2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
A.五十音、いいえ100余り。しかし、それしか音がないのではなく、実際はもっともたくさん使っています。 「ん」でも発音記号でみると、5通りくらいの使い分けをしているのです。これは主に前後の音によって変化します。たとえば、ホーンとボンの「ン」は違…
A.ことばは音声を中心に扱われてきました。欧米では、聖書で、ことばは人間が動物と区別するためのものとなっています。ことばがない赤ん坊は、動物と同じ、だからこそ、音声教育は重要視されたのです。(♭ф)
A.海外では、声は発音から、スピーチ、ディベート、ディスカッションなど、音声コミュニケーションの技術として身につけるものでした。詩も朗読中心で、声の使い方、間のあけ方など学びます。かつては日本も寺子屋などで素読をし、武道や日々の遊びの中で…
A.「○○ページの3番目まできました。ここまでは、おわかりいただけましたか」というように聞けば、「これまでの話はわかりましたか」と聞くよりも親切です。どこをどう進んでいるかがわかるから、質問も出やすいです。 話というのは、方向や展開を捉えづら…
A.あまり分厚いものを配ると、相手はそれを読むことに熱中してしまったり、それで満足したりして聞かなくなることもあります。ですから、項目を立てて順番を示すだけにし、内容は自分でメモさせる形にします。話を聞かなくても済むようでは話す意味もない…
A.話は、原稿を作って、それを読み上げて終わりというものではありません。その場においても、聞き手の理解度や、興味やノリを感じながら、絶えずいろいろと変化させていかなくてはなりません。(Э)
A.それは、人の心を変える声、人を動かす声だと思います。具体的には、落ち着いた自信にあふれた声です。もちろん、それが嫌味になっては逆効果です。よく、美しい声でうまい話ができなければと思っている人がいますが、現実には、声の美しさなど、たいし…
A.違うタイプの声に学びましょう。 業種や職種の違う声を聞いて学ぶトレーニングをしましょう。 1.経営者 2.リーダー 3.水商売 4.魚市場 5.寿司屋 6.レストラン ビジネスで成功した経営者や専門家の話し声をよく聞いて、見習ってください。銀座の売…
A.人間関係をよくする声は、しっかりと相手を受けとめる声です。 日本においては、あまり声の力に頼りすぎないことも大切です。(♭б)
A.高音という敬語を使っているのだと思っています。相手にへりくだってモノをいう、ことを表立ってあらたげない、日本の文化の生みだしたひとつの慣習でしょう。とはいえ、どこでも偉い人は、低くいばった声、その人につかえる人はそれよりもやはり高い声…
A.無理に高い声を出したり、声を無理につくったりすると、支障が出ることが多いものです。子供の声を出すと、頭が血にのぼったり、肩が凝るのでやめたという声優さんもいます。アニメ声や子供ミュージカルの役者さんは、声を壊すことが多いそうです。聞く…
A.言語というと、日本人は文字に書くものと思っている人も多いようです。しかし、世界の言語では、文字をもつものの方が少ないのです。日本でも方言には文字にできない音が少なくありません。たとえば、方言は、文字にしなかったでしょう。もちろんできる…
A.あがってしまうとのことですが、これは誰しもが経験することと思います。まずできることは、場数を増やして、緊張する舞台に慣れるしかありません。良く、練習は本番のように、本番は練習のようにと申しますが、ひたすら練習を増やす、練習の質も向上させ…
A.実際には、腹式呼吸に弊害があるのではなく、腹式呼吸に偏り過ぎて、胸が閉じてしまうことに、問題があるのです。腹式呼吸は、とてもたくさんの空気を吸うことができるので、かなり上達すると、腹式呼吸だけで、歌うことはもちろん、日常生活の中でも、ほ…
A.ハイチェストというのは、胸を高く持ち上げる、あるいは高い位置でキープするということですが、黄金のトランペットと言われ一世を風靡したオペラ歌手・マリオ・デル・モナコの時代のオペラ歌手には、よく見られた姿です。 見た目には、とても大きな声が…
A.「この商品は、性能が○倍、価格が○分の一です」と言われたら、聞き手はどうしてなのかと思うでしょう。そこで、それを納得させるために「仕入れルートが特殊で、新古品だからです」と話せば安心します。そうでなくては、話が何か間違っているような印象…
A.「この商品は、性能が○倍、価格が○分の一です」と言われたら、聞き手はどうしてなのかと思うでしょう。そこで、それを納得させるために「仕入れルートが特殊で、新古品だからです」と話せば安心します。そうでなくては、話が何か間違っているような印象…
A.話を伝える補強手段として効果的です。口から出るや否や消えていく話に対し、文字で固定すると、話の筋や位置づけがたどりやすくなります。さらに手元に残り、持って帰れるので、おみやげにもなります。すると、聞き手の方がうまく話を捉えられなくとも…
A.文字で表わすということは、聞き手に内容を明示し、理解を促すための有効な手段です。コミュニケーション上も共通の理解をとりながら進めることができるので、一方的に話をするよりもわかりやすいです。(Э)
A. 客が続けてくるか、二度と来なくなるかが、声で決まることがあるのです。 その人が年に何回も来たら、客数はその回数倍に増えます。二度と来ない人が増えると店はやがて潰れます。マイナスとプラスとの絶対的な差が、そこに生まれます。声の魔力とは、こ…
A.「毎度ありがとうございました」 「また、お越しくださいませ」 「是非、今後ともよろしくお願いします」(♭б)
A.仕事がうまくいく声とは、どんな声でしょう。これは仕事の業種、職種、そして相手にも要件にもよって違ってきます。たとえば、高級品を売る仕事とディスカウント品を売る声とは、まったく違います。 商談をゆっくりと進めるとき、早く切り上げるときも、…
A.大昔、集落のできる以前、人は仲間や家畜を呼び寄せるのに、少しでもよく通る低い声を求めました。また、動物を遠ざけるために、低く強い声が必要だったのです。そのために男性の声は、太く低く発達したのでしょう。 たとえば、ライオンのようなネコ科で…
A.四季の自然の変化の厳しい日本で、雨風など、自然の音を生活文化に取り込んできました。尺八、横笛、胡弓、三味線のサワリなどが受け入れられやすいようです。これらは、浪曲、浪花節や、演歌歌手の森進一さんや八代亜紀さんの声質の好まれる理由かもし…
A.日本には、厳しい自然条件もなければ、人間同士の争い、動物に対する威嚇のような低音を発達させる条件も少なかったせいか、日本人は低音をあまり好まないらしいのです。 仏教の声明や謡曲など、厳かな雰囲気を出す必要がある場合をのぞいては、日本人は…
A.ボーカルをやっている方、歌を一人で歌っている方、ここに来られる方によくみられる現象として、自分の歌はとてもよく歌えているのに、伴奏とのやり取りに慣れていないということがあります。 皆さん、声のことにとても熱心に取り組まれていますが、最終…
A.高音で声がひっくる返る方、低音からすでにひっくり返る方がたまにいらっしゃいます。どちらも声帯をしっかり引っ張る筋肉を使えていないと、簡単に声は不安定になってしまいます。安定的な息を吐けていること、さらにそれを支えるお腹の支えも必要になっ…
A.ハミングやリップロールは、声の出所が狭く、息も細く圧力がかかっているため、方向性が付きやすく、楽に前に声が進んで行くように歌えるのかもしれません。また、リップロールは、息をある程度しっかり出さないと唇がブルブル振動しないので、息の流れを…
A.あまりによい話だけが続くと、まゆにつばもつけたくなります。だから、話す時は、いくつかの悪いところもあえて伝えます。それは、悪いところを伝えてマイナスにするためではなく、よいところを強調するためです。「さらに押すために退く」ということを…
A.多くの場合、自分の頭を整理し、不安なく行動に移るために聞くものです。そのこと(事実)だけでなく、話し手がどう感じたのか、そこで自分はどうすればよいのかを知りたくて、多くの人は関心をもって最後まで聞きます。(Э)