え続けていなくてはなりません。夢から醒めたときに忘れて…
A.金属音というのはキンキン響く悪い音ということなのでしょうか。メタリックな共鳴は、目標にされることもあり、そういう意味でなければ必ずしも悪いといえません。食器なら材質で叩いた音の響きはまったく違いますが、声の場合は、歯に振動するのでなく(…
A.やりたいこと、できること、考えるべきことを知って、人を活かし、方法を活かし、自分の力にしていくということです。固定観念を切ることです。考えるべきことに専念し、考えても仕方ないことを考えないことです。ああすればよかったなどと言わずに、今…
A.邦楽に限らず、芸事はそういうものです。考えてわかったと言っても仕方ない。やってできたらよいのです。できなければよくないのです。考えていることを口に出すから、考えるだけでは仕方ないと言われるのでしょう。 今は、先生が説明して、理解、納得さ…
A.よく知られているものの特徴を答えておきます。科学上の発見の法則からです。(H.ポアンカレと岡潔) ・理性的努力が必要だが、その努力のあとでなく、ずっと経ってから、あるとき突然に起こる。 ・一時にすべてわかる。 ・多くは理性の予測のまったく…
A.知識を増やしても、それに気づくかどうかは本人しだい。まして身につくわけではありません。アイデア、発明と同じです。勉強したり知識をもっていても、すごい人もいれば駄目な人もいます。気づきや発明の要領を教えることはかないません。でも、人と同…
A.思いついたらやりましょう。頭を切るのとともに他の人と自分との境をなくすのに役立つでしょう。時間はかかりますが、頭で悩まなくてすみます。(不二の法則、六波羅密)(♯)
A.これだけで、日本の4半世紀の歴史を述べるようなもので、本一冊くらいになりそうですが、私が初めての本を出すまでの人は、自ら学ぶことを知っていました。次に、ライブハウスのスタジオ移転の前までの人は、自ら活動することを知っていました。今は、学…
A.「莫妄想」考えても仕方ないことを考えず、悩まないことです。考えるべきことをとことん考える、そこに問題意識を持ち続けることです。(♯)
A.解決するためにしっかりと把握していますか。多くの人は、かなり大まかな目標にかなりいい加減な計画で臨んでいます。正しく観察して真実のデータを集め、それを正しく推論するのです。(♯)
A.頭で考えた理論という理屈は、理論的に、あるいは、分析的に一時、一部分にはそれなりに使えますから、知っておくのはよいのです。ただ、そのまま方法にはならないので、勘を鈍くしないように気をつけてください。 一方で、芸能的、もしくは宗教的な方法…
A.高音で喉が詰まると言うことは、おそらく咽頭部分が上に上がってしまって発声していることが考えられます。ご自分の喉仏に指を当てて、声を出してみてください。上にあがっているかチェックしてみましょう。あがらなかった場合は、咽頭ではなく、喉の周り…
A.外国人の赤ん坊でも反応するそうです。「Peek-a-booピーカブー」(アメリカ)「Coucouc’est moiククセモア」「Cache-cache coucouカッシュカッシュククー」(フランス)「Bubu settete!」(イタリア)「Baobao cettle gugns dada!」(ドイツ)「ティット…
A.私は「読むだけ…」という本に「読むだけで」とつけました。嘘ではありません。イメージが変われば声も歌も変わります。ただ高度なレベルにおいては、声は心身をもってコントロールするものなので、肉体的修行とは言わずとも、声を出してトレーニングしな…
A.それは、自分だけのことでなく相手と一体化することです。ましてお客とか第三者なら、あなたがその人をすべてをかけて救ってあげるということなのですから、たやすくはできません。(♯)
A.そうなっているから、お年寄りのようには誤飲をしません。喉頭が高いところにあると気管の先に少し接しているくらいですが、「ハッハッハッ」と笑えず「グググッ」と猫の喉声のようになります。吐気の反射で空気圧をもって外へ出そうとする音のようです…
A.鼻で呼吸しているので、お乳が飲めなくなります。鼻に温めたガーゼをのせたり、鼻の中に母乳を入れて溶かし、鼻の通りをよくしましょう。(♯)
A.うまい方がよいのですが、同じことばをくり返したり、リズミカルであれば、母親の生の声が何よりです。マザリーズでは擬音語、擬態語がたくさん入っている歌やお話を聞かせるとよいですね。(♯)
A.無意識に自由にことばや歌を使ってきた人が、一時、区切って自己を見つめ直し、本当の成熟のためにレッスンやトレーニングの機会を得るということでしょうか。私は、イニシエーションということばは、誰かから与えられる受動的なニュアンスを感じて好き…