17.喉トレ/アンチエイジング/健康/ダイエット
A. 声を休めた方がよいのは、使いすぎた場合のトラブルです。歩くための足の筋肉と同じように考えてください。使わなくなれば、なおさら使えなくなります。できるだけ無理のない範囲で、使うようにしてください。出しやすいところで、長く伸ばしたり、ハミ…
A. 老けたということ自体がマイナスのイメージで使われているので、そのように捉えられます。しかし、顔も体も、年齢相応に変わっていくのですから、声だけが若々しければよいわけではないと思います。 人は、健康なものに引かれます。話というのが、コミュ…
A. 身体能力として筋力があるのに越した事はありません。声帯も筋肉です。しかし、この場合の筋力は、呼吸を司る筋肉と思ってください。声のエネルギー源は息ですから、呼吸を司どる筋力が衰えると声も出にくくなるわけです。
A. いろんな原因があります。声帯がピタリと合わせにくくなること、また柔軟に使えなくなることです。声が共鳴するところは粘膜からの分泌液で潤っていますが、これが乾燥すると、よくありません。
A. かすれた声、しわがれた声、小さな声、弱い声、狭い音域の声、響かない声、明瞭でない発音、1フレーズが短くなる、声の高さが変わる、などです。男性は高く女性は低くなりがちです。
A. わかりやすいのは、声が出ないこと、長く伸ばせないことです。もう少し細かく見ると、裏声、ファルセットが出しにくい。その切り替えがうまくいかない。音程が取りにくい。声が響かない。声が裏返る。大きな声が出ない。声がくぐもったり通らない。弱く…
A. プロの歌手についてなら、次のようなことをトラブルとみます。 ハミングがうまくできない。長く伸ばしにくい。同じピッチでの持続ができない。強弱がうまくつけられない。フレーズが続かない。ハスキーな声や息が漏れた声になる。ビブラートがおかしい。…
A. 歳をとってくると、身体と同じように、喉の筋肉も声帯も、若い時のように柔軟に使いにくくなります。そのため、声が若々しくなくなり、老けた声になってきます。それは声がかすれたりしわがれたり、でにくくなることです。大体は、自分の身体能力と連動…
A. 声がかれる嗄声、声が出ない、声を出すと喉が痛い、喉の異物感、不快感などが、よくあることです。風邪による鼻炎や上気道の炎症なども、声に影響が出ます。誤嚥性肺炎、大動脈瘤、脳梗塞、逆流性食道炎、喉頭がんなどには、特に気をつけなければなりま…
A. 個人差もあるし、声を使う必要度によっても違うと思います。普通は2、 3日で、あまりしゃべらなければ治るものですが、何週間か続くようであれば、慢性化していることもあるので、医者に行くのがよいでしょう。
A. 大きな声が出ない、小さな声が出ない、高い声が出ない、低い声が出ない、長くしゃべると声が枯れてくる、夜になったり週末になると声が出にくくなる、喋っていると声が低くなってくる、喉が痛くなる、声が上ずる、とても歌いにくいなどが、目安になりま…
A. これは、呼気のときに、気道に圧力をかけて、気管支を広げたり、肺の空気をスムーズに吐き出すことができるようにするためです。呼吸のリハビリテーションにも使われています。そのためのトレーニング機器も売られています。パワーブリーズなど。
A. これは、風邪、気管支、肺の病気などによく使われる漢方薬です。 ただ、肝臓のよくない人が使うと、間質性肺炎を起こすこともあります。C型肝炎であることを知らない人も多いです。気をつけましょう。
A. お腹周りの内臓脂肪は、腹式呼吸にはよくありません。内臓脂肪は、腸間膜に主につきますので、多くなると、横隔膜が、下がりにくくなります。オペラ歌手のように、歌っている人の方が深い呼吸のようなイメージがありますが、トレーニングをしていない人…
A. サルコペニアは筋肉が減ることです。肥満の人のその状態を指します。 体脂肪率が32%以上、1平方メートルあたりの骨格筋量指数が5.67キログラム以下です。女性は、同32%、握力18キログラム未満、1秒で、1m歩けない人です。 脂肪が多く筋肉が減っていると…
A. うがいについては、口の奥まで、水がいくと誤嚥する危険があるので、飲んでしまう方がよいのですが、その時に誤嚥すると、起きたばかりの口内には菌が多いのでよくないのです。若く健康な人は気にしなくてもよいでしょう。
A. 鳥を飼っていなくても、羽毛ぶとんやダウンジャケットなどは、同じです。ブルームというタンパク質が原因です。いろんなところに鳥はいますし、ましてダウンジャケットを着ている人は少なくありません。鳥からは、クラミジアでのオーム病も注意です。
A. 防水スプレーや、ヘアスプレーなど、フッ素樹脂などが入っているスプレーの使用に気をつけてください。ペットとのスキンシップで、発症することも多いので、犬や猫にも気をつけましょう。これは、パスツレラ菌です。 土や川の水からは、レジオネラ菌です…
A. 誤飲というのは、小さな子が食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。誤嚥は、食道に入れるものが気管に入ってしまうことです。
A. 仰向けにすると、吐いたものが気道に入りやすくなり、誤嚥性肺炎を起こすことがあるからです。
A. 吐く人が少なくなったからだと思います。昭和の高度成長期には、公害で、空気も汚れていて、車の排気や汽車の煙などもひどかったのです。何よりも、タバコを吸う人が多かったせいと思われます。
A. 長い間、がん、心臓病、脳卒中の順でした。その後、肺炎が第3位となりましたが、今は5位で脳卒中が4位となりました。肺炎でも、看取りの場合は、3位の老衰となります。そのように、2つに分かれたから、順位が下がったとみてよいでしょう。つまり、肺炎の…
A. その通りです。胃腸炎や、腎盂腎炎なども感染症です。呼吸器は、命に直結するので死亡原因となるのです。
A. 加熱式タバコは、煙が見えなくにおいが少ないのは確かです。有害物質を大幅に軽減するといわれていますが、ニコチンは、ほぼ同じ量です。周りの人に対する受動喫煙の害もあります。
A. 肺に炎症が起きていると、白くモヤモヤしたように画像で見えます。炎症のところには、細菌などと戦う細胞や分泌物が集まるからです。つまり水分を含んでむくんだような状態になるので、X線が通りにくくなり、白い影のように映るわけです。肺炎がおさまっ…
A. 肺がすべて使われていると、ガスなどを吸い込んだときに大変なことになります。500mlほどは予備の部分があります。これが、リスクヘッジしてくれるわけです。ちなみに8月1日が肺の日です。糖尿病やがんでも免疫力が落ちていくと、誤嚥性肺炎になりやすく…
A. 日本呼吸器学会が提唱したもので、COPDなどの認知を上げるために、使われてきました。 肺年齢は、スパイロメトリーの検査で出ます。1秒で吐く息の量を測定するのです。肺年齢でお調べください。気管支がちゃんとしていないと、気道が狭くなるので、うま…
A. 鼻はとても大切な役割をしています。鼻毛の除去は最低限にすることです。鼻毛と粘液で、空気中から入ってくる異物を取り除いているわけです。花粉やダニの糞なども含め、細菌やウイルスの侵入を防いでいるといえます。吸気時に加湿もしています。
A. 主な原因は、肺炎球菌です。インフルエンザ菌や肺炎マイコプラズマなどもあります。もちろん、異物、カビ等もあります。
A. その名前の通り、炎症の場所が違います。気管支炎から肺炎に至る場合もあります。その中間に、細気管支があり、ここも炎症が起きやすいです。 マイコプラズマは、気管支に及ぶと咳がひどく出ます。レジオネラは、かなり深く肺を侵します。