発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

07.共鳴

Q.音色の勉強というのは、どのようにすればよいでしょう。

A. 音色というのは最もわかりにくく把握しにくいものです。そもそも色で例えているように、実態がつかみにくいものだからです。となると、実際に耳に聞こえるいろんな音を真似てみることです。どれがよいということよりも、できるだけいろんなものを真似る…

Q.喉を響かせるなとか、声を響かせるなと、注意を受けます。

A. それは共鳴としてのコントロールがうまくできてなくて、耳障りなのでしょう。よいヴィブラートでなく、揺れ声になっているのかもしれません。自然と声が伸びている状態が、共鳴として望ましいのです。

Q.鼻に響かせるのですか、胸に響かせるのですか。

A. どちらにも響くというか、全身に響くように感じるのが理想的です。効率とか練習というときには、副鼻腔に響かせるようなイメージが使われることがあります。軽いハミングです。低く太い声は胸に響きを感じますが、女性にはつかみにくいことがあります。

Q.猫などの真似をするとうまく共鳴がつかめるというのは、本当でしょうか。

A. 人によって違いますから、自分で試してみてください。どんなものもきっかけとしては、使えるものは使えばよいと思います。今までにやったことがないものほど、新しいヒントになる場合もあります。面白いものはリラックスができて、案外とうまく効果が現…

Q.声を鳴らしすぎて耳障りだといわれました。

A. 間違ったというか、変なヴィブラートがつきすぎているのではないでしょうか。また声量のコントロールがうまくできず、がなっているように聞こえているのかもしれません。小さな声で歌うことを、弱く共鳴させることを、ていねいに言葉を歌うことなどに気…

Q.自分の声が響かないので、響く声の人がうらやましいです。

A. 響くといっても、うまく響くのとあまりうまく響かない場合があります。響き方がひどい場合もあります。それは、その人が力でがんばってしまっているかどうかによっても違ってきます。力まないで、芯のある声で、効率よく共鳴していると、うまく響くもの…

Q.響きを高くと言われるのですが難しいです。

A. 目に見えない「響き」を高くするというアドバイスは、声楽の世界ではとても多く飛び交います。さまざまなメソッドや考え方にもメリットとデメリットがあり、どちらもしっかりと理解する必要があります。正しいと信じてトレーニングすることも大事ですが…

Q.声の共鳴ということが全くよくわかりません。

A. 共鳴というのは、ハミングをしてみればよいのです。あるいは出しやすい音を出しやすい高さで出してみて、天井のほうに向かって、首を上のほうに上げて、徐々におろしてきて、少し顎を引く、響くところが顔面でも変わるのがわかるでしょう。また、高い声…

Q.低い声を響かせるときにはどこに声を当てるのか、声を当てる位置を知りたい。

A. 低い声も、歌唱とせりふでは若干違ってきますが、一般論であれば、胸ということになります。男性はわかりやすく、手をあててみて響いているのが理解できるでしょう。 当てる位置というのは、練習のときのイメージとして使うことがありますが、実際に声が…

Q.倍音の多い声の方が、感動させられるのでしょうか。

A.倍音の多い声は、音色に置いて豊かというか、複雑なものを含みます。整数次倍音と倍音成分というのも違うので、一言で言えませんが、ノイズ成分が多いと、ハスキーであり、それがよく伝わるという場合も耳障りという場合もあります。

Q.クラシックっぽい発声をまねるのは勉強になりますか。☆

A. クラッシックをまねるときに、口の奥を広げているのを、こもっているようにしたり、上から下に押し下げて音を出すような形にすると、オペラっぽい発声となります。掘った声という人もいます。しかし、似て非なるものです。普通の人から見ると、そういっ…

Q.パワフルな声を出すためには、どうすればよいでしょう。☆

A. 一言でいうと、共鳴をより利用するということになります。イメージとしては、焦点により鋭く集める、そこから息で増幅させる、声の圧や声の芯というのを感じて、扱えるようにしていくことです。

Q.共鳴というのは、鼻腔共鳴ですか。☆

A. 鼻腔の共鳴が、よく知られていますが、むしろ咽頭の部分で太い声をしっかりと獲得することが必要だと思われます。そのための練習は、こもらせたり、押しつけたりする方に間違えてしまう人が多く、とても難しい部分があります。胸の中心に共鳴を感じると…

Q.共鳴が少ないといわれましたが、どのようにすればよいでしょうか。

A. これも簡単には、説明しにくいことです。原因も人によって、さまざまにあります。呼吸法、発声法全体が関わってきます。ハミングなどを課題として行ってみてください。それと息を確実に声にすること、それを息でコントロールすることをていねいに行って…

Q.声帯の振動が、共鳴腔に響いて声になるのでしょうか。

A.言葉の使い方の問題ですから、簡単にはそのように説明できると思います。厳密には、声門を通過する吐気流で発生した喉頭原音が、声道で共鳴して、声になります。

Q.響いて大きく聞こえる声がよい声なのでしょうか。

A.声というのは、結局は、聞く人の判断によるわけです。一般的に、響かなく、大きく聞こえない声よりはよいといえるでしょう。人によっては、あるいは場合によっては、そのような声が、よくないように思われることもあります。

Q.本当に副鼻腔に共鳴させるのでしょうか。

A. 感覚としての問題ですが、実際のところはよくわかっていないといえます。副鼻腔の手術をしても声が変わらないことが多いからです。ただその知覚が変わるのです。

Q.オペラに必要な声の周波数とはどのくらいのでしょうか。

A. およそ3000ヘルツ、2800から3400の音域の倍音と思われます。

Q.音域が広がると、倍音が出るようになるのでしょうか。

A. 倍音というのは、共鳴ですから、音域とは関係ありません。その音の基本周波数で決まるものです。

Q.倍音を含む声の方が、説得力が高いのでしょうか。

A. すべての声は倍音含んでいます。たくさんの倍音を含んでいても、聞こえない音もあるわけですから、気にする必要はないでしょう。話し声において、共鳴する方が必ずしもよいとは限らない場合があります。

Q.声楽の先生にマスクに響かせるようにと言われたのは、風邪のときのマスクのイメージでよいのでしょうか。

A. 共鳴としてのマスクは、口より上の方、ほお骨、あるいは目のまわりのイメージです。イタリアのヴェネチアなどのマスクを参考にしてください。口のところにはかからないのです。

Q.声が上ずるから高い声が出やすくてよいと褒められました。

A. 声の響きが、喉をつめずに、顔面にうまく乗っているということでしょうか。高い声が出るのと上ずるのは、別のことです。ピッチの乱れであれば、直していきましょう。

Q.音域が広いほど倍音が出るのでしょうか。

A. 歌では、音域というのは、声の高さ、レンジ、出せる範囲であり、倍音というのは、1つの声の高さの2倍、3倍、4倍と共鳴するフォルマント、音色です。倍音という使われ方が、いろんなイメージを意味されているので、混乱の元となっています。

Q.大きな声でしっかりとせりふを話したいです。

A.大きな声となると、強く固く力で出したようになります。このときの発声を無理すると、喉を閉めたり共鳴を悪くしたり、力で固めたような声になります。ですから、急がず少しずつ大きくしていくのが理想です。要は、癖のついた悪い発声を覚えないことです。

Q.声を後ろに響かせて出せと言われました。☆

A.きっと、前に出そうとして無駄な力が入っているのだと思います。共鳴させるために、喉の奥を広く開けて、声を楽に出させるためのアドバイスです。場合によっては、逆に、声を前に響かせるとか前に投げかけるみたいなアドバイスもあります。

Q.息は前に出るのに、なぜ声を後ろにとなるのでしょう。☆

A.充分な共鳴が得られていない、息が声になる効率がよくない、喉に力が入ったり響かないで鳴っているような状態の時に、そういうアドバイスがなされます。つまり、イメージとして逆の方向にしてバランスを保つのです。声を出すときに息を吸うようにとか言わ…

Q.声が鳴るのがよいのですか。☆☆

A.声が鳴るということが喉が鳴るということに捉えてよいのか、イメージの言葉なのでわかりにくいのですが、同じように、その判断はもっとも難しいものの一つです。喉についての判断は難しく、イメージでいうと、深いところで鳴るのはよいが、浅いところで鳴…

Q.共鳴を求めて、鳴らすようにする方法は、よいのでしょうか。☆

A.一通り行ってみるのは否定しませんが、癖や固定したものとなりがちなので注意しなくてはなりません。どこか一点に集める、共鳴点を定めて当てるというような練習方法です。 結果オーライなので、それでうまくいくのであれば、ステップとしてはよいでしょう…

Q.共鳴についてどういう勉強すればよいでしょうか。☆

A. 共鳴について勉強する必要があるのかどうかは別として、もし試してみたいのであれば、全身や顔パーツ別に分けてみて、そこに共鳴を集めるようなつもりで行ってみるとよいでしょう。あるいは遠くに飛ばすとかどこかの的に集中させるというようなイメージ…

Q.ハミングは声帯のストレッチといわれました。

A. うまく響きにくい時は疲れたときのクールダウンなどにハミングは使われます。ですから、ストレッチよりは、柔軟体操のようなものです。急に声を出したりせりふをいったり、歌を歌ったりするのは、声帯に負担が大きいときがありますので、それに備えるの…