2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A.私の周りの声を使う仕事の人は、そのようにしています。ヴォイトレは、そうでない人をそういうことができるようにしています。私もそのような言動をとっています。声を身につけたくてくる人に、声の価値を再確認せずに声の修行も続かないからです。 しか…
A.声帯を緊張させる力、声帯の張り(固さ)や厚み(長さ)、声帯の接触している時間、呼気の圧力によります。(rf)([E:#x266F])
A.声の元は息ですから、息のない声はありません。しかし、息だけはあります。ささやくときは、声帯の共鳴を伴いません。発音は声がなくともできますが、息がないとできません。ヴォイトレにも息だけのメニュはたくさんあります。起声(軟起声など)のことで…
A.音によって明かされる世界の真実をとるか、一個人の感情をとるかは、スタンスによると思います。([E:#x266F])
A.トランペット、オーボエ、フルート、フィドルの順で高い音が出ます。その順で序列があったそうです。([E:#x266F])
A.クラシックの作品番号でopusの略です。ラテン語のpusは仕事、作品で、オペラの語源です。([E:#x266F])
A. 低声・高声による違いも考慮し、現状の声の特徴から、より近い声を目標にして、オペラらしい声にするために必要な最低限にポイントをしぼり、強化する。 呼吸に関しては、呼吸練習による自然な上達からの支えの達成を待つのではなく、積極的に呼気を使っ…
A.たとえ声が出せなくても役に立つトレーニングはたくさんあります。 まずは息吐きで、呼吸のための筋トレがいいでしょう。まずは筋肉を大きく動かしながらウォームアップします。おへその周りを手で押しながら息を吐きます。わざとたくさん凹ませてみてくだ…
A.一般的には、何であれ、やらないよりはやった方がよいということになります。準備体操として行うものでもかまいません。スポーツや運動のどれでも、その動きと自分の発声に関する動きとの関係で、よかれと思うものを選んでください。どれもがすべてに万…
A.状況にもよりますが、筋肉は使わないと衰えてしまいます。ハミングなど、無理な発声をせずに短い時間の集中練習をしましょう。休みを途中にたくさん入れて、いつもよりゆっくりやりましょう。そういうときこそ、レッスンにきて対処法を覚えるとよいでし…
A.いつも使っているメニュで調子をみるのがよいと思います。歌唱であれば、高音域や裏声ファルセット、声区の変わり目などの微妙なところでみると、わかりやすいでしょう。音色の変化でみることができたら一人前です。([E:#x266F])
A.私たちは何かやろうとすると緊張します。レッスン室で発声しようと構えているだけで意識と無関係に緊張します。立っているだけでも、倒れまいと重力に対抗して筋肉を働かせているのです。立ち姿勢は難しいから、横になってからやらせるトレーナーがいる…
A.バランスとパワーの両立です。多くのケースでは、バランスや技術ばかりに頼ってしまいがちです。基礎が弱っているのをカバーするためにテクニックに陥ってしまうのです。ここでのパワーとは、声の大きさ、強さのことではなく、声の器、スケールであり、…
A.大きなパフォーマンスに声がついていき、声も大きな表現になれば理想的です。パフォーマンスの大きさばかり追求して、声がついていかなくとも、通じているように勘違いをすることが少なくありませんので、ご注意を。([E:#x266F])
A.農作業も工場労働も労働歌を生みました。そこで教育、思想の伝達もありました。 「パンとサーカス」で、労働者を統治しようという思想は、ローマ時代からありました。BGMも、工場から使われました。([E:#x266F])
A.平安の貴族には、楽と遊びがありました。つまり、儀礼と慰みです。和歌、音楽、漢詩は教養でもあり、そのまま政治の力となりました。楽器の演奏、謡い、舞いは出世の道具でした。([E:#x266F])
A.古代インドの5種の学問(五明)の一つです。日本には6世紀頃伝わってきました。日本書紀に、奈良声明があり、584年に斎絵が執り行われました。([E:#x266F])
A.ジャンルに関係なく、メロディ(旋律)が簡単=歌いやすい、ということは決してありません。音が少なくて旋律やリズムがシンプル、という曲の方が、その人の癖がでやすく不安定になりやすいものです。ある程度の音やリズムがあって旋律が動いている方が声…
A.目的は何であれ、録音して客観的に聴きながら研究されているのは素晴らしい取り組みです。せっかく行動に移せているのですから、ぜひ効果のある方法を行って頂きたいと思います。 声量を増やすためにできることは、身体を使って声を出すこと、呼吸の練習…
A.骨格や口のサイズは千差万別なので、声を出すときの口の形や大きさは人それぞれです。テレビで見る歌手たちの中には、反対に口をよく開けて歌っている人も目にしていると思います。 例えば、最初は好きな歌手の真似から入るのも気づきや発見があって勉強…
A.高い音に反応して顎が上がる場合と、身体の支えがないために喉が頑張ってしまうことで結果として顎が上がる場合とがあります。後者の場合は、基礎的トレーニングを行って身体を使って声を出すことを実践していきましょう。 基礎的なことを踏まえた上で、前…
A.体力や筋力任せの声出しは、昔のこととなり、その弊害から技術としての発声が取り上げられるようになりました。声の楽器としての不備や使い方など、技術の不足分を力任せにカバーすることに限界があるのは確かですが、トレーニングとして考えると、気力…
A.うまい人は、一人でもどんどん、あるところまではうまくなり壁にあたります。そうでない人は、悪い方へくせをつけて抜け出せなくなってしまいます。共にトレーナーを必要とするということです。本などを読んで意識的に改善しようとしても、これまでの弱…
A.できなければトレーナーにみてもらうことです。フィジカルトレーニングのようにマシンなどを使ってできないから、なおさら難しいわけです。([E:#x266F])
A.それは舞台、ステージのための力でもありますが、声の出し方からスタートした方が、その必要性もわかってよいと思います。わからせてくれるようなレッスンであれば、ですが。([E:#x266F])
A.声は、それなりに誰もが使っているからこそ難しいのです。慣れている動作では、その人なりにフォームとして、神経支配、つまり、配線ができているわけです。それを改善するのには、組み換えが必要になるからです。([E:#x266F])
A.発声に関する動きの神経回路を修正するということです。いろんな工夫によって体得していきます。身につけるには、イメージの修正から、それを体が実感してできること、次に、確実にそれをくり返せるように覚えさせていくプロセスを踏みます。([E:#x266F…
A.あの抑揚のある歌唱法は、10世紀末のベネディクト派復興運動の後にできた近代音楽です。元のは9世紀半ば、音楽というより音楽的な朗唱のようだったそうです。 ([E:#x266F])
A.「声質の道、政道に通ず」(礼記) 「音曲の起こるは人の心によって生ずるなりけり」(同)など、たくさんあります。([E:#x266F])
A.音楽には両面あります。軍隊には軍楽隊がつきものです。ペリー来航時にも、たくさん軍楽隊員を引き連れてきました。トランペットと大太鼓は士気を高めるのに使われました。第二次大戦のホロコーストでの例もあります。([E:#x266F])