発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Q1760.猫背気味なのですが、普段からそういった姿勢を改善をすることでも、発声のときの気道の確保には役に立ってくるでしょうか。

A.普段の姿勢も、改善する必要はあります。ただし、固くならないことが大切です。(♭∀)

Q1761.レッスンの中で高い声が少し苦しくなってくる場面がありましたが、これはなぜでしょうか。またどうすればこれをクリアできるでしょうか。

A.喉仏がまだ高い位置にあるためです。すぐに高音を獲得することをあせらず、今はなるべく苦しくないところで練習しましょう。(♭∀)

Q1758.”シ”の発音ですが、正しい舌の位置と、どこから息が漏れるのがいいのかがわかりません。

A.正しい舌の位置は、イの母音の位置です。日本語のシの息が漏れる位置は、舌の前方と口蓋の前方です。歯と歯の間でもらしてしまうと、外国語の「Si」になってしまいます。(♭∀)

Q1759.息を肺から喉にひっかけず唇に流す練習で、肺や喉は通過点というのもやめて、息の流れを感じないようにして唇からはじめて息がスタートして生まれて吐くというやり方は間違いでしょうか?

A.間違いかどうかは直接、声を聞かないと判断できません。感覚は人それぞれ違うため、出た音が正しければよいということです。ただ、おそらく口先で浅くなるのではと思います。(♭∀)

Q1756.本を以前読んだ中で、「日常の会話の中でも元気よくハキハキとしゃべるように心がけるだけでも、発声はよくなる」という内容のことが書かれていたので、ある意味では日常的な会話等でも「使うほどよい」と考えていました。これは間違いでしょうか。

A.あっています。(♭∞)

Q1757.お腹を凹ませ息を吐ききった状態でスタッカートの発声をする時(息を今以上に出す練習)に喉に負担のかかる息の流し方(浅い流し方)をしないようにと注意を頂いたのですが、それはどこで判断したらよいのでしょうか?

A.自分で判断するのは難しいと思います。喉が痛くなったり、圧迫感を少しでも感じたら、違っていると思ってください。(♭∀)

Q1754.のどの調子が悪いのは「季節的なもの」もあるとおっしゃっていましたが、のどのコンディションは関東に住んでいる場合一年を通してどのように変わっていきますか?気温や湿度との関係など、一般論でよいので教えて下さい。

A.湿度差でしょうか。その差に体力的についていけないと、のどにくることがあります。冬は乾燥しやすいです。加湿器を部屋に置いたり、うがいをいつもより多めに行ったりしていきましょう。(♭∞)

Q1755.寝た姿勢で行う腹式呼吸の練習を家でやってみました。胸と腹にそれぞれ手を当ててやりましたが、息を吸う時に腹が出る分、胸が若干ですが沈む、あるいはへこむようなのですが、特に間違いはないでしょうか?また、この呼吸法のまま声を足していくということでしたが、小さな声や大きな声、高い声や低い声に関わらず、すべての場面でこれが基本となると考えてよいでしょうか?

A.胸が若干、沈むのは大丈夫です。いずれ応用するために、今は、基本の形を身につけていきましょう。(♭∞)

Q1752.ロングトーンが安定しない。息が一定に吐けていないのか、音がぶれる。震えて安定していない。どのような練習が有効ですか?

A.まずは、強く息を吐く練習 3~5秒、その強さのまま、10秒吐けるようにしていきます。こうして呼吸器官を鍛えていくうちに、声を出したときのロングトーンにも生きてきます。1.3~5秒×20セット2.10秒×20セット毎日コツコツ、トレーニングしていきまし…

Q1753.視線を前方より上にし、遠くへ息(声)を飛ばすことを試みています。上をみすぎるのはよくないでしょうか。上よりも前を意識した方がよいでしょうか。

A.目的は、喉をフリーにして、リラックスさせることです。口を開けても、喉が閉まらないポジションを見つけていきましょう。(♭∞)

Q1750.まだまだ体が硬いのか、少し油断すると息があまり入らなくなってしまいます。そうすると、目が堅くなってきて乾いてきて響きがなくなってしまいます。それは声の響きがなくなるということになってきます。そこで目の辺りに響きをつけるトレーニングはあるのでしょうか?

A.寝た状態で、目を閉じて、呼吸のトレーニングをやってみたらどうでしょう。なによりも、リラックスすることが大切ですね。(♭∞)

Q1751.声を出す際は、「できるだけ」声を遠くに届くように意識したほうがよいのでしょうか?

A.イメージは大事です。「声を遠く」というイメージで、のどに力が入らないように注意してください。また、息が流れ続けるというイメージもつけくわえてください。(♭∞)

Q1748.お腹を意識すると体が硬くなり息が入らなくなります。そして、喉が硬くなりあまり動かなくなります。

A.徐々に練習していきます。まずは、練習量を増やして、慣れていくことが必要です。お腹を意識するとは、リラックスすることと捉えてください。(♭∞)

Q1749.骨格の限界、喉の限界、細胞の活性化する。そういうトレーニングありますか?

A.質問の意味がよくわからないのですが、ストレッチや呼吸法を行うことで、体の細胞は活性化します。その状態を作ってから、トレーニングを始めてみたらどうでしょう。(♭∞)

Q1746.声を飛ばすときには、何かコツみたいのがあるのでしょうか?

A.遠くへ飛ばすのだから、遠くを見ることです。遠くへと続く息の流れを視覚的にはっきりイメージすることです。(♭∞)まさに、その言い回しが示しているように、飛ばそうとすることです。(♭Ξ)

Q1747.声を明るくするには、どうしたらよいでしょうか?(一時的な使い方で!)

A.自分の耳で、よく聞きましょう。録音して、声を聞き比べていきましょう。または、明るい表情、明るい気持ちになることです。(♭∞)顔の表情を明るくするのが、一番簡単です。(♭Ξ)

Q1744.学ぶのに環境は関係ありますか。

A.ただ一人で黙々と努力をすれば、一流の歌手になれる、と思うかもしれません。それはある意味では間違ってはいません。ただ、同じくらい重要なことに、環境や人からの影響というものがあります。オペラ歌手でいうと、劇場のステージでオーケストラの上後で…

Q1745.高音になってくると耳の付け根が詰まってきて口をあけようとすると、あごの筋肉の抵抗が感じられます。これはいったいどうしてでしょうか?

A.もっとリラックスしましょう。その練習量を増やしていくことです。(♭∞)高音を出しやすくする筋肉が、その辺りに繋がっているので、その影響が考えられます。(♭Ξ)

Q1742.曲を伝えていく上で一番大切にしなければならないことは何でしょうか?

A.一言ではいえないことですし、各人それぞれが、答えをみつけていくべきことだと思いますが、素に直に素直になることです。

Q1743.二人の先生に教わっているのですが、発声の自主トレする際は、二人の先生から教わったことを同時にミックスさせて練習してもよいのでしょうか?

A.かまいません。そこで矛盾があればまた質問ください。

Q1740.歌の音程を合わせようと練習をして、音を目の前にイメージしながら歌ったものを録音した時に、どうしても歌がストレートすぎる、あるいはつまらないと感じる発声で出す声のような感じになってしまうのですが、改善方法があれば教えてください。

A.音程をとるのと発声と歌唱は、全く違う次元の問題です。音程や発声を意識して、あるいは無意識下にそちらに重点がいくのではなく、歌うのではなく、表現から試みてください。そもそも、表現は、音程や発声の数倍の勉強を必要とします。時間をかけていって…

Q1741.私は今L'Arc-en-CielL'のコピーバンドをやっていて、それにあたり、ベースのtetsuさんに出来るだけ近い声でコーラスしたいんです。声には個人差、男女差があるのはわかっているのですが、どうしたら近い声が出せますか?

A.もともとの声にかなりの個人差があり、それを踏まえて、似させることになります。一般的に、もともと似ていないときは似させるにも、まずは声をしっかりと扱えないと難しいものとなります。

Q1738.オペラとミュージカルの違いは何でしょうか。

A.ミュージカルはマイクやステレオを使いますが、オペラはマイクを使わず、すべて生音だけです。また、オペラはセリフもすべて歌になっています。(モーツァルトの「魔笛」のセリフは、しゃべりになっていますが、「魔笛」は、オペラではなくジングシュピー…

Q1739.横隔膜(横腹や背中)にうまく息を入れられると、あきらかに自分で気づくくらいの変化は感じられるのでしょうか。また、横隔膜をうまく使えたら、どのような感覚が得られるのでしょうか。

A.横隔膜が使えた時は、自分でもわかると思います。息を吸った時に、お腹がふわっと広がって、お腹のまわりがぐるっと全体的に柔らかくふくらみます。ちゃんと広がった時の感覚は、お腹まわりの筋肉が浮き輪をしているような安定感があり、上半身が力が抜け…

Q1736.女性でも深い息で響く声を出せば、腰の辺りまで振動するのですか?

A.はい、深い息になると腰まで感覚があります。振動するというよりは腰の辺りを使って息を保ちます。(♯Θ)

Q1737.高い音を歌ったあと、低い音へ戻ろうとすると戻りにくいことがあるのですが、なぜですか?

A.それは、高い音を出すときに、喉が緊張するためだと思います。低い音は喉をゆるめて出すので、喉が緊張しているままだと低い音に下りたくてもスムーズにいかなくなります。高い音と低い音を自由に行き来できるように、うまく緊張を避ける方法で高い音を出…

Q1734.今日行った正しい姿勢は、歌以外の日常でも正しい姿勢でしょうか。

A.日常でも、正しい姿勢です。いつも、意識していると良いと思います。(♯Ω)

Q1735.「ン」の発声がよくわかりません。鼻にかけた感じで喉がペタッとつまる感じでもよいのでしょうか?喉の開くのを意識した方がよいのでしょうか?何かポイントがありましたら教えてください。

A.喉がつまった状態ではなく、開いた状態で「N」を発音するように舌先を上の歯の裏につけて発音してください。(♯Θ)

Q1732.丹田に力を入れようとすると腹筋が固まってしまうのですが、はじめは仕方ないのでしょうか?

A.仕方がないです。「力」と「力み」は違いますが、体で覚えるしかないです。(♭Σ)

Q1733.裏声を出す時、咽喉にきてるのは間違いですか?普段の発声と同じ出し方ですか?

A.実際に聞いてみないと判断しかねます。(♭Σ)