発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

17.喉トレ/アンチエイジング/健康/ダイエット

Q.睡眠を改善したいのですが、どのようにすればよいでしょう。

A. 日中に太陽の光をできるだけ浴びてください。夜は、照明をできるだけ暗くしましょう。自然光を浴びることで、メラトニンの分泌が増加します。メラトニンは体内時間をコントロールして、眠りに誘うホルモンです。

Q.脳を働かせるために運動が必要だと聞きました。

A. どんな運動でもよいから、ある程度、負荷をかけると、脳によい影響があるといわれます。1回60分近く運動するとストレスが改善し、認知機能が向上します。週に2回でも4回でもさして変わらないそうです。 軽く息が上がるくらいから、へとへとになる位まで…

Q. 睡眠が取れないと、早死にしてしまうのでしょうか。☆

A. はっきりしたデータは出ていませんが、量より質を優先しましょう。眠ると脳は1時間以内に休息の状態になり、骨と筋肉の成長や免疫システムを強化します。さらにレム睡眠に切り替わると、大脳の活動で、その日の体験や記憶を情報処理します。そのため、脳…

Q.よい睡眠とはどのようなことでしょう。

A. 専門家がよくいっているのは、次のようなことです。 眠りに落ちるまでが30分以内で、夜中に起きるのは1回まで。 目が覚めた場合、20分以内に再び眠る、睡眠時間の85%以上が寝床である。

Q.慢性的な疲労がずっと取れません。

A. 慢性疲労症候群とは、腸内細菌の種類が少なく、ときに、腸管壁侵漏症候群(リッキーガット)で腸の粘膜をつなぐ結着細胞が壊れ、バリア機能が破れた状態です。食物繊維やヨーグルトをとってみるとよいでしょう。

Q.食物繊維を増やしたいのですが、どうすればよいのでしょう。

A. 野菜とフルーツ、特にごぼう、寒天、海藻、きのこ類、オクラ、りんごなどが、よいでしょう。和食の中には多く含まれています。欠ける場合はサプリメントで補ってください。代表的なのは、難消化性デキストリン、オオバコ(サイリウムハスク)、イヌリン、…

Q.内臓脂肪はどのように落とせばよいのでしょう。

A. 体脂肪を落とすには、食事や運動でカロリーを減らすしかありません。内臓脂肪が減らないと免疫システムが動き、脂肪細胞が分泌する炎症性物質が早期に消費を起こします。傷ついた血管や細胞が動脈硬化や脳梗塞の引き金になる危険があります。メタボリッ…

Q.トランス脂肪酸はなぜ体に悪いのでしょう。

A. 植物油に水素を加えて作られた人工の油がトランス脂肪酸です。安く保管が簡単なので、パンや揚げ物などに多く使われています。その害は実証されており、悪玉コレステロールの数値を上げます。肝臓の働きを乱すのです。

Q.かがんだときにどうも腰を悪くするような気がします。

A. かがむのにもコツがあります。反り腰で出っ尻で、かがむようにしないと危ないのですが、日本人はなかなかそのようにできません。アジアやアフリカの人たちのを参考にするとよいでしょう。股関節を軸にして骨盤を回転させるのです。腰を丸めてはなりませ…

Q.かがみかたが、わかりません。

A. 膝がつま先よりも前に出ないこと、これはスクワットのときの注意と同じです。腰が丸まっているのもよくありません。スタンスを広くすると、太ももの内側に負荷が分散するのでやりやすいでしょう。相撲の蹲踞が正しいしゃがみ方です。片足を後ろに引いて…

Q.身体の姿勢が右にずれているといわれました。

A. 両手をかかしのように左右に広げてみてください。そして、骨盤を左右に振ってみます。その最大幅値を記録してみてください。右と左が同じ振り幅であれば正しいのですが、大体の場合はどちらかに偏っていると思います。腰骨の位置を左右ともチェックした…

Q.猫背が腰痛の原因といわれました。

A. 猫背は、腰痛になりやすくなります。そういうときは、後ろに上体をそらしてみるとよいでしょう。多くの人は、背中を丸めて休みますが、これで腰をさらに悪くします。

Q.血流がよくなくなると、どうなるのですか。☆

A. 虚血性疼痛となります。慢性病のほとんどが、この原因です。筋肉の血流量が低下すると、乳酸が蓄積して、筋肉が酸欠状態になることで、炎症を起こす物質が出て痛みが生じるのです。

Q.腰痛を避けるために日ごろ気をつけたほうがよいことは、ありますか。

A. 腰をそらす運動を、20分に1回ほど行うとよいでしょう。お尻の割れ目を締めるように力を入れ、骨盤を固定して、猫背の姿勢を防止するのです。発声での基本姿勢でも、お尻の穴を締めると注意する人もいます。本当は結果としてそうなっている方がよいのです…

Q.喉を痛めたと思ったときには、声は出さない方がよいのでしょうか。

A. 喉を痛めた原因にもよりますが、大体の場合は2、3日休めたら回復するのですから、全く出さないというよりは、セーブした方がよいと思います。声帯の腫れなどが原因のときには、休めることによって収まります。充分な栄養と睡眠をとることです。

Q.声が衰えていかないようにするためにはどうすればよいでしょうか。

A. 加齢によって、全身が衰えていくのはあたりまえのようですが、防止する方法はあります。人によっては何歳になっても、若い人のように歩いたり、走ったりできる人もいます。つまり、使わなくなると衰えるのですから、日常的にできるだけ使うようにしまし…

Q.音楽で心を癒すというのは、どの時代から行われたのでしょう。☆

A. 紀元前11世紀ユダヤ王のサウルの鬱状態を、ダビデがハープ演奏で和らげたというのが旧約聖書にあります。日本では雨の岩戸に閉じこもった天照大神の怒りを、歌や舞によって鎮めたことが、古事記にあります。

Q.歳のせいなのか、なんとなく、咳き込んだり、誤嚥をしたり、舌や頬を噛んだり、老化してきているような気がしてなりません。

A.両方とも関係しているかもしれません。ともかく、話すということがおろそかになってしまうと、飲食に関する機能も落ちてしまうわけです。歳とともに、筋力が落ちて、たるんでくるのはお分かりだと思います。顔や口の中も同じです。一所懸命、使ってみてく…

Q.男性ホルモンを増やすためには、何を食べればよいのでしょう。

A.テストステロンの原料はコレステロール、油ですから、肉を食べた方がよいということになります。霜降り肉だと油が多いので、赤身、特に豚肉がよいでしょう。肉は必須アミノ酸を手っ取り早く補給できるのです。ですから、長生きする人は肉を食べるというの…

Q.男性ホルモンを増やすための、野菜はありますか。

A.ニンニクと玉ねぎがよいでしょう。アリシン、アリイン、アホエン、イソチオシアネートが含まれています。ブロッコリー、カブ、ニラ、らっきょうもよいでしょう。切ったり、すりおろさず、丸ごとがよいです。

Q.男性より、女性の方が寿命が長いのはなぜでしょう。☆

A.女性ホルモンの血管保護作用は、男性ホルモンより強いのです。50歳以降、心筋梗塞、脳卒中といった血管トラブルでの男性の死亡率が高くなってしまうのです。その他、メンタル的な影響も大きいと言われています。

Q.歳をとると、うまく歌えなくなるのは仕方がないのでしょうか。

A.歳をとることによって、人間はやはり衰えていくことです。ただし、それには個人差があって心身の状態によるところが大きいです。肉体年齢が若ければ、実際の年齢はあまり関係ありません。ですから、身体を鍛え、衰えさせないようにしておくことによって、…

Q.昔、歌っていた歌が歌えなくなってきたのは、歳のせいですか。

A.なんでも歳のせいにするのはよくありません。ただ、昔ほど歌ってなかったり、運動していなかったりすると、身体が衰えてくるのですから、当然のこととなります。老化すると身体が変わっていくのですから、その分、充分なケアをすることは必要不可欠になっ…

Q.歳をとると、声が低くなるといいますが、私は高くなっていくのです。

A.一般的に、女性の場合は低くなりますが、男性は必ずしもそうではありません。身体が小さくなる、骨が縮んでいくなどということから、声帯も影響を受け、高くなる人も少なくありません。1オクターブ近く差があった男女が、歳とともに同じ話声域となるのは、…

Q.喉のマッサージを受けていますが、いつもよくなったり悪くなったり、です。

A.喉のマッサージを受けなくてはいけない状態になっていること自体が根本的な問題なので、基本的な発声を、全身から考えて学ばなくては、その状態が続くと思われます。緊張したものを弛緩させるという問題ではないからです。

Q.輪状甲状筋の鍛え方を教えてください。

A.発声において、どれか1つの筋肉を鍛えるということは、本来は、できないことなのです。これは高音を出したいということだと思うので、高音を出す練習をしていくしかありません。ただ、教え方や習得するイメージとして、そうした言葉を使うのは、否定しませ…

Q.喉をリラックスさせて歌うためには、喉のマッサージをすればよいのでしょうか。☆

A. 生理的、科学的に見れば、そのように考えるのかもしれませんが、また、そのように指導したり、調整している人もいると思いますが、本来は、喉をリラックスした状態にするためには、その部分に対してではなく、身体全体から調整しなくてはなりません。ま…

Q.本を読むと目が疲れてしまいます。どうすればいいでしょう。

A.目を凝らそうとするより、目の中にキャッチするように考えてみてください。視野を広げようとするのがコツです。運転を思い出すとよいでしょう。近くに集中するととても疲れます。

Q.マッサージに、週に2回通っていますが、よくなりません。

A.もともと、よくない現象が起きてから、そういうとこに行くのですから、それが起きているところに戻ってきたら、また元に戻るのは当たり前です。特に、パソコンを使っているときや人に対するときに、起きやすいと思われます。できるだけ、そういう状態にな…

Q.スマホで疲れた場合、どうすればいいでしょう。

A.目が疲れて頭が重くなります。背中や腰に疲れを感じることもあるでしょう。多くは目からの疲れです。途中で、目を閉じて休めましょう。体を動かしながら、遠くを見たり、いろんなところを見るだけでも、かなり楽になるはずです。