2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
A. 鼻腔から一酸化窒素が分泌されています。これが、鼻呼吸が大切ということを、さらに高めました。この作用により、血管が拡張し、体温が上昇し、リラックスもできるのです。鼻呼吸によって空気が鼻腔を通ることでのみ、肺や血管に、一酸化窒素が流れると…
A. かかとがまずしっかりとついていますか。つま先で床を蹴っていますか。身体の上下動や重心の左右移動が適切に行われていますか。腕を振っていますか。歩幅が広いですか。 足幅もそれなりに広い方がよいでしょう。つまずいたり、すぐに疲れるのは、よくあ…
A. 腹式呼吸の場合、横隔膜が下がり、お腹の内臓が圧迫され、下がります。そのときにお腹を下から支えるのが骨盤底筋群です。内臓を押し返すわけです。それで腹部の圧迫が高まり、この圧迫の力が骨格の代わりに体幹部を支え姿勢を維持します。ですから、腹…
A. 前重心になりやすいという癖を認識しているのはよいことですが、ただ単に後ろ重心にしたら解決するというわけではありません。実際、歌うときに支える部分は身体の後ろ側ではありますが、足裏がバランスよく地面につき、安定して立っているときに本来の…
A. 声を出すことや歌うことも身体を使うことなので共通する点はあります。体力や集中力、柔軟な身体をもち、勝負強く、あがらない、リラックスができる、リズム感がよい、基本の繰り返しの大切さを知っている、状況に応じた瞬間的な判断ができる、などです…
A. メトロノームを使うメリットは、自分のテンポが乱れた際に気づかせてもらえる、またはテンポが安定しない曲では、一定のテンポ内で演奏する練習を助けてくれるなど、さまざまあります。とはいえ、メトロノームを使うことが改善どころか妨げになっている…
A. 目的にもよると思います。リラックスをするときには、ポーズを長くした方がよいでしょう。なぜなら、緊張するとポーズが短くなるからです。
A. いわゆるバストリカ呼吸法ですが、これは、強制的に空気を出し入れします。早く行うことで、内臓、腸のところまで刺激を与え、温度を上げ、血液をきれいにし、血行がよくなるような効果があると言われています。副交感神経を優位にするのです。
A. 目的にもよります。心を安定させるようなときには、そのような方法で、呼吸をゆっくりすると、血中の二酸化炭素の濃度が上がり、脳内のセロトニン分泌が促されるので、心が安定します。歌ったり台詞をいうときとは、目的が違います。
A. ある説によりますと、身体の右半分の刺激は左脳に入ります。左脳はやる気を出し、行動を生み出すのに活動します。右脳は、不安や、恐怖、悲しみなど行動を抑えます。ということは右手を動かす方がよいということです。
A. うなだれているような姿勢では、感情にも影響が与えられ、元気がなくなって落ち込んでいきます。また、ストレートネックにもなるので、頭の重さが頸椎にかかり、肩こりや頭痛の原因にもなりますので、どんなときもまっすぐに、頭を支えるようにしましょ…
A. アメリカのハーバード・ビジネススクールのジェラルド・ザルトマンは、人間のコミュニケーションの8割以上は言葉では行われないこと、言葉で表現されるメッセージは相手に伝わる情報の7%に過ぎないことを論証しました。2003年。 つまり言葉で動かされる…
A. 意思の決定は、思考や論理というよりは感情的に行われることが多いです。特に多少の違いしかないときは、ちょっとした情報や感覚で左右されてしまいます。感情抜きの判断や思考などというものはないのです。
A. 確かに言葉で発言したり、回答したことは、本心だとは限りません。どうしても、相手に気を遣って、自分に好感を持ってもらえそうに言ってしまうからです。ですから、あまり否定的なことは出てこないし、むしろ相手が望むようなことに導かれてしまうこと…
A. 文明が進むにつれ、体温は低下しているようです。37度くらいまでの範囲では、体温の高い人ほど健康だと言われています。レタスを50度のお湯に入れてシャキシャキというのをテレビで見たこともあるでしょう。熱ショック、タンパク質が細胞にあるからです…
A. 心が内臓にあると言ったのは、解剖学者の三木成夫です。この内臓というのは、唇から、肛門まで、また、心臓、血管、尿管など全てを含みます。そうしたところの感覚が、心の動きとして現れます。また、五感からの刺激が、内臓に伝わって、心を動かすこと…
A. 直立歩行によって歩けるようになりましたが、走るだけでは動物にかないません。人は、長く走れるわけです。そのために毛をなくして汗をかいて熱を発散し、体温を上がらなくしました。歩いたり、走ったりする能力が、しかもそれが持続できることが、動物…
A. 結局は、適度な運動ということが、病気のリスクを低下させます。運動は、コルチゾールというストレスホルモンを抑え、インスリン抵抗性を低下させてくれます。ブドウ糖を脂肪に変換せず、筋肉内のグリコーゲンとして貯蔵してくれます。
A. もちろん、お腹がいっぱいになると眠くなり、頭はぼんやりとすることは誰もが体験していると思います。その逆の状態です。お腹がすいたままであると飢えて死んでしまうわけですから、そこには、生きるための危機感が働くわけです。つまり、五感が鋭くな…
A. お腹が鳴るということがあります。これはとてもわかりやすい例だと思います。私たちは、頭で考えて、1日3食、食べる時間を決めて食べています。その前にどのぐらい食べたかとか、運動をどのぐらいしたかと関係なく、大体、同じ時間に、同じ量を食べるわ…
A. 私たちが体験した出来事の記憶に、どのように感覚をしたかとしてあるわけです。ダマシオのソマティックマーカー仮説です。感情とともに、さまざまな身体反応が起きるわけです。勘は、そうした身体反応、無意識に起きた最良の対応が、意識に上ってきたも…
A. いろんな説明の仕方があると思いますが、単純に、おいしいものを食べているときに、おいしいと思うこと、あるいは、おいしいものを食べられるぞと思うこと、どちらも、心地よい気持ち、快楽をもたらします。それを求めるということは、快楽物質、という…
A. 脳がカロリーを消費するからです。それに対して、自然が豊富にあるような田舎では、あまりそのような考えが思い浮かばないし、実現もできないので、健全なのでしょう。
A.都市の生活というのは、人間の頭で考えた力が実現されているようなところがあります。お金を払えば、どんな食べ物でも食べられます。そのお金を得るため、頭を使うことになります。頭を満足させるような欲求は、必ずしも身体によいものではありませ
A.確かに、命を維持したり、子孫を残すための欲求として、身体にあるものです。ただし、それは、ある程度、満たされたら、必要以上のことを求めることはありません。かといって、それが暴走したり、働かなくなると、身体にも悪影響を与えてしまいます。バラ…
A.身体は頭のように、考えるわけではありません。先のことや過去のことなどを体系的に整理したり考察したりしているわけではありません。ただ、常に今、ここに、自分と共にある最も根本的な存在です。それを活かそうとしているのが、瞑想やマインドフルネス…
A.言葉で考えることにより、人間は、大きく進歩しました。コミュニケーションも取れるし、文化、芸術も発展させてきたわけです。これは動物にはできないことです。 しかし、当然のことながら、そのように言葉で考えていくと、あれやこれや、現実にないもので…
A.頭で考えて、やりたいことをやっていこうとする、それは脳の欲望を満足させようとすることになります。それが、限りのないものとなり、コントロールができなくなることもあります。身体によくないものをどんどんと食べて、太ったり身体が壊れたりすること…
A.そういう人は、頭がよく、頭で考えて、物事をうまく進めることができる人に多いでしょう。身体というのは、すぐに変わるものではありません。とにかく、身につけるために繰り返していくことが大切です。つまり、早く変えようとするのではなく、確実にしっ…
A.五感を鋭くするということは、当然、痛みに対しても、物事に対する勘などに関しても、鋭敏になりますから、生き生きするということは、小さな痛みも感知するということになります。でも、その段階で感知した方が、鈍くて感知できずに、ひどくなってから、…