02.呼吸
A.特に「ハイ」に、もっと息が流せるよう、呼吸が伴うように、基本的な練習を積みましょう。歌と分けて練習してください。
A.吸気が遅いのです。これは、呼吸トレーニングで補えます。フレーズの最終に、息を流しきれるようにまた、「ハイ」でも「アーエーイーオーウー」でも、同じように身体の動きがとれること、息を使いきれるようにすることです。 それとは別に、ブレスの遅れ…
A.トレーニングにおいては、鼻からというのが一般的です。実際は、鼻とか口という感覚はなく、入口(鼻や口)から、使った呼吸(吐いた息)の分が戻されるという感じでやるのがよいでしょう。
A.急がず、少しずつ、長くしていってください(あまり、時間にとらわれなくてよいです)。 間違っているとか正しいではなく、深められていくかどうかという程度問題です。 吐き切る場合と吐いては吸う場合があります。ドックスブレスは、お腹の筋肉の強化…
A.喉が乾かないようにするためには、本来は、深い息を吐くことです。浅いまま、口の中に息があたっていたり、息もれした息を吐いていると喉が乾きます。ですから、これは、一度、中断して忘れましょう。水分補給も忘れずに。
A.鼻でないと吸えないと思っている人は多いようですが、実際に歌になったとき、鼻だけで吸えるかといったら、そんなことではないわけです。声を出したら、その分、身体に空気が入るということです。 鼻から入るか口から入るかなどは、どうでもよいことです…
A.息をムダにもらしてしまうということはコントロールできないということです。息が出ていても、コントロールできず効率が悪くなっているので、喉に負担がかかり、疲れるのです。
A.レッスンは、常に進んで戻ればよいのです。
A.1.音の世界へのアプローチ 2.音とともに身体を覚えていくこと、深めていくこと。 この二つを念頭において、あまり悩まず続けるか、トレーナーについてください。
A.発声には、鼻で吸う方が、安全でよいのですが、鼻からばかり吸っていたら、鼻がつまったり、風邪のとき、どうしますか。歌えなくなります。
A.洋楽でも、そう教わるものです。ここにキャリア20年のプロの民謡歌手がいたのですが、先生から「鼻で吸って口から吸ってはいけない」と教わったのに、よく見たら「やはり先生も口で吸っていました」と言っていました。トレーニングで勧めることと実際…
A.普段の呼吸や普通に話すときは、鼻から吸います。汚れを取り込まないためと外気を温めるためなど体内、肺を守るためです。それが正しい呼吸です。 ブレスのトレーニングでは、過度にやることも多いので、どちらかというと、鼻から吸うほうがよいでしょう…
A.心肺機能を高めるために、息だけを吐くトレーニングや腹筋のトレーニングなどを勧めています。 息を「ハーハーハー」といくら吐いても疲れない人がいて、一方で3回くらい吐いたらクラクラとしていたら、同じトレーニングをやっていても、身につく速度や…
A.歌唱では、鼻でないと吸えないと注意されて、そう思っている人が多いだけで、実際に歌になったとき、鼻だけで吸うかといったら、そんなことでもないわけです。呼気が出たら、外気が入るということです。鼻から入るか口から入るかなどは、気にしないこと…
A.いえ、吐いていたら入るわけです。体内の呼気圧が低くなり、空気が吸い込まれる。息も口も両方、開いているからしぜんと入るのです。呼吸の順、つまり、吐いて出すのが先です。レントゲンのようにいきなり吸っては苦しいので、そういうときも吐いたら楽…
A.条件が整うまで、状態を整えて待つことです。条件は決まっていても、状態づくりはいろんなアプローチがあります。そのやり方でもよいし、別のアプローチもあるでしょう。できると思えば、少しハードにやってもかまわないでしょう。
A.吸うことは考えずに、吐いたらしぜんに入る動きになじんでいってください。その感覚で吸ったら吐く、ただ、吸うという意識をなくすことです。
A.呼吸に関しては、力む必要がないということ、吐くときにも、吸った身体のフォームをできるだけ、くずさずに吐きましょう。息抜きにならないようにします。 感覚としては、しっかり声を出すときと同じです。吐くときに、タメとフォームに注意をはらってみ…
A.トレーニングと実際の歌というのは違います。では、実際に歌っているときにお腹って出るのか、引っ込むのかというと、それは、出るときもあれば、引っ込むときもある、どちらでもないこともあるでしょう。人にも歌にも状況にもよるので、あまり気にしな…
A.その通りです。鏡を見て、動かないようにチェックしながら行うとよいでしょう。ひどいときは押さえることもありますが、あまり無理に意識しない方がよいでしょう。
A.普段から腹式呼吸で充分に呼吸しているという人は、あまりいません。なので、いざやろうとすると浅い呼吸になります。お腹も疲れるし、呼気も長く安定して保てません。 感覚をつかむまでにも時間がかかりますが、身体で覚えていくしかありません。 腹式…
A.肺活量ではなく、呼吸の力、コントロール力と発声の問題です。
A.息のことだけで考えれば、それも一つの目安です。でも、浅い息で少量に出していけば伸ばせるということです。それを深くすれば、時間も短くなるものです。 長く伸ばせるからよいという問題でもありません。何を基準にするのかの問題です。他人と比べる必…
A. そのトレーナーの表現ですので、本人に聞くことです。多分、発声のフォームは、変えずに維持して、呼吸で歌をコントロールするということでしょう。
A.本気でトレーニングをしていれば、15~20分が限度です。そうでなければ、ほとんど、やり方を間違えてしまうでしょう。雑になるということです。
A. どちらも可能ですから、目的によるでしょう。普通は、吐き切ったら、へこみます。しかし、前腹をへこませて、横腹を出したり、へこませないようにすることはできます。もちろん、意図的にするなら、お腹が膨らんだり動かないように維持することもできま…
A.多分、いっている意味は、同じで、使うことばが違うのです。 わかりやすい方でとことんやってみましょう。 わかるまでやるのが練習です。 結論としては、どちらか決めつけることではないということです。
A.「全集中の呼吸」というのが出てきますね。それは、 「体の隅々の細胞まで酸素が行き渡るよう、長い呼吸を意識し、体の自然治癒力を高め、精神の安定化と活性化をもたらす。」 「血の中にたくさんたくさん空気を取り込んで、血がびっくりした時、骨と筋肉…
A. 息を均等に出すのは、きちんと声をのばしたり繋げたりするときであって、むしろ特別な場合です。トレーニングでは、息を均等に出せるようにしておいて、実際の歌やせりふには、メリハリをつけて使うのです。
A. もちろんコントロールは必要です。均等に出す、長く均等に出すということだけではなく、強調するところにより強く使うとか間をとるとか、声、言葉と一体にして考えるべきことです。