09.音程/音感/聴音
A. 私は以前、その場にいても、いないように、相手が自由に表現できるように試みたことがあります。できるだけ暗くして、自分の姿を消し、気配のないようにして、視線も合わせず、耳だけを傾けていたのです。これは、一般的なコミュニケーションから言うと…
A. 私は以前、その場にいても、いないように、相手が自由に表現できるように試みたことがあります。できるだけ暗くして、自分の姿を消し、気配のないようにして、視線も合わせず、耳だけを傾けていたのです。これは、一般的なコミュニケーションから言うと…
A. よく知っている歌で音程がとれるのであれば、決して音程が悪いということではありません。歌っているうちに、正しく覚えていたものが、いい加減になっていくということです。 そのためには、もっとたくさん聞くとか、歌う前に必ず聞いてから歌うことで、…
A. どちらも一長一短がありますし、その人の伸ばしたい能力によっても違ってくると思います。耳コピーというのは、人によって能力の差があるので、うまくできない人は、楽譜を参考にする方がよいでしょう。また、耳コピーをする人も楽譜で確認するとよいと…
A. 大体のソフトのピッチ補正というのは、半音くらいの違いを調整するものです。それ以上に違うと、音が違うというのは、誰でもわかってしまうので、もっと外すような人の場合は、使いにくいところがあります。ビッチが正しければよいというわけではないの…
A. 音が外れたところで、競技で転ぶくらいのことだと思ってください。怪我したりする心配はありません。まわりをあまり気にしないことです。それを直すためには、しっかりと曲を聞いて、合わせるように歌えば、少しずつできてきます。間違えたところがわか…
A. 絶対音感がなくても、最初の音が与えられれば、誰もが歌えるものです。そのように歌を歌うことは、伴奏と一緒に歌うことで成り立っていれば、問題ありません。 歌がうまくなってくると、最初の音を与えられると、リズムも音程も正しく歌えるようになるも…
A. 音程ということであれば、2つの音の幅ですから、キーボードであらゆる音程パターンの感覚を聞いて合わせてみるとよいでしょう。ドレド、ドミド、ドファドのように、黒鍵もいれましょう。違和感があるのは、慣れていない音程です。難しいのは、4度と7度で…
A. もっと大切なのは音階であって、1オクターブの中で使われる音の組み合わせです。ドレミファソラシドやラシドレミファソラです。ここから、いくつか抜いたパターンもあります。歌のジャンルによっても、よく使われる音階は違うので、一通りマスターしてお…
A. いろんな方法があります。カラオケの伴奏ではメロディがなくコードだけが進行している場合があります。それに合わせて自分で歌ってみて、知らない曲でも、歌らしくなっていたら、センスと基本がある程度、あると思えます。一度、聞いただけで歌えるとか…
A. 家でチューニングをしていても、変わることもありますし、なによりも、まわりの音と合わせることが必要です。自分で正しいと思っても微妙にずれることもあるわけです。チューニングとは、絶対音に合わせるのでなく、まわりの音と合わせることでもあるの…
A. 歌い手用のチューナーもあります。ローランドなどから出ています。リズムや音程の練習に使えます。出だしの音を取るにも、とても便利ですので、持っておくとよいでしょう。
A. 例えば、ピアノの鍵盤で離れた音があったときに、目を移して、指を運びタッチするというようなイメージでは遅いというようなことかもしれません。これは高い声のときに使われるのでしょう。本来であれば、自分がイメージしてる音域の中に、その音は入っ…
A. それは高い音に対して、強くとか意識的に緊張させないと出せないという状態でとっているのだと思います。ハミングや裏声なども使い、高い音も、力や強さでなく、弱くしっかり出せるようになる練習をするとよいでしょう。
A. 思いっきり叫ぶときには、高くなります。そのときには下半身に力が入り、両手にも力が入り、重心は下がり、顎を引いて、「キャー」というような声になっていると思います。これは奇声ですが、結果として高い声になっています。喉を痛めてはよくありませ…
A. 逆に考えると、フラット気味にする、なんとなくノリが悪いように張りがないように聞こえてしまうことから来ているのではないでしょうか。シャープしてしまうというのもよいことではないのですが、気持ちそのぐらいに考えると、ちょうど正しい音が取れる…
A. 間違って覚えてしまったのなら、しばらくは歌わずに忘れてください。悪い癖と同じで、間違えを繰り返すことで、音やリズムが外れることが固定してしまうからです。 正しいメロディで弾いたものを何十回と聞いて、それが感覚的に入ったと思えば、歌い出す…
A. そのリズムや音程にあまり接してこなかった、慣れていないということですから、そういったものがたくさん入っている曲を、聞き続けていくことです。入ってないものは出てきません。
A. 自分で音痴だと思っていたら、それは上達への第一歩となります。本当の音痴の人は、自分自身をそのように判断できないで歌っている場合が多いからです。大体の原因は、他の人ほど歌ってきていない、キャリア不足であること、次に自分の歌や他の人の歌を…
A. 大体の場合は、慣れ不足です。リズムだけ聞く、音程だけ聞く、そういうことを繰り返してください。飽きるほど聞いて、振りもつけて、心身ともしぜんに動くようになれば、かなり改善しているでしょう。徐々に抵抗がなくなってくるでしょう。自然に口ずさ…
A. 必ずしも必要であるとは言えません。 美空ひばりさんは楽譜が読めなかったという伝説もあるように、楽譜が読める、読めないにかかわらず、歌が上手い人はいるようです。また、最近の作曲家は楽譜が書けない人もいるようです。 しかし、楽譜にはさまざま…
A. どちらが先にとはいえませんが、言葉でも、悲しいことを訴えたりするときには、マイナーコード、端的にいうと短三度をとるといわれます。人間の生活と結びついたところから生じたことではないでしょうか。
A.そんなことはありません。言葉があることによって、楽器と違うメリットがあるのですが、音楽として考えるなら、言葉がない方が多いわけです。歌の中でも、シャウトやスキャットなど言葉がついていない表現もあります。実際に外国語で歌われたり、日本語の…
A.ピアノに慣れてない人は、声を出して、ガイダンスする方がわかりやすいと思います。
A.仮に物理的に同じ数値が出たとしても、それは、周波数と音圧としてのデータであり、音色や歌の構成、フレーズでのメリハリなどは出ていません。もともとの声も違うので、楽器が違うという点では、同じことはないのです。
A. 高音で、特にそのように差がつくと思います。多分、あなたは、かん高く細くなるのでしょう。それは音色の違いです。もちろん、元々もっているものの違いもあると思いますが、単に高い音を取ろうとして当てているだけの声では、大抵の場合、細く浅くなる…
A. それにこだわった作曲家もいます。山田耕筰などは、日本語の高低アクセントに沿ってメロディをつけた第一人者です。しかし、いろんな歌をみたら、そんなことを考えている人はあまりいません。理由は2つあります。メロディを重視している場合は、高低アク…
A.これも同じように、確かに音の高低に関しては、声帯の緊張度が関係します。しかし、だからといって、そのように声帯をコントロールしようと思っても、できることではありません。肺で呼吸をしようと思って、肺を動かすことができないのと同じです。
A. 大きな理由としては、耳を塞ぐことで聞こえ方のバランスが変わるからだと思います。私たちは自分の声を聞くとき、骨に響いた声を内耳で、外に出た声を外耳でそれぞれ聞き、両方が合わさったものを自分の声として聞いています。内耳・外耳の聞こえ方のバ…
A. 自分でテンポをコントロールできますから、セリフでも歌唱でも、テンポを速くして歌ってみる、遅くして歌ってみるとよいと思います。目安としてテンポを記録してみるとよいでしょう。 まず耳の鍛錬として聞いてみましょう。速くして聞くときとゆっくりで…