2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
A. レッスンの最初に、「ア」でスケールを聞いて、それが声の判断材料になります。同じように、ことばは、「ア」でロングトーンを聞いています。 音高は、それぞれに合わせて、中・低・高音を決めています。毎回、同じ音高をロングトーンで聞いているので、…
A.日本語はどうしても単音節の連なりなので、歌うときも「うさぎおいしかの山」を「う・さ・ぎ・お・い・し」などというふうに歌ってしまう人がいらっしゃいます。これでは声帯の動きを阻害していることになり、スムーズなレがートを作ることはできず、フレ…
A.一人で発声を学ぶと必ず間違うと言われています。喉声になるのは、自分の耳で聞くと、その方が響いているように、また感情がこもっているように思うからです。発声というのは客観性をもちにくいのです。声の動きをつかみにくいから、耳のよいトレーナー…
A.いろいろとありますが、副次的なものと捉えましょう。息が足らなければ息が吐けるようにとか、胸にダンベルで筋肉をつけるのも、プロの体への一助になると思えばやりましょう。柔軟もとても大切ですね。私のみてきた例で、気をつけることを二つ、体に筋…
A.天才であれば、誰が見てもわかります。わかってもらえないなら、そう思わないことです。秀才であれば、時間をかけて最低条件をクリアして、資質を問うてください。もちろん、こういう分け方は、正しいものではありません。例えば、プロの野球選手になれ…
A.生活習慣として、畳に座っていたこともあります。また、あまり堂々と立つことも、私たちは、遠慮してしまうのではないでしょうか。背の高い女性などは、特にその傾向があります。皆、モデルのつもりで歩きましょう。([E:#x266F])
A.それは、アプローチとしてのことで、いくつかの目的があると思います。結果からいうと腹直筋、特にその表層の筋肉を固めるよりは、そこは柔らかくして体の中心軸、インナーマッスルに支えを求めることです。もちろん、最初からそんな使い分けはできない…
A.日本人の胸は、やや猫背のため落ちているので、少し持ち上げるように注意することが多いです。しかし兵隊のように張りすぎては、腰回り(側筋、背筋)が使いにくくなります。([E:#x266F])
A.声を痛めるのは、ろくなことがないので、早めに対処しましょう。年齢とともに声量声域、発声の問題が大きくなることが予想されます。 ヴォイトレでも声楽のような発声の方向に調整しておくとよいでしょう。さらに歌のスタイルを声のために、あなたの未来…
A.本人がものまねコピーを、それと気づかずに、まねた声で歌っているときには、なかなか改めにくいものです。それで周りに認められ通じていると尚更です。しかも、喉が痛い自覚、痛めた経験のないときは、なおさらです。私としては、より大きな可能性のた…
A.それは、医者が歌手や役者をトレーニングするようなものでしょう。音大の教養とか一般概論の授業としてはよいと思いますが、実践には結び付きにくいと思います。喉の筋肉の動きは複雑に関連しあっています。しかも、発声というのは体全体や、呼吸とも結…
A.音楽は、芸や芸能としてだけではありません。私は、音の世界すべて捉えています。今となればグローバル化とは、電波網化です。 メディアとして、伝える動きの拡散というものを、身振りから言語、手話や文字、ボディランゲージ、パフォーマンスという視覚…
A.古代ギリシャでは、音楽、数論、幾何学、天文学が4科、加えて文法学、修辞学、論理学で7科がリベラルアーツでした。天文学―宇宙―幾何学―地学、物理―数学―論理学、言語学と、私なりに並べてみましたが、どこからも音楽につなげられる気がします。空間と時…
A.初めにことばありき、光ありき、これを宇宙の始まり、ビックバンに戻すと、初めに、音ありきでしょうか。そこに原始の大気があったとの仮説もあるそうです。音響ありき、も嘘とはいえないでしょう。 重力波も伝わるのです。空間の歪みを揺らぎ、波として…
A.発声のトレーニングにおいて、あごに力が入り固まってしまうという過程は、多くの人に見られます。お腹や、インナーマッスルで声を支えるべきところを、顔の下部、喉周り、つまりあごでガシッと支えてしまっているのでしょう。これを続けているといろいろ…
A.真ん中のドレミぐらいは地声で出せていても、そこから上はなるべく裏声のような高い声をだすポジションに移行していくことをお勧めします。裏声を使うと、声がスカスカして、充実感や響きの少ない声になってしまうという人もいらっしゃいます。 裏声とい…
A.それぞれに正しい部分があるとは思うので、どれが自分に合っているのかが大切です。そこで考えてみましょう。本当の答えを求めたうえで音楽の先生や、ネットの情報を取り入れて練習を重ねていけるといいのですが、最終的にはマンツーマンレッスンなどで直…
A.発声法を学ぶことにおいて、いまだにいつも勉強していかなければならない、意識しないといけないのは、呼吸時の身体の使い方です。私が仕事をするようになっても常に付きまとうのは呼吸のコントロールです。 年齢を経てくると身体能力も目に見えて衰えはじ…
A.人前に立つ以前の問題として、ひたすら練習をやりましょう。あなたのこれまでの努力、ステージのひたむきさが出ていたら、気持ちが通じるでしょう。私は、ステージの芸とは、相手を根負けさせるくらいに徹底してやり通すことだと思います。そこから次に…
A.もともと届く声が何らかの妨害、主として緊張で、うまく出せなかったのでしょう。リラックスや慣れによって、できるところまでは、早いものです。褒めてもらったり、自信をもつだけでもうまくいくものです。そこまで、早く到達したとして、それですべてO…
A.私は、ヴォイトレにおいては、姿勢の形、発声の原理、すべてをまとめて新たに獲得される発声のための結びつきとみています。体で覚えることは、よく自転車に乗れるようになることで例えられます。一度覚えると、ずっと乗らなくても、弱いスピードでも倒…
A.とても複雑でもあるのですが、こちらの心に声として届くのかということでしょうか。大抵は、せりふ、ことば、発音、歌なら音感、リズムなどに判断がいくのですが、私はそれらを取り除いた声そのものでみることに努めています。感性と体験に基づいてみて…
A.よい音は楽器のものであれば、楽器として美しい共鳴になります。声も音楽的にそう見ることもできますが、私は、音楽以前の、その楽器の本質の聞こえる、伝わる音、声では、その体の本質の音としての声をみています。共に命があることは変わりません。([…
A.音声は、声の中でも意味をもつ声というように使っています。([E:#x266F])
A.ガムを噛む、掃除する、声を出す、外を歩く、など。([E:#x266F])
A.ため込まないことを考え、いつも、今すぐ動くことです。([E:#x266F])
A.眠気やだるさのチェックをしましょう。 1.ストレスをなるだけ受けとめない、受けてもためない 2.疲れたまま、悩んで深くしない、ため込まない。 3.体調を回復させる、デトックスする。 4.食事と運動に気をつける。 体調、気分、睡眠、排便にいつも注…
A.”歌う”というときに気をつけることとあまり変わりません。正しい姿勢、正しい発声、正しい発音、そして気持ち(感情)です。皆さんはこの気持ち(感情)が一番違うと思うのかもしれません。ですが、ポップスを歌うときもその曲の中に出てくる人物の気持ち…
A.これは誰しも感じたことがあるのではないでしょうか。録音を聞くと、思っていたよりも高く薄っぺらい、ともすると気持ち悪い声に聞こえるものです。一体なぜでしょうか。録音機が安物だからでしょうか。 人間の耳は、外耳と中耳の境界にある鼓膜で集めた…
A.まずは息をしっかり吐くということからスタートすることをお勧めします。息が吐けていないということは、声帯をきちんと振動させることができていないため、いい音を発するという基本が成り立ちません。そうなると、歌いながらも声を飲み込んで声が前に飛…