2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧
A.僕の体験上では、ひたすら身体を響かせて歌いまくることです。 もちろん発声は極力注意をはらってチェックしますが、声のボリュームをマックスで意識して歌いまくることです。 声量のポイントは腹背筋の支えの強さです。声量を必要とするナンバーでかつ長…
A.人によって特徴が違うので何とも言えませんが、一般的には呼吸がスムーズに流れているかどうかで判断できますね。 しかし、呼吸の流れを妨げる理由はレッスンをしてみないと特定できません。 理由の代表的なものとしては、上半身や喉周り、舌根、顎の緊張…
A.合唱団の指導をしていていつも同じことを思うのですがそれは一人一人レッスンしているように上手くいかないと感じるのです。お一人お一人が違う個性を持ち違う楽器を持っている中でよいハーモニーを聞かせるためには団員それぞれが自分のもっている一番ナ…
A.特に女性が男性を教える場合は特に注意が必要です。女性が歌う場合多くが頭声を用います。しかし男性は実声で出していくのでまずここに大きな差があることを女性のトレーナーは知っておく必要があります。私が女性のレッスンをおこなう場合、基本的に地声…
A.初期段階としてはあまりよくないと思います。歌い手の世界にも天才肌の人とそうではない人がやはりいて天才タイプの人は何も苦労しなくても高音が出たり奥があいていたりします。しかしそうでないタイプの方はテクニックを磨いて身につけていかないといけ…
A.初心者にレッスンするにあたり、私がとても大事にしている問題のひとつです。日本人はその浅い言葉のせいで喉をつめたり声を作って出す傾向が多いと言われています。また声をレッスンする側にも問題がありドイツ式発声で声を作る指導者があまりにも多いこ…
A.これはフランス・ドイツの歌曲専門のヨーロッパ人の歌手たちからも聞きますが、私はこの言葉に常に驚きを隠せません。 なぜなら金属的な共鳴を保つことは高音を歌うのに絶対不可欠だからです。 その証拠に、彼らはたいていはその声種の最高音をもってませ…
A.金属的な音は、たとえばi母音を想像します、イタリア語の深いiとか、額に当てたiとかではなく、微笑みのような自然なi母音です。 このi母音の喉に、息を流すと、声帯の長く伸びたゴムが、細くなって、金属的な鳴りが歯や頭蓋骨全体を震わせると思います。…
A.金属的な声を、イタリアではVoce metalicoと呼ばれ、英語圏の歌手はStealing voiceといってました。 特定の歌手の声を指すことの多いこの用語ですが、私の考えでは、すべての歌手にとって絶対不可欠な要素です。 すくなくともオペラ歌手であればそうです…
A.日本人の共鳴腔は狭いから、軟口蓋をあげ、舌を下げ共鳴スペースを広げて母音を発音しないといけない、 あるいは、イタリア語のIは日本語のイよりも深いので、喉を下げ、口蓋を上げ、顎を下げ、イ、と発音すること、と指導されたことがある方も多いでしょ…
A.息の流れを止めてしまえばレガートができないのはもちろんのこと、発音をしっかりと処理できなくなります。息の流れを止めないで発声し続つづけるためには、音程をつけないで一つの音、単音を、のばし続ける練習はよいと思います。どうしても音程がついて…
A.横隔膜の動きに身を任せて声を出すと、ヴィブラートのつかない歌声がうまれます。このとき重心をさらに下方へ引き下げながら横隔膜をさらに上方へ持ち上げようとすると、軟口蓋はさらにひらき息の量も自然に増加します。このとき息のスピードを多少はやく…
A.まずは、正しい呼吸をすることが必要です。いわゆる腹式呼吸です。肩が上下したり、吸った時に音が出るような浅い息をしていてはいけません。肋骨が広がるように意識をして、楽な呼吸をします。 次に、ハミングをして、楽な喉の状態がどんな状態がを知り…
A.鼻や頭蓋骨に声が響いている感覚を養ってください(骨伝導)。 ハミングや「n」「m」の子音で確認できます。 腹式呼吸も必要になってくるのですが、人が泣いたときの声、怒ったときの声…つまり人間が喜怒哀楽など激したときには共鳴した声を使います。そ…
A.共鳴させるためには頭蓋骨の硬い部分(あごを除く)に声の響きを当てる必要があります。ハミングで「ン~」とやりながら頭蓋骨の中のいろいろな部分に声が当たるかどうか練習してみましょう。縦・横全てに声が当たるようになったら口を開けて「あ~」で…
A.共鳴する部分を意識しましょう。 ハミングするときに響く鼻の裏や、頭骸骨への共鳴を覚えておいてください。 直接響きが感じられるわけではありませんが、軟口蓋をあげる(欠伸をするときの上顎の感じのまま発声する)トレーニングをしてみましょう。 ま…
A.声の響きはある日突然変わります。発声はとにかく、同じことを繰り返し練習するもので、終わりはありません。まず鼻から上を意識し、自分の顔の中にドームをつくり、そこに響かせようとしてください。(♯γ)
A.子音Mを使って練習すると共鳴について比較的捉えやすいように思います。「Ma」や「Mi」を使い単純な音型で歌いますが、このときに子音Mでしっかり音程に入ってしまいます。鼻または顔で子音Mの響きを捉え、子音Mと同じ響きのでライン上で母音に入ります…
A.ハミング。口を開けた鼻腔に響かせるハミング。響きを求めるあまりに息が停滞しないように気をつける。(♯Λ)
A.共鳴についての練習方法で、最も有効に感じるのは『ハミング』の練習です。それも、とても小さな声でいいので柔らかく声帯を当てるような感覚で歌います。そのとき、決して息を多く流したり、力んだりしない事。大きな声もいりません。そして、小鼻の周…
A.身体の使い方がわからない方は、日常の生活の中から、身体をつかって声を出すことを見出してみるといいかもしれません。思い切り笑ったり、遠くの誰かを呼んでみたりしてみます。すると、どこかが開いて、当たっている感じがするかもしれません。共鳴さ…
A.私の場合はハミングとイの母音が共鳴のトレーニングの基本です。稽古前も本番前もこの2つをやらないときはないでしょう。私のハミングは歯を軽く噛み、唇を閉じて、軽く笑顔を作ってよく副鼻腔(マスケラ)に響かせることを意識してトレーニングします。…
A.もっともオーソドックスで、危険の少ない方法が、脱力でしょう。唯一の危険は、膨大な時間がかかってしまうかもしれないということです。注意点としては、声が体の中にこもっていないか注意することです。レッスンでは、トレーナーが指摘をしてくれるの…
A.A共鳴のための練習ということを考える必要はまったくないと私は考えています。共鳴を意識した声は、体の中にこもった声を招くデメリットがあります。豊かな共鳴を獲得する方法は、息を奥舌や軟口蓋でブロックしないことです。あとは、頭部共鳴のサポート…
A.喉の開放と腹式呼吸の二点が重要です。しかし、あまり声を出そう出そうとしてしまうと、たいていの場合力んでしまい逆効果なので音量を基準に考えて練習しないほうがいいでしょう。お腹からの呼吸をきちんと発声に結び付けられているか、喉に余計な力が…
A.急に声量が増すわけではない。声量がない細い声でも、空気の振動にのった声はホールの一番後ろのところまで飛びます。無理して意識せず、地道に言われた通りの発声をすることが大切。(♯γ)
A.歌うということは言うまでもなく身体が楽器なので、それぞれの体型と持っている声帯から「その人の器に見合った声量」というのがあると思います。声量をつけようとしてやってしまいがちである強く出した声、太く出した声、または大きく出した(つもり)…
A.声量はある程度までは訓練次第でついてきますが、身体や声帯の大きさによって残念ながら限界があります。それを踏まえた上で。まずは声を出すための身体を作ることだと思います。しかしそれはやみくもに筋トレをするということではありません。筋トレで…