2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧
A.たくさんの歌手や曲を聴く、ということに尽きると思います。また、自分の声を聴く耳を鍛えるという面では、練習以外の何者でもないと思います。たくさんの曲や歌を聴くと、どんな人がうまいのか、ということが、だんだんわかってくると思います。自分の…
A.歌に限っての話ですが、歌い続けるしかありません。そしてトレーナーに常に判断を仰ぐしかないと思います。今の自分の感覚(聴こえ方)で人にはどのように聴こえているのか、これは自分にはわからないことなので第三者の意見がとても重要になってきます…
A.色んな先輩方、先生方の話をよく聞いて言われたことを気にしながらその歌手のCDなどを聞いてみるとよいでしょう。例えば私自身は初めてパヴァロッティのCDを聴いたとき凄いけど何がすごいのかわかりませんでした。しかし先生方、先輩方にパヴァロッ…
A.数多く聴くことが、もっとも簡単な方法でしょう。もちろん、漫然とただ聞くよりも、細部に注意しながら聴くほうが、より多くのことを学べるので、ポイントをしぼって聴くことは、おすすめです。たとえば、フレーズの扱いかただけにしぼって何曲も聴いた…
A.とにかく、良い歌手を聴きまくることです。聴く上でのポイントは、楽譜を開いて聴くことです。特に、パッサッジョの位置をその歌手がどのように歌っているのかを聴くことはとても重要です。美声でも、パッサッジョが開いている歌手は山ほどいます。パッ…
A.オペラはベルカント唱法ですから、口の中を広く保ち頭蓋骨に響くよう発声します。そのため、言葉が明瞭に聞こえることよりも、発声の方を重視します。イタリア語は開いた感じ、明るいイメージ、ドイツ語は子音が多く、息を多く飛ばすイメージ、フランス…
A.母音をしっかりと発音することです。日本語よりも明確に母音を発音しないと言葉がはっきりしません。日本語に無い母音、子音は特に気をつけるべきでしょう。次にアクセントです。日本語には無い言葉のリズムをしっかり練習しましょう。歌の場合もまず読…
A.歌詞だけを取り出して見て1.発音を調べる―最近の電子辞書は発音を聞くことができます。一つずつ丁寧に調べてみましょう。2.何度も読んでみる―単語の発音が分かったら、自分の口に馴染むまで何度も読んでみましょう。慣れてきたら、お経のように同じ音で…
A.「歌うとき」は「話すとき」よりも口を開けるのは明白ですので、「話すとき」の発音の状態をそのまま「歌うとき」にも当てはめると、喉・口の開きが狭いために発声的な問題が生じてしまいます。何語にしても、発声を邪魔しない、発声を崩さない状態のな…
A.外国語となると単語や文法などに目が行きがちです。もちろん歌っている内容を知るためには必要なことですが、歌唱においてはそれよりも大きい観点で捉えることが大切です。一つ一つの単語にはアクセントが存在します。しかし、一つのフレーズのなかでそ…
A.発音の学び方は、まずはそれぞれの外国語の発音記号を理解すること。昔なら辞書ですが、今は電子辞書がいっぱい出ていますので、時間がある方は必ず辞書で一語ずつ発音記号を確認すること。もちろん、言葉の意味もです。地道な努力、これが一番重要です…
A.歌いたい言語を母国語とする人について学ぶことが、一番勉強になると思います。文法、会話、リスニング等の基礎知識も大事ですが、歌となると、日常話しているのと同じようには、歌うことができません。歌うように、しゃべる練習、例えば、リズム読みを…
A.まず外国語の歌を歌う場合には母音の深さと鳴りが必要になってきます。日本語の浅さは特殊と思ったほうがいいかもしれません。まずは歯を開けて大きな声でしっかりと喋ることが大事になってくるでしょう。そして辞書とどれだけ向き合うかも重要です。外…
A.まずはしっかりと口を開けて明るく発音することを徹底してトレーニングすることをお勧めいたします。日本語は歯を閉じた状態でもなんとなく喋れてしまう言語ですがその他の国の言葉はそうはいかないことが多いです。しっかりと開けて喋りましょう。日本…
A.これは、音楽のジャンルによっても、かなり変わってくるものかもしれません。その言語本来の発音や発声に忠実なほうがベターなジャンルもあれば、ややデフォルメしたような扱い方をするジャンルもあるでしょうし、クラシックのように、なるべく言語に左…
A.まずは、イタリア語の発音を学ぶことをお勧めします。イタリア語はAEIOU5つの母音からなり、鼻音や喉音がありません。ドイツ語やフランス語は、ウムラウトや鼻母音があるために、初期に間違って発音する癖をつけることは、発声にとって有害ともい…
A.レッスンで『喉に力を入れないように』と指導者から言われるかと思います。私も生徒さんによく言いますし、かつては自分も言われました。これは案外難しいもので、自分も苦労をしました。力を抜こうとすればするほど、意識が喉に集中してしまい、緊張して…
A.先ず、ハミングのような鼻腔に声を響かせる感覚を持てるようにすることです。 「n」「ng」「nya」「mya」など鼻に掛かりやすい発声で、これでもか!というくらい響かせてください。手を鼻に当てると振動が伝わります。※このとき、声帯を閉めないように気…
A.多くの人には、必要です。適度な筋トレはしておくと良いでしょう。いわゆる腹筋を鍛えたり背筋を鍛えたりすることが、歌に反映されるというわけではないのですが、歌う以前に全体の筋肉の量が少なく、姿勢や、歩き方に支障が出ているような方も多くいらっ…
A.普段の姿勢から猫背が定着し、首が前に出ている方、高音や自分の苦手なところになると首が出てくる方など、それぞれの身体の癖があります。殆どの場合、無意識にそうなっていることが多く、指摘されるまで気づかず、また指摘されても自覚できるまでに時間…
A.それは、辛いですね。しかし、最終地点を決めるのはトレーナーではなくあなた自身です。もちろん、自分の今後について悩む時期は多分にあると思いますが、その答えが自分の外側にあるとは思わないでください。 自分がどういう歌手になり、どういうジャン…
A.確かにレッスン中にあくびをするよう指導することはよくあります。軟口蓋が下がったまま歌っていたり、下あごに力を入れて声を出しているときに、それを回避する為にこのように言うことがあります。あくびをする事の利点として、軟口蓋が上がる、表情筋の…
A.イタリア語で「仮面」の意味です。昔の偉大な歌手が口をそろえていうことに「マスケラ」で歌うこと、と言うものがあります。マリア・カラスも、ジュリエッタ・シミオナートもみんなそうです。「マスケラ」とはイタリア語で「仮面」の意味です。先生が、マ…
A.言葉で説明するのが非常に難しいことなのですが、歌うときに声帯を感覚的に薄く使う人と厚めに使う人がいます。それは、声帯喉頭付近の筋肉の使い方でその厚みが変わります。 薄く使う傾向のある人は、持ってる声帯に比して、高い辺りの音を歌うことが得…
A.生理的限界と心理的限界という言葉を聞いたことがあるという方はそれほど多くはいないと思います。しかし、スポーツのトレーナーならこの言葉を知らないという方はまずいないと思います。それほどこの言葉は重要な意味を持つのです。 生理的限界というの…
A.まずは発声、発声ができたら曲、というのが理想とされていますし、間違ってないと思います。 アルゼンチンの伝統あるテアトロ・コロンでは見込みのありそうな人はある程度基礎を積んだらとりあえず舞台に立たせてみるそうです。そのあとより一層、詳細な…
A.イタリア語で点のことをPuntoといいますが、発声時にこの点を感じる場所はひとによってさまざまです。 額というひともいるし、口蓋の頂点と言うひともいますが、よくジラーレして(まわして)歌うときは、上唇の上、前歯の付近に感じるものだろうと思いま…
A.生徒さんの何人かで普段の話し声が良く響く素晴らしい声を持っているのに、歌を歌うとなると急に声を出すことに不自由になり、別人のような声で歌っている方が何人かいらっしゃいます。 話しているときの声そのままで歌うといいですよ、とアドバイスをし…
A.レッスンを続けて、進歩がないわけがありません。 始めたばかりの頃を思い出してみましょう。正しいフォーム、呼吸の仕方、舌の位置、顎が硬くなっていないか、口の中を広く使えているかどうかなど、これまでは知らないことではなかったですか? それをま…
A.息が漏れるということは、発声時に声帯がしっかり合わさっていないで、その隙間から息が漏れているということです。 そんな時は、必ずと言ってよいほど呼吸が胸式になっているはずです。横隔膜を使わない=支えが無い=胸式呼吸、ということになりますね…