2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
A.そんなことはありません。レッスンではトレーナーはいろいろなやり方、その方にあった方法を提案していきます。たまたまその時にやってみた方法があわなかっただけかもしれません。いろいろなアプローチを提案するのもトレーナーの仕事ですから、なんだ…
A.トレーナーの指示通りのことが、すぐにできるようならば、あっというまに一流になれるかもしれませんが、ほとんどの生徒さんは、なんとなくしかできないものです。生徒さんのその微妙な変化を、しっかりキャッチして、応援して伸ばすのが、私の好きなレ…
A.上達のスピードも人それぞれで、早ければいいかというと一概にはそうとも言い切れません。時間をかけても一つずつじっくりと自分のものにしていく方もいます。時間がかかったからといって決して自分が悪い、向いていないとは思わないでいただきたいのです…
A.上達のコツは、いろいろあると思いますが、なんといってもその王道は、自主トレーニングの量と頻度でしょう。さまざまな境遇の生徒さんたちと接していると、特にその重要性が浮かび上がってきます。レッスンの中で、自主トレの頻度と量とタイミングについ…
Q.一声、一フレーズごとのアドバイスを期待したいのですが。 A.レッスンをしてみないと、どういうアドバイスになるのかわかりません。「これはどうですか。それではあれは」に対し、いちいちトレーナーが答えていくと自分で考えなくなります。1曲の2ヵ所…
Q.正しいトレーニングの方向がとれているときの感じを一言で言うと。 A.内的な感覚と外からみえる動きが一致していくようになっていくことです。 Q.いつまでも与えられたことが練習できません。 A.練習ではできないことはできないのですから、できる…
Q.音声での組み立てと再現力とはどういうことですか。 A.皆が質問を10個書くのは簡単でしょう。それを優先順に並べるのは簡単です。でも、頭の中で全部やってくださいといって、10個を扱える人はあまりいないです。海外では高校生で3分間のスピーチをや…
Q.トレーナーをやっています。何を言っているのかわからないと言われ、コミュニケーションに悩んでいます。 A.コミュニケーションとは、異質のなかに通じるものをみつける作業です。赤ちゃんと母親も何を言っているかわからないからうまくいっていないと…
Q.メニュの時間や回数はハードな方がよいのでしょうか。 A.目的によります。調整なら、もっとよい状態になるところまで、ゆっくり時間をかけるし、鍛えたいなら少し負荷をかけるくらいの回数、スピードでよいでしょう。どちらも続けていくことで結果が出…
Q.声や歌の検定、カラオケ教室のようなものをつくらないのですか。 A.それは、カラオケの会社などが全力でつくって、カラオケマシーンに取り込んでいるからよいでしょう。 Q.歌を判断してくれる基準や級をつけて欲しいです。 A.いわゆる基準化、日本…
Q.欧米の音楽や歌が世界を席巻したのはなぜですか。 A.これを述べるだけで大変なことになりそうなので簡単で済ませます。20世紀までの人類の歴史は力づくのパワーが支配していたのではないかと思います。世界中にすぐれた音楽や歌はたくさんありますが、…
Q.ヴォイトレは本当に必要でしょうか。 A.そういう疑問は、常にもちつづけていくとよいと思うのです。それならば、芝居とか歌も本当に必要なのかと。何でも教えて欲しいという人がいて、何かを教えたい人がいると教授関係が生じ、市場ができます。医者と…
Q.発声やヴォイトレで、何をもって独自の方法と言うのでしょうか。 A.この分野においては、まだ未熟で浅く、何よりも実践が重視されてきたため、理論や科学的な論文については、まだ、甚だ心もとない状況にあります。人材についても相当に弱いでしょう。…
Q.男性はなぜ男性性の出る、太く、低く、どすの利いた声を使わなくなってきたのでしょう。 A.使わないのでなく、使えなくなってきました。女性が自立して強くなると男性には、より男性らしさを求めるので、海外でのイケメンはマッチョですが、日本では中…
Q.マスクや枕で声を抑え、他人に聞こえないように発声の練習や呼吸の練習をしていますが、よいでしょうか。 A.お勧めはしません。何よりも、精神的によくないと思います。もう一つは、それで調整や練習できるとしたら、プロレベルであって、一般的には中…
A.体や心の状態が、まだ眠っているために、息が浅く、きちんと声になりにくく、かすれるので、声に伝わるからです。(♭ф)
A.恋すると女性が美人に、色っぽくなります。これは、ホルモン剤のような働きが起きていると思えばわかりやすいでしょう。その投与で女性の声が男性化したり、その逆がおきるのと同じです。鼻声、甘ったれ声、ねぼけ声は、ベッドの声で、起きたての舌っ足…
A.プロは、よい音色だけを取り出した演奏もできますが、音色というのは、適度にまじる雑音で人間らしい感情がこもり、より情感が高まるものです。尺八の音色は、楽器としての音色に、息を吐く音が加わり、魅力的なものになっています。バイオリンやチェロ…
A.もともとの声質が向いていない人は余程、かなりのトレーニングが必要です。のどの弱い人も強くなるまでは、ハードにやってはいけません。のどが疲れてハスキーな状態が続くと、ハスキーヴォイスどころか声の病気になりかねないからです。特に日本人のハ…
A.多くの人は、間違ったシャウトというのか、のどをしめることでハスキーに似せようとしています。これでは本当のコントロールはできません。のどをつぶしたら、ハスキーヴォイスになるのではありません。痛めたのどはこわれた楽器と同じで、音の流れをう…
A.彼らはただ、声をからして怒鳴っているのではありません。技術的にハイレベルのヴォイステクニックと天才的なセンスをもっています。たとえばクールかつドライなヴォーカルスタイルといったような自分自身の世界を確立したところにハスキーヴォイスが活…
A.しわがれた声を求めるファンやヴォーカリストはとても多いですが、ハスキーヴォイスをトレーニングで扱うのは難しいものです。トレーニングによっては、ハスキーな声を出すことはできますが、これも完全なブレスとヴォイスコントロールの上で行なわなく…
A.ヘレン・メリルのハスキーヴォイスは“ニューヨークのため息”と言われ、その独特の声に多くの男性がしびれました。男性の中では、ルイ・アームストロングのダミ声が有名です。ペギー・リーやシャーデー、ブルース・スプリーングスティーン、ブライアン・…
A.アジアでは、よく使われる「さわり」、日本では三味線が代表的で、わざと音楽的な音のひびきにノイズをかけることです。(♭ф)
A.本来、エコーといっているのは残響(リヴァーブ)のことであって、空間内に音を行きわたらせてしぜんと減衰させることです。エコーというのは山びこのように遅れて届かせることです(Delay効果のこと)。(♭ф)
Q5251.声に自信が表われ出ていたらよいのですか。 A.はい、それは自信のある人ということになります。ここは大切なポイントです。自信のある人の声は、自信に満ちています。自信に満ちている声を出せたら、まわりには、自信のある人と思われます。自信の…
Q5241.1/f(f分の1)特性とは何ですか。 A.声や音だけでなく、自然界のあらゆるものは常に変化しています。そよ風やおだやかな波、変動するゆらぎの中にあるわけです。こうした変化したリズムが、ある一定のリズムを刻むと、その中にいると心地よい…
Q5231.言葉を語ること、歌うことはどういうことですか。 A.日頃から思うのは、皆、言葉に対して流して読みがちということです。本人は流して読んでるつもりはないのです。テンポ感や声色や感情に気を使いながら読んでいます。僕が言ってるのは、「自分の…
Q5221.他の人のように自分の声は聞けませんか。 A.次のようにアプローチしましょう。A.まわりの人が聞くあなたの声B.あなたが感じているあなたの声(内耳を通る声)C.録音再生したあなたの声 AとCは近いものです。声はみえないものですが、次の違…
Q5211.オペラ歌手は太らないとなれませんか。 A.確かにオペラ歌手にはそういう人も多いし、胴まわり100センチは必要とさえいわれていました。オペラでもビジュアルな面も問われるようになって、マリア・カラスはデビューから結婚したとき(26歳)に100kg…