発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Q2366.呼吸法とは何でしょうか。

A.もっと呼吸を大きく動かして、空気と一緒に声を吸うことです。呼吸の流し方を、移動のスピードを上げて量をたくさん流し、そこに声をのせるようにしましょう。上あごを押すストレッチで、空気を止めておいた状態から、呼吸を大きく動かし、高い位置をイ…

Q2367.今までで一番高いポジションから声を出せたと思います。もっと思い切り出したいのですが。

A.呼吸は動きが大きければ大きいほど音量を大きくできます。しかし、小さい音でも大きく動かすよう呼吸を深く扱えるようにしましょう。吸い終わったら声のポジションを高く頭蓋骨全体を包むようにして空気を流します。(♭∀)

Q2364.根本的な発声の違いとして、正しい発声はどうあるのですか。

A.大きい声も小さい声も使い分けられる発声で、柔らかく小さい声でも遠くまで届く声の出し方です。(♭∀)

Q2365.瞬間的に強く大きな声を出す発声とは何でしょうか。

A.演劇などに使われます。声を魅力的に変えるのは両方可能ですが、発声法にはこれが正解というものはないので、両方できるのがベストです。(♭∀)

Q2362.イタリア語の歌をはじめてやる時に、歌詞を覚える為にはやはりカタカナをふって覚えるのが一般的なのでしょうか?特に注意した方が良い発音はありますか。

A.最初はふってもかまいません。だんだん慣れてきたらふらなくてもよくなるようにできるとよいと思います。RとLの区別をはっきりすることと、Rが英語のRに近い発音になるので細かくやっていきましょう。(♭∀)

Q2363.空気はたくさん吸えばよいのでしょうか。

A.量ではなく、胸の方に空気が入ると過緊張になってしまうので、それはよくないです。肺の中の空気を出してから、腰の横のところに空気が入るように吸いましょう。お腹の前の方も出るが、自発的に出そうとするのではなく、肺の中の空気をなくしておくこと…

Q2360.声の発声源はどこからと考えればよいでしょうか。

A.へそ下からと思ったほうがいいです。しかし下に押し付けることではなく、上から下まで大きく呼吸が動く意識が必要です。(♭∀)

Q2361.声帯を閉じるのに、効果的な方法があれば教えて下さい。

A.息をもらさないことです。肋骨の動きを利用して発音する練習は効果があります。(♭∀)

Q2358.声区は低い方からチェストミドルヘッドの3つがあるという理解で練習をしていますが、それでよいでしょうか。

A.3つというより、2つの声区と、それを結ぶ中間地点があるという考え方がよいかも知れません。(♭∀)

Q2359.息は鼻と口のどちらで吸えばよいでしょうか。

A.どちらか一方ということはありません。両方で行えるように練習して下さい。(♭∀)

Q2356.小さなハミングを断続的に行う練習がありましたが、断続的であることで、どんな効果がありますか。またこの練習は小さな音でノドに負担を感じなければやり過ぎることはありませんでしょうか。

A.無駄な息と使わないで出そうとする習慣をつけることに効果があります。どんな練習でも、やりすぎるとよくないと思います。特に、小さい音で出さないと、というプレシャーの中で練習すると、精神的な点からも、声に何らかの障害をきたすことがありますの…

Q2357.高い声に移行しようとする際に、声が引っ掛かってしまいうまくいかない場面がありました。あれは声区の境界をうまく乗り越えられないということでしょうか。

A.声が引っ掛かるのはもちろん、声区を乗り越えていくことができないためです。(♭∀)

Q2354.ビブラートの習得には、ロングトーンの練習が適しているとのことでした。レッスン時に、「ウ」の音が望ましいということですが、ロングトーンも「ウ」が効果的なのでしょうか。それとも、それぞれ別で練習した方がよいのでしょうか。

A.息の流れをつかむには、「ウ」の母音が適しています。ロングトーンは、その流れとバランスを保って出す練習なので、「ウ」のロングトーンで練習してみてください。(♭∀)

Q2355.体を固めないで支えるというのは、本当に難しいです。おへそを引っ込める時はあまり力を入れずに引っ込ませた方がいいのでしょうか。

A.腹筋が6つに割れるような歌い方ではなく、息を吐くときにしぜんとへこんでいく力をもっと大きく使うような感覚です。(♭∀)

Q2352.風邪で咽を痛めてしまったため、腹式呼吸のトレーニング以外何もやれていません。気を付けていても今後もこういうことはあると思います。発声的に咽を回復させる為の方法などがあれば教えて頂きたいです。

A.無理をせず、出来たら室内で声を出すことをお勧めします。自分の声をしっかり聞き、頑張りすぎないで歌うことが大切です。喉のリラックス、そして体力作りが必要です。(♭∞)

Q2353.旅行先のホテルとかでは、どこで練習されますか。

A.声を出さない息吐きなどの練習をします。また、筋トレもします。(♭∞)

Q2350.歌う時に身振り手振りをまじえて歌う練習をしています。表現力をつけることが目的ですが、注意すべきことはありますか?

A.内容に適した動きにすることです。イメージをふくらませるため、音程の高低を手の動きにはしないことです。(♭∞)

Q2351.息が通れば声も通るのでしょうか。

A.声に息が混じりすぎるのも良くありません。効率の良い声にしていきましょう。息はイメージです。(♭∞)

Q2348.カラオケに行って歌を練習しているのですが、うまくリズムがとれません。勢いを出そうとすると先行してしまい、かといってタメようとすると遅れてしまいます。ちょうどよいリズムをとるのに良い練習方法はあるでしょうか。

A.まずは、歌わないでカラオケだけを聞きます。またその際、手や足などでリズムを刻みます。そうして、リズムを体に入れてから歌っていきましょう。(♭∞)

Q2349.日本語、英語に限らず、「あ、の」と「は行」が喉に引っかかりがちになります。お腹の深いところからうまく言葉を出す方法があれば教えてください。

A.息がもれているのかも知れません。自分が得意な発音で歌ってみて、その感覚で、「a」や「は行」にトライしてみましょう。(♭∞)

Q2346.日本人は、外国の歌を歌うのに不利なのですか。

A.外国の歌は、日本語とは違います。私達は普段日本語を喋りますが、この「言葉」は、歌にとって大きな影響を与えます。声楽では母音発声からまず始め、その後、歌詞のついた曲を歌うのですが、この母音発声で、日本語と他の外国の言葉では、発音の大きな…

Q2347.歌の上手さの優劣、ということに関してですが、自分の考えではそれが比べられるのはアマチュアレベルまでで、本物のプロのレベルに行くと優劣のつけられるものではなくなり、個人の好き嫌い(語弊がありますが)で評価が決まってしまうものだと考えています。トレーナーの方はこういうことをどうお考えなのでしょうか。

A.プロでも技術的に未熟な方もいますが、ある程度、練習を積み上げてくると、レベルは超えてくると思います。その上で、その人の個性というものがでてくれば、それが魅力になるのではと思います。(♭∞)

Q2344.風邪ではないのに喉が疲れる、喉が痛いのですが。

A.まず、声帯は痛みを感じません。もし何か痛みを感じるほかに、声が何日もずっとかすれていたり、いままで裏返らなかったような音で声が急に裏返るようなら病院に行って診てもらいましょう。 でも、声がかすれることが短時間であったり、声を出す瞬間だけ…

Q2345.本当の声にしていくためのアドバイスをください。

A.喉は生まれつき親からもらったものですが、使い方(声の出し方)については、本人の曲がりグセがみんなそれぞれあり、そのために持っている力を十分に発揮できていないことがあります。 本当の持っている声をだすには、体を良く使うこと以外には方法があ…

Q2342.お腹に頼るとはどういうことですか。

A.良い声とは、つまりお腹に力を入れて声を出すことですが、腹筋運動などだけではうまくお腹を使えない場合もあります。 大事なのは、どの部分よりも、お腹に一番頼れているかです。声自体は、お腹に力が入っていなくても、お腹に力を入れなくても出せます…

Q2343.良い発声のお手本は赤ちゃんといわれるのはなぜですか。

A.良い発声のお手本は、赤ちゃんです。赤ちゃんの泣く声はとても大きく、よく響きます。その声の出し方は、とても効率的でシンプルです。 赤ちゃんは生まれたときから、体全体と比べてお腹が大きいです。そして、そのお腹の動きは、広がったりしぼんだりし…

Q2340.体づくりをしなくてはいけないのですか。

A.歌が他の楽器と1番異なる点は、自分の体が楽器であるということです。それにより、1番難しいのは、心身の状態によって左右されることです。 しかし、プロを目指す人は特に常に一定のレベルを保たなければなりません。 それには、たとえ心の状態が悪く…

Q2341.聴く人が求める声・歌とは、心地よさとは何でしょうか。

A.人はお客さんは、ステージに何を求めてくるのでしょうか?たとえば、スマップのようなアイドルだとしても、オペラ公演だとしても、非現実的な世界・夢ある世界を求めているのではないでしょうか?なので、演奏者がいかに頑張って演奏しているかを見せる…

Q2338.歌が自由に歌えないのですが。

A.ヴォイストレーニングは、何のためにするのでしょうか? それは、声を磨き上げて美しい歌・綺麗な歌・立派な歌を歌うため、、、 それでは、ヴォイストレーニングが完成するまでは、良い歌は歌えないのでしょうか? もちろん、そんなことはありません。そ…

Q.2339.腰について教えてください。

A.どんなジャンルにおいても、ある一線を越えて活躍する人に共通していえることは、腰が決まっているということです。 「腰がきまる」とは、その道を極める覚悟ができている、または、自由に表現できるだけのテクニックがある、ということじゃないかと思う…