A. 呼吸、発声、共鳴、耳、この4つについて、管理していくことになります。呼吸は、空気の通り道です。喉については、食物を取り込む作用もしています。喉は、血管からリンパ管、神経などとても複雑に、いろんなものが通っています。頭と上半身が中心ですが…
A. 声が出る仕組みは大きく分けると3つです、身体の箇所でいうと、呼吸器官、発声器官、共鳴器官となります。それに判断する耳です。それぞれをうまく調整したり、補強したりすると考えてみるとよいでしょう。
A. 身体と同じです。3週間入院していると歩きにくくなるといいます。使わないと筋肉が萎縮するのです。声帯萎縮症になる人も少なくありません。少しずつ声を出していきましょう、それとともに呼吸も衰えていると思うので、呼吸のトレーニングも行うことです…
A. 一言で答えられるものではありませんが、しゃべらない日が続くよりは喋ったほうがいいです。ただ話し声と歌声は、使う音域が違うので、歌のための発声練習の方がよいでしょう。言葉や発音に問題のある場合は別ですが、歌の場合は、共鳴を中心に練習する…
A. 老けたということ自体がマイナスのイメージで使われているので、そのように捉えられます。しかし、顔も体も、年齢相応に変わっていくのですから、声だけが若々しければよいわけではないと思います。 人は、健康なものに引かれます。話というのが、コミュ…
A. 声を休めた方がよいのは、使いすぎた場合のトラブルです。歩くための足の筋肉と同じように考えてください。使わなくなれば、なおさら使えなくなります。できるだけ無理のない範囲で、使うようにしてください。出しやすいところで、長く伸ばしたり、ハミ…
A. かすれた声、しわがれた声、小さな声、弱い声、狭い音域の声、響かない声、明瞭でない発音、1フレーズが短くなる、声の高さが変わる、などです。男性は高く女性は低くなりがちです。
A. いろんな原因があります。声帯がピタリと合わせにくくなること、また柔軟に使えなくなることです。声が共鳴するところは粘膜からの分泌液で潤っていますが、これが乾燥すると、よくありません。
A. 身体能力として筋力があるのに越した事はありません。声帯も筋肉です。しかし、この場合の筋力は、呼吸を司る筋肉と思ってください。声のエネルギー源は息ですから、呼吸を司どる筋力が衰えると声も出にくくなるわけです。
A. 歳をとってくると、身体と同じように、喉の筋肉も声帯も、若い時のように柔軟に使いにくくなります。そのため、声が若々しくなくなり、老けた声になってきます。それは声がかすれたりしわがれたり、でにくくなることです。大体は、自分の身体能力と連動…
A. プロの歌手についてなら、次のようなことをトラブルとみます。 ハミングがうまくできない。長く伸ばしにくい。同じピッチでの持続ができない。強弱がうまくつけられない。フレーズが続かない。ハスキーな声や息が漏れた声になる。ビブラートがおかしい。…
A. わかりやすいのは、声が出ないこと、長く伸ばせないことです。もう少し細かく見ると、裏声、ファルセットが出しにくい。その切り替えがうまくいかない。音程が取りにくい。声が響かない。声が裏返る。大きな声が出ない。声がくぐもったり通らない。弱く…
A. 大きな声が出ない、小さな声が出ない、高い声が出ない、低い声が出ない、長くしゃべると声が枯れてくる、夜になったり週末になると声が出にくくなる、喋っていると声が低くなってくる、喉が痛くなる、声が上ずる、とても歌いにくいなどが、目安になりま…
A. 個人差もあるし、声を使う必要度によっても違うと思います。普通は2、 3日で、あまりしゃべらなければ治るものですが、何週間か続くようであれば、慢性化していることもあるので、医者に行くのがよいでしょう。
A. 声がかれる嗄声、声が出ない、声を出すと喉が痛い、喉の異物感、不快感などが、よくあることです。風邪による鼻炎や上気道の炎症なども、声に影響が出ます。誤嚥性肺炎、大動脈瘤、脳梗塞、逆流性食道炎、喉頭がんなどには、特に気をつけなければなりま…
A. 洗顔の時に下から上に洗ってみてください。顔の筋肉、ほっぺを垂らしたりしないようにしましょう。毎日汗をかくことをしましょう。スポーツをやったり大きな声を出すことをしましょう。こうして循環機能をあげる健康法を実践しましょう。
A. 人に評価され続けているというようなことだと思います。ですから、身だしなみや心持ちをそれなりに作っているでしょう。もちろん一人で創作する作家などは別でしょうが、人前に出るような仕事が大半ですから、そう思ってみてもよいでしょう。
A. もしいつも勝っているというのなら、勝負するレベルが低いということです。自分の能力を最大限発揮する場を求めていくなら、レベルが高いほど負けが込んでくるはずです。失敗続きになるはずです。そのことが自分を伸ばすのです。 高校野球の優秀な選手で…
A. 先祖代々、農民として生きてきて、コミュニケーションなどに気を使ったりせずに、無口なことを美徳とされてきたわけです。そんな簡単に変わりません。周りがしゃべってばかりいたら、しゃべるようになるし、周りが静かでしたら、静かになるわけです。簡…
A. 褒めるのが上手な人のそばにいて、褒められては、にっこりすればよいと思います。褒められるに値するようなことをして褒められる、ということですね。しぜんに笑顔になる機会を増やすのがよいのです。 努力としてはミラートレーニングをしたり、自分なり…
A. 頭のよさという意味にもよると思いますが、頭がよいからといって、声の仕事を選ばないように思います。私の知ってるベテランの声優は、与えられたことを一生懸命やるだけで、頭のよし悪しは関係ないといいます。頭がよければ、器用に立ち振る舞ってうま…
A. 仕事を待遇から考えるのは当然のことだとは思いますが、自分が好きで選ぶものに関しては、報酬だけで決められないと思います。よい仕事についたからといって、20年も30年も後はどうなるか分かりません。それよりは自分の好きなものを続けたいというのが…
A. 確かに、マスクの材質やマスクのやり方によって、またその人のマスクと接する顔の部分によって微妙にいろんな不都合が想定されます。何よりも呼吸がしにくいのですが、鼻を出して鼻呼吸をするのが望まれます。マスクの中では口の動きが見えないので、表…
A. 多くの場合は、仕事をしていて声を使えば、その仕事にふさわしいような発声や言葉になっていくものです。ですから、必ずしも特別なトレーニングが必要あるわけではありません。 声そのものによい手本があってそれを目指してまねていくというのは違います…
A. 声帯や喉なども筋肉でできていますし、それを共鳴させるような声道や表情筋も筋肉です。そういったものが動かなければ、歌も言葉もうまくしゃべれません。音声学を学ぶと、それぞれの発音がどのぐらい、舌や唇や歯を使うかがわかると思います。 当然のこ…
A. 行きたければ行けばよいと思います。イタリアとは限らないのですが、海外に行くと、その文化が入ります。オペラは西洋のものですから、本当に本場のように歌いたいのであれば、現地で生活する方が近道だと思います。特に、言語です。現地の言葉を使って…
A. 日本人というより、それを使わない人は表情に乏しくなります。硬いものを噛まないと顎が発達せず、矯正が必要になるように、使わないと劣化し、使うものは発達するのです。当然、発達した方がよいので、表情を大袈裟にして、外国人のように振る舞ってみ…
A. 何を持って高いというのかは、芸術品の場合は、個人の価値観です。もしその絵を見ることによって毎日気分が落ち着く、元気になるのであれば、全財産はたいても、意味があるのではないでしょうか。むしろ、安いからという理由で絵を買う人の気持ちの方が…
A. とても幸せな人ではないかと思います。多くの人は、どこかでやめてしまいます。世に出られないということもありますが、プロになれたからといって続けられるわけではありません。忙しくなったりお金が続かなくなってレッスンを中断する人、中断せざるを…
A. どんな場に置かれても、何かしら、光を放っているように思います。だからこそ、チャンスを掴み、ものにしていくのです。また、そういう人は、見つけたら使わずにいられないように、人をその気にさせるのです。出会いと運です。 それが自分に起きないので…