発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Q3550.歌う目的は、平和のための歌を広げることです。アドバイスを。

A.「世界にもっと平和を伝えたくて」というなら、歌わなくても、もっと違う、より有効な手段はあるでしょう。最初に歌う域で考えることではないのでは。というより、私がお答えする意味はあるのでしょうか? 歌いたかったから歌を選んだのかもしれませんが…

Q3549.躊躇、引っ込み思案をとる方法や訓練があるか。

A.メントレの本を読んでください。

Q3548.お腹に力を入れて(発声を意識して)セリフを言おうとすると、感情がこもらなくなり、感情を込めたり、セリフに表情をつけようとすると、ヴォリュームが落ちてしまうので、どうしたらよいか。

A.典型的な対立(A←→B)の問題です。間をつめていくメニューを考えてください。

Q3547.もし一日、声に使える時間があれば、一番何に使えばよいですか。

A.体力づくりや息と発声です。声は、一日寝て一つ身につきます。

Q3546.大きな声を出すときは、どこを意識すれば、硬くならずに声を出せますか。

A.人によって違うのではないでしょうか。

Q3545.体から声を出すように高い音域でも、トレーニングすることはいかがでしょうか。(強引にやるという意味です)

A.ハイトーン、ファルセットと別に試みるのはよいのですが、無理は禁物です。

Q3543.体から声を出すか、頭でひびかせるの判断はどうすればよいですか。のどにかかりそうになったら、頭に逃がすのはいかがでしょうか。

A.トーンの違いでみます。逃がすのも一手です。

Q3544.腹式呼吸ができている、できていないの判断はどうすればよいですか。

A.程度問題です。長い文章やロングトーンで程度はわかります。

Q3541.声の芯、ひびきとの関係について教えてください。

A.これは声の発信元としての声帯とその共鳴についてのイメージとしての捉え方で、結果として統一、集約したコントロールできる声、ひびきすぎていない、中心線がみえている(芯)声ということです。

Q3542.今ある1オクターブの肯定から伸ばすか、すべての音、つまりたった一音の否定から入るのでしょうか。

A.私は極端にいうと、一音から仕上げていくように考えています。ただ、現実のレッスンでは人によります。

Q3539.カラオケで顎ビブラートを沢山使ったら片方の顎が軽く炎症気味になりました。私はある程度正しい発声法がわかっているつもりで、横隔膜を使ったビブラートもできます。少なくともカラオケではエコーなしで伸び伸びと歌えるくらいの歌唱力です(先生のお陰です)。顎関節症にはなりたくないので助言をお願いします。顎でつくるビブラートを頻繁にかけても顎関節を痛めないようにするにはどうすればよいですか。

A.まず顎(あご)でビブラートをかけてはなりません。まして、もし、それで顎関節症になるのなら、もってのほかです。 あごの開閉の運動はしないように気をつけてください。なお、私もここのトレーナーも歌唱における意図的なビブラートはやめるよう指導し…

Q3540.歌から入るのは、よいヴォイストレーニングになりますか。

A.歌は表現として出口です。そこで学べることは多いのですが、複雑なのでシンプルにするためにヴォイトレがあります。

Q3537.自宅でのトレーニング時間が一日20分程しかとれず、ことばと歌を同じ日に同じだけすると両方とも中途半端で終わってしまいます。そこでトレーニングの順序についてお聞きしたいのですが、レッスンAを受けてから別のレッスンBまでの一週間は、AとBのどちらを重視したほうがよいのでしょうか。または今日はAの復習、明日はBの予習と完全に分けた方がよいのでしょうか。

A.いろんな考え方があります。どのやり方もだめということはありません。 20分をどちらも続けるのが大切なのです。 できたら毎日10分ずつでも(15分、5分という配分になっても)両方を通せたらよいのですが。

Q3538.本番で高音の決め技がある曲を3回歌ったのですが、内2回はまったく声がでませんでした。練習では80%程度の成功率のため、その曲や本番を少し怖いと思ってしまいました。完全に自信がもてるまで、このような曲は歌わない方がよいでしょうか。

A.ポピュラーでは出ないときのフォローがどのくらいできるかによります。 本来は100%で出るべきですが。

Q3535.「ハイ」で声を体から出す感覚はつかめてきましたが、少し「ハイ」を伸ばすときはどうしたらよいでしょうか。

A.同じようにやってください。難しければ「ハイラー」や「ラララ」がよいでしょう。

Q3536.声の集約性を上げるために、基礎となることはなんでしょうか。

A.コントロールのための緻密な感覚(判断力)とそれをキープする集中力でしょうか。

Q3533.とても声が低く、1年前までは1オクターブのドを出すことができませんでした。練習すれば高いドまで出すことはできますか。

A.個人差もあり、練習の仕方やチェックにもよります。

Q3534.歌い終わったとき、これまでは「喉が熱くなり、何となく息苦しい、発散した」という感覚が、今は「喉がすっきりしていて、胸が少しドキドキしている」という感覚になりました。 この胸がドキドキする感覚(ほんの一時的で、苦しいものではないです)は、よい兆候なのでしょうか。

A.一、二度の経験ではあまり判断しがたいのですが、心地よい感覚なら、悪くはないと思います。

Q3531.声楽での可能性と限界は何ですか。

Q.声楽での可能性と限界は何ですか。 A.思うに、一流とのギャップがあるところまで明確に示されることにあると思います。

Q3532.固めるということはよいのでしょうか。

A.一時的にはよいのですが、ほぐさないと動けなくなります。

Q3529.かすれるのはよくないのですか。

Q.かすれるのはよくないのですか。 A.表現上はともかく、トレーニング上は、あまりよいとはいえません。

Q3530.ひびきのかすれとノイズはどう違うのですか。

Q.ひびきのかすれとノイズはどう違うのですか。 A.声をとるときに、ひびきよりもさらに、押せるところで押すというので、人の感情表現ができるのですが、のどを損ねるリスクがあります。

Q3528.咽の力を抜くために、他の部分を意識して発声をしたいのですが、どの部位を意識して発声すればよいでしょうか。また、呼気トレーニングのときに、舌はどのような状態になるのが正しいのですか。(舌が上あごについているのかなど)

A.どちらもあまり考えたり、直したりすべきことではありません。 のどの力を抜くのもその必要があるのか、どういう力の入り方なのかによっても違います。 その上で、どこかを意識する方法もありますが、本来は、のどの力を抜くことと、他の部分を意識するこ…

Q3526.よくピッチが高いといわれます。ピアノなしで歌うと2分の1の確率で音が上がったり、ピッチが高くなります。

A.アカペラで一人で歌うのに、すべてが同じように高くなるのは、問題ありません。 問題は、音程と、声が定められたとき(つまり伴奏がついたとき)です。 ピアノのピッチを聞けていないのか、聞いた音の高さに出せないのか、その両方なのかです。 これ以上…

Q3527.こもった低声の歌声とよく言われているのですが、どうすればメリハリのある声のよく透き通る低声の歌声になれますか。

A.メールでは答えられない質問です。 低音でこもっていることと、メリハリとは、声の状態と使い方と別のことで、こもった声でもメリハリはつけられます。 透き通るというのも、人によってとてもいろんなイメージがありますが、大体、高声に使われます。 改…

Q3524.昔の録音したテープ等は残しておいたほうがよいですか。

A.編集して、一番よいところを残すとよいでしょう。

Q3525.普段から腹式を意識すればいいでしょうか。

A.発声と体の動きはすぐに一致しません。普段も調子がよいときはよいですが、集中して凝縮したトレーニングをしましょう。時間で区切ってください。 過酷な状況で耐えるために、別に時間をとり調整トレーニングをするようにしてください。

Q3522.鼻づまりや鼻炎だと、声を出すときに、どう障害がありますか。

A.裏声への移動もよい経験になります。意識の方が大切です。体の使い方は人によって違いますが、必ずこうすべきというこのでないし、特別にあるのではないでしょう。

Q3523.例えば、飲食店でのオーダーの際に、やはり自分で声を抑えてしまう今までの癖が出てしまいます。やはり慣れの問題なのでしょうか。

A.はい。考えるほど、できなくなります。

Q3520.普段、話すときや歌うとき、鼻からも息を出していたほうがいいのでしょうか。

A.特に意識する必要はないでしょう。