2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧
A.ステージの上では、お客さんに伝えることがすべてです。ステージでは伝わればどうなってもよいのです。そのためにリズムトレーニングをやっておかなければいけないのです。ステージで声のことや、リズム、音程のことなどを考えないために練習するのです…
A.歌の中では、たとえば悲しい歌を歌うとき、少なくともそこで聞く人よりもその悲しみを引き受けて歌わないと、客に伝えることはできません。私の歌に対する評価の基準というものは、時間を超えなくてはいけません。その時間は日常の時間であってはなりま…
A.声をハスキーにしようと考えない方がよいと思います。伝えたときにそうなったら、その状態を自分の中で認識しておけばよいということです。
A.個人レッスンでは自分のトレーニングをトレーナーと共有します。グループレッスンでは表現することによって、つきつけられたものをどうはねかえすかということを中心に考えてください。
A.自分一人でやっていると、あとで伸びなくなることが多いからです。これを一人よがりといいます。それをさけるためです。努力しても方向が間違っていると何にもなりません。方向付けと指針が必要です。きちんとした耳をもっているスタッフの中で揉まれる…
A.効率とは、楽に少ない努力で大きな効果になると、付け焼刃になりかねません。長い眼でみたときには、成長し続けること、伸びが止まらないことです。それはその人がやっていかないと無理です。トレーナーは、あくまで補助にしかできません。当人の意識や…
A.高音域をどういうふうに判断するのかによっても違います。私は届かせるのでなく表現において使えるということでみています。また、ポピュラーは個人の声域が中心とあり、他の人と同じようにでなく、その人の中で充分に使える高い音として判断すべきだと…
A.常に深い呼吸を意識して体を結びつけるようにしておくことです。すると、歌うときにも結びつきやすいと思います。
A.これはこれまでにもいろいろと書いています。自分が心を動かされる音楽を聞いていけばよいと思いますが、教材としては、あまりエコーなどがかかっていない録音のものがよいでしょう。その方が声がわかりやすいので、歌い手の勉強に役立ちます。最低限の…
A.365日、24時間、いつもトレーニングの意識をもっておいてください。そしたら、おのずとわかってきます。朝からのどに負担のかからない状態をキープすることです。特におしゃべりなど話し声で声を疲れさせてしまう人が多いようです。
A.やっている人はたくさんの時間、しかも集中してやっています。努力ではい上がっていくしかないのです。その質と手順をよくするのにレッスンがあるのです。
A.二十二才以下でやろうとする人は、無心で来てください。二十五才以上の人は、自分の今までの経験と照らし合わせてどのようなやり方だとよりよく自分に身につくのか、とことん考えてください。これまでの人生の体験を、どこまでこのことにおきかえられる…
A.のどは強くしていくしかありません。あるいは、弱いのをふまえて使い分けていくことです。
A.そういう用語は、すごい人が出て、そういう人たちの唱法が一般の人たちにできないとか、理解できないときに名づけられたものです。あまりことばでわけない方がよいでしょう。 三年たってスタート、五年から十年がかりで考えてください。そしたら、身をも…
A.若いときの方が回復力が速いのは確かです。しかし正しい使い方をしていれば、声楽でもポップスでも声を痛めるということはないと思っています。人間の原理にそって正しく声を出していれば死ぬまで歌えると思います。
A.舞台経験を多くするのも一つの方法ですが、日頃より舞台をどう捉えるかということだと思います。人前で表現していく人生を選ぶかどうか。そして、そのための基本をしっかりやっておくことです。(rf)
A.ならないでしょう。なる必要もないでしょう。いい声というのも、相対的な評価です。自分がどうなりたいかということでしょう。生来の声がよいとかいうのは、今ではたいした評価ではないのです。その人の声帯や声、形、発声法がどういうものであろうが、…
A.シャウトについてのレッスンはありません。シャウトというのは起きることであって、それを技術として取り出して練習するということはおかしな考え方です。歌の中にはいろいろな声が出てきます。表現によって音が変化するからです。
A.そういうことも含めてたくさんやっていくことです。ステージでお客さんを前にして、その瞬間に自分の全神経を集中させてそういう世界に入れるか、ということが問うつもりで。レッスンにも覚悟が必要です。
A.それが体に入っていて、体で感覚されているという意味の“歌う”であればよいと思うのですが、人によっては難しいところです。学び方はいろいろあります。コールユーブンゲンなども、一つの手段にすぎません。
A.考えても、何の意味もありません。自分に条件をきちんと踏まえていくしかありません。そのような条件のために説得力のない歌になってしまうというのは、もともと何もできていないということだと思います。お客さんとの信頼が成立していないのだと思いま…
A.中学生くらいならそれでよいと思いますが、あまり意味はないです。しかし、全くリズム感がない人が歩くときにリズムを感じるようなことは大切だと思います。ヴォーカリストにも、ドラマーなみのリズム感が必要です。もっといろいろなものを聞き込んで、…
A.あまり低音域とか、高音域と分けて考えないほうがよいと思います。日本人というのは、低音、高音で分けて考え、分けて教えますが、それぞれで異なる表現が生まれるとは思えないです。それより、一流の歌い手がどうやっているかということを学んだ方がよ…
A.部分的な力を抜きましょう。(rf)
A.そうではないですね。歌はリラックスして歌います。声も同じです。スポーツのファインプレー状態と同じです。
A.トレーナーが聞かれたら、鼻から吸うと答えると思います。しかし、呼吸法としては全身を使うのであって、鼻や口からスーッと吸っていたのでは間に合わないのです。瞬間的に体が動いて入ります。そういう体になるようにトレーニングします。(rf)
A.ステージングと基本のトレーニングを一緒にしないことです。(rf)
A.スポーツはやらないよりはやった方がよいと思います。体力、集中力はベースです。しかし、声や歌の基準とはまた別のことです。(rf)
A.こういう声や発声でよいのかという迷いがある時点で、間違いです。自分にフィットしないことは全て間違いです。しかし、プロセスとしてはやむをえないので、そこを区別することです。もちろん、フィットしたら正しいとは限らないから指導を受けるのです。
A.皆を心から感動させることができたら、それもプロの条件といえるでしょう。