2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧
A.声を出す時の口の形に注意してください。鏡を見てほしいのですが、まず普通に話してみてください、そして歌ってみてください。口の形が変わっていませんか?声がこもる原因として、下あごに必要以上に力が入っている可能性が考えられます。鏡で口の形が話…
A.声がこもりやすい人の特徴として、自分の身体(頭部や胸部・口の中など)に、声を響かせているということがよくあります。また、響かせているつもりはなくても、その声を無意識に聞いているため、周りの人にも同じように聞こえていると、かんちがいしてしま…
A.舌の長短は、発声とは無関係です。幼児のような口調でしゃべる人は、舌の長さでなく、舌の動きが鈍いのです。しゃべるときに、舌というのは、丸まったり、伸びたり、縮んだり、さまざまな動きをします。 もうひとつは、いつまでも子どもでいたいと思って…
A.多くの場合、あなたの思い描いてきた自分の声とのギャップに慣れていないために、変に思ってしまうのです。他の人は、あなたの声に慣れているので、おかしいと思って聞いていることはほとんどありません。他の人の声についても注意深く聞いている人はなか…
A.一番問題なのは実技試験です。現役で入れば18~19歳ですが18~19歳の勉強したての声で良し悪しをつけ点数をつけるというのは私は馬鹿げていると思っています。若い学生には大変でしょうがこの4年間は発声につぎ込んでもいいくらいです。歌えてもいないの…
A.キスは口輪筋と、口の中の空気の範囲内で、音は肺からの呼吸とは関係ないでしょう。吸着音ですから。(♭ф)
A.あなたの声は、空気中を伝わった声です。あなたが聞いている自分の声と、他人の聞くあなたの声は異なって聞こえるのです。実際の声より、内耳からの声は少し低く聞こえます。(♭ё)
A.「声楽家」といってもオペラをメインにしている人と歌曲や宗教曲をメインにしている人では全く発声がちがいますし、その専門の国でも違います。自分は音大にいて先生それぞれでメソードがありそれぞれの言い分があるのを見てきて何か絶対的な正解というの…
A.日本は、自然の音が多いため、母音中心の低周波数が使われ、欧米は子音の摩擦音(f、v、s、zなど)中心の高周波数が多いそうです。周波数は、音の波の集まりで、一音の波が1秒に1往復したのを1ヘルツ(Hz)といいます。そのとき、母音は、それぞれ…
A.そういう経験は誰しも覚えがあるものです。ご安心ください。人は自分の声を二つ同時に聞いています。それは外から自分の耳の鼓膜を通して聞いている声と、自分の体を通じて内耳から入る声です。(♭ё)
A.今現在、音楽大学というのは私が通っていた頃に比べてかなり学費が増えています。私が学生だった頃より2倍かそれ以上に増えています。仮に私が進学の時にこの額だったならばおそらく入学していませんし別の道に行くか、違う方法で勉強していたと思います…
A.受け取れる周波数には、言語によっても差があります。たとえば、英語には超音波まで含む発音が多く、英語を話す人たちはそういった音までを捉えています。英語のヒアリングができると、その発音もよくなるのはこういうわけです。日本では犬はワンワン、ア…
A.異なった高さの二つ以上の音が、同時に鳴りひびいたときの合成した音を和音と呼びます。(古くは「和音」と書いて「かおん」と読んだり、「和弦」という呼び方もありました。これは英名「コード」が、もとは弦を意味するギリシャ語に由来するためです)…
A.現代では、日本人も、生活様式や食べている物も欧米人と変わることはなくなり、骨格や背の高さも引けをとらなくなってきました。それなのに、音声表現力に関してはまだまだ劣っています。しかし、きちんとした発声法を身につければ、同じように声を出せる…
A.ヘレン・ケラーは、1880年6月アラバマ州で生まれました。高熱で視聴覚に障害が出たのは生まれて19ヶ月。「見えない、聞こえない、話せない」の三重苦に陥りました。それまではとてもIQの高い子でした。6歳のとき1887年3月、アン・サリバン先生が来て、…
A.同じようなメロディなのに、伴奏が変わるところをみつけましょう。・コードが分散和音になったところ・間奏やメロディの切れるところ、イントロやエンディングもヒントになりますだいたい、その人特有のくせがあるものです。・ベース、カウンター・ライ…
A.欧米人は、発声のポイントが日本人より深いため、そのまま舞台のせりふや歌に入っていけるのです。彼らが使う言語は子音中心で、かつ強弱のリズムがあり、強い息を用いるので、自然にメリハリがつくのです。その結果、単調に話しがちな日本人よりも、様に…
A.自分の声を聞くときに骨導音というのは、骨を伝わる音です。たとえば、せんべいをかじるバリバリという音は、本人にのみ、大きく聞こえます。これは、空気中を伝わるのではなく、マンションなどで問題となることの多い固音、構造物音です。(コンクリート…
A.日本では、ヴォーカリストの個性や味を無視したプロデュースやアレンジ中心の志向が強い気がします。サウンドとしては聴きやすくまとまっていても、ヴォーカリストのよさ、アクの強さや呼吸、地声のよさなどが充分に引き出されていないのが多いと思うの…
A.日本人の話し方は、声量も小さく貧弱、話のリズムも平面的で、パワー不足は否めません。一方、外国人は身体についた深い声で話し、明るくはっきりとしていて、リズム感があります。歌を歌っているときに比べると、この差はいっそうとはっきりするでしょう…
A.声は、高い方が聞こえるものですが、場合によっては聞きとりにくくもなります。老人性難聴では、高周波(=高い音)、特に子音が聞きにくくなります。耳の遠いお年寄りには、大きな声でなく低い声を使うのがうまく伝わるコツです。年齢を経ると、耳では入…
A.フィル・インとは、リズムやコード音などのちょっとした変化、味つけ、おかずのことです。あまり同じ伴奏をくり返すと、飽きがきたり単調になるので、ちょっとオカズ(チャチャ)を入れるのです。歌をひきたてるためにアレンジするものです。作品を聴く…
A.音声力の弱者であることを自覚して、しっかりとトレーニングをすればよいのです。そうすれば、少なくとも日本の中で、周りから、音声力において一目置かれるようになることは、さほど難しいことではありません。他のことに比べ、これほど安く、大きな効果…
A.とても大まかな目安ですが、40デシベルで眠れない80デシベルで食欲わかない130デシベルで耳が痛い140デシベルで鼓膜が破れる(♭ф)
A.伴奏は、曲の効果を最大限、高めるために工夫されています。それを聴いたり分析したりするのは音楽についての感性、表現力を学ぶにはとてもよいことです。メロディを支えるためについているのですから、その感じから最大限、学んだことを歌に活かしてく…
A.日本社会には強く声をぶつけ合い、お互いの意見を主張し合う気風はありません。そのため、声に対するメリハリなどが必要とされませんでした。長唄や武道などをたしなむ人も少なくなり、腹から声を出すこともできなくなってきました。というよりは、その必…
A.耳の表面(耳介・じかい)の凹凸は、微妙な音の聞き分けをしています。イヤホンで電車、とくに地下鉄でまわりに聞こえるような音量では、耳を壊します。聞く力は回復しないのです。ヘッドホンでは難聴にならないように気をつけましょう。(♭ф)
A.日本の感覚の音は、古来のうぐいす張りの廊下、能舞台の効果音、ししおどし、水琴窟などにヒントがありそうです。(♭θ)
A.そうすることで、かわいい女性に思われるという、声へのイメージがあるからでしょう。また、それが、よい声のイメージとして認知されていて、大人としてのしっかりとした声の方があまりよくないイメージになっていることが要因です。(♭ё)
A.モスキート音は、17KHz(17000Hz)あたりですから、二十歳くらいの人にはうるさいほど聞こえても、年配の人には聞こえません。モスキート音を出して教室で教授をからかう学生もいたそうです。若者がたむろしないように、この音を集会場や公園に流した役場も…