発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

17.喉トレ/アンチエイジング/健康/ダイエット

Q.鉄分の不足によってどういう症状が現れますか。☆

A. 鉄欠乏症の症状としては、肌荒れ、口内炎などの皮膚、粘膜のトラブル。あざができたりします。筋力の低下、階段の上り下り、荷物の持ち運びで、きつく感じるようになります。 夜に疲れが出ます。寝付きが悪くなったり、夜中や朝方に目覚めて眠れなくなる…

Q.タウリンは何に効くのでしょうか。☆

A. タウリンは、筋肉や肝臓などに多く存在し、疲労回復のアミノ酸として知られています。脳にも豊富に存在します。細胞内外のカルシウム量を調整し、カルシウムとマグネシウムのバランスを保ちます。神経細胞の活動を正常にし、うつなどの気分障害を改善す…

Q.よく噛んで食べると、どんなよいことがあるのでしょうか。

A. 何よりも消化によいです。唾液にはデンプンの消化酵素が含まれているので、デンプンの多い食品をよく噛むと、ブドウ糖ができ、甘みが味わえます。ゆっくり何度も噛むことで、満腹中枢を刺激し、太りにくくなります。

Q.食べたものが気管に入らないのは、どうしてですか。

A. 口と喉は、気道の入り口を兼ねています。喉の奥は、鼻ともつながっています。空気が胃に入ってもお腹が張る程度ですが、食物が気道に入ると、細菌ウイルスも、肺に入り肺炎を起こしかねません。これを防ぐために嚥下反射という仕組みがあります。むせて…

Q.唾液を飲み込むときに一瞬、息が止まるのは、どうしてですか。☆

A. そのときには、肺につながる気管と、鼻と口への通路がふさがるからです。そして食道を取り巻く筋肉が緩んで食べたものが食道に落ちていくのです。

Q.細菌は肌や口の中にもいるのでしょうか。

A. 鼻や口の中には多くの細菌がいます。そこから胃まで続く気道には、あまり見当たりません。鼻毛、鼻の粘膜で引っかかり、気管の壁も粘膜に濡れているために、捕えられるのです。それで出せないときは、咳で体外に出されます。

Q.脳や筋肉は、歳とともに弱っていくのでしょうか。☆

A. その通りです。80歳になると、30歳の時と比べて、足の筋肉は40%くらいになります。脳の機能は75%ほど維持されているようです。肺や腎臓も、40%くらいになります。生きるのには充分ですが無理がきかなくなってくるのです。

Q.歳をとると、誤嚥性肺炎になりやすいのは、なぜでしょうか。

A. 飲み込む力が弱くなり、食べたものが気管に入るのが、誤嚥です。 誤嚥が起きると細菌、ウイルスなどの微生物が肺に流れ込みます。これが肺炎となります。気道粘膜や細かい毛の働きも弱くなってくるからです。

Q.抗酸化力の高い食材とはどんなものでしょうか。

A. ビタミンA、C、E、ポリフェノール、カロテノイドなどが含まれているものです。色が鮮やかなものや香りが強いもの、苦味があるものを選べばよいでしょう。 パプリカ、トマト、にんじん、ラディッシュ、エビ、カニ、玉ねぎ、ニラ、ニンニク、生姜、ハーブ…

Q.大豆を食べるのが好きではないのですが、どういうふうにすればよいのでしょう。

A. 大豆を加工したものでは、いかがでしょうか。味噌、油揚、豆乳、納豆、おから、きなこなどは身近にあります。粉豆腐でもいいでしょう。高野豆腐を粉末にしたものが粉豆腐です。干し豆腐、豆腐干スといった麺もあります。大豆ミートも増えてきたので、研…

Q.油や塩がよくないといわれるのは、どうしてでしょう。

A. 脂肪は、腸に吸収されるとき、リンパ液にのって血管に入ります。塩を取りすぎると、むくむのは、体内のリンパ液を増やすからです。リンパ液で脂肪を運ぶのが多くなると、血液に入る脂肪の量も増えます。それは動脈硬化の元になり、心筋梗塞などの原因に…

Q.タウリンがよいというのは本当ですか。そのためには何を食べればいいですか。☆

A. タウリンとは、魚介類に多く含まれるアミノ酸の1種です。牡蠣、サザエ、はまぐり、しじみなどの貝や、アジ、鯖やブリ、カツオの血合いの部分、カニ、イカ、タコ、エビなどに含まれています。栄養ドリンクにも含まれているものがあります。 交感神経の緊…

Q.大豆にはイソフラボンが入っていてよいと聞きましたが、本当でしょうか。

A. イソフラボンは血中で女性ホルモン様の働きをします。血管の内皮細胞の遺伝子に働きかけ、一酸化窒素をつくります。これで血管が拡張して血液がサラサラになるのです。つまり血栓ができにくくなります。心筋梗塞予防になります。ただ活性酸素で壊れるの…

Q.大豆はどうして身体によいのでしょう。

A. イソフラボンは、心筋梗塞や動脈硬化、高血圧、糖尿病の予防に有効です。乳がんや前立腺がんの予防など、がんの予防にもなります。骨密度を高くする効果もあり、骨粗しょう症も予防できます。マグネシウムが豊富です。

Q.沖縄の人は、島唄と食事で長生きなのでしょうか。

A. 沖縄が長寿だったのは1980年代までです。今では、男子は、日本では下位、女性もまんなかくらいで、長寿とはいえなくなりました。かつては、島野菜や海藻を多くとり、油の抜けた肉や魚、豆腐など伝統的な食文化がありました。ゴーヤチャンプルーなどは理…

Q.高い声を出すと、頭に血が上るような気がしますが、大丈夫でしょうか。

A. 医者の案件ですが、大丈夫でしょう。脳卒中は、人間にしか起きません。脳が進化して、細かな血管が複雑に密集しているからです。高血圧になると血管に血液が入りづらくなり、酸素や栄養が不足して、脳卒中が起きやすいのです。これは、コレステロールや…

Q.塩気のあるものを食べるのが好きなのですが、よくないのでしょうか。☆

A. 何事も取りすぎはよくありません。塩は、高血圧を引き起こし、脳卒中の死亡率も高めます。心臓病、胃がん、骨粗しょう症の原因にもなります。脂肪と一緒にとるとさらによくありません。動脈硬化や心筋梗塞の原因になります。それを抑えるには、カリウム…

Q.肉よりも魚介類が勧められるのは、なぜでしょうか。

A. 魚介類にはタウリンというアミノ酸の1種が多く含まれます。それは血圧を下げ、中性脂肪、コレステロールを減らします。ストレスを緩和し、脳卒中や心筋梗塞などのリスクも低くするのです。肥満を防ぎ、糖尿病の予防にもなります。DHAやEPAなどのオメガ3…

Q.カフェイン入りの飲料は、喉の痛いときに避けた方がよいのですか。

A. カフェインも利尿作用が働くため、身体の水分が失われやすくなります。 身体の水分量が減ると、喉が乾燥し免疫対応で炎症することもあります。 ウォーターサーバーでの温水もおすすめです。

Q.喉を使っていないのに痛くなるのは、病気ですか。

A. 喉が痛くなるのには、風邪などの感染症や乾燥や埃による炎症、副鼻腔炎などの鼻の炎症など、さまざまな原因があります。

Q.喉が痛いときに避けたほうがよい飲みものは、ありますか。

A. アルコール飲料、カフェイン入りのもの、炭酸飲料などは、避けましょう。 熱すぎるもの、冷たいものは避けたいものです。 辛いもの、アルコール度数の高いものなど、刺激の強いものは避けましょう。

Q. 炭酸飲料は、喉の痛いときに避けた方がよいのですか。

A. 炭酸飲料は、喉の粘膜を刺激します。冷えたものは刺激します。 喉の痛みのあるときは、炭酸を少し抜いた状態で、かつ常温のまま飲むよう心がけましょう。

Q.アルコール飲料は、喉の痛いときに避けた方がよいのですか。

A. アルコール飲料も喉の粘膜を刺激するため、症状を悪化させてしまう危険性があります。 また、アルコール飲料は、利尿作用で脱水状態になりやすく、喉が乾燥し痛みが強く出かねません。アルコール度数が高いほど危険です。日本酒も温度が高すぎるとよくあ…

Q.ホットレモネードは、なぜ喉によいのでしょうか。

A. レモンには、ビタミンCが豊富です。 ビタミンCには風邪など病気への抵抗力を高め、免疫機能を高くします。 はちみつには、喉の粘膜を保護したり殺菌したりする作用があり、乾燥や風邪での喉の痛みを和らげます。 殺菌効果のあるのは、高級なマヌカハニー…

Q.紅茶は、なぜ喉によいのでしょうか。

A. 紅茶には、テアフラビンが含まれています。抗菌作用があり、インフルエンザのウイルスに対しては高い不活化作用があるといわれています。そのため、風邪やインフルエンザなどは、紅茶を飲むことで症状や喉の痛みを緩和できます。 ミルクを入れると、たん…

Q.ココアは、なぜ喉によいのでしょうか。

A. ココアには、苦味成分テオフィリンが含まれています。気管支拡張作用があるため、喉がイガイガしたり、喉に痰がへばりついているといった咳喘息に効果的です。 喉に違和感があれば、飲むとよいでしょう。

Q. 喉が痛いときに、おすすめの飲みものは、ありますか。

A. お茶や紅茶、生姜湯、レモネード、ココアなどが、おすすめです。

Q.お茶は、なぜ喉によいのでしょうか。

A. 緑茶、抹茶、紅茶には、ポリフェノールの一種であるカテキンが含まれています。抗ウイルス作用が細胞内でのウイルスの増殖を抑えます。 ウイルス・細菌は、鼻や口から体内に侵入すると細胞に付着し、その中で増殖するといわれています。カテキンを摂取し…

Q.生姜湯は、なぜ喉によいのでしょうか。

A. 辛味成分に発汗作用を促進したり咳を抑えたりする効果があるそうです。 咳の症状、喉の痛みがやわらぎます。 身体を温める働きもあります。体温が1℃上昇すると免疫力が30%上がるそうです。 生の生姜や生の生姜をすりおろして作った生姜湯がおすすめです…

Q.エナジードリンクで疲れをとるのはよいのでしょうか。☆

A. エナジードリンクは、今、飲み過ぎによる健康障害が問題にされています。カフェインは、コーヒーの半分くらいですが、抗酸化成分が多く、酸化ストレスを抑制できるのです。 でも最新の研究では、脳を疲れていないと感じさせ、身体を休ませる信号をおくら…