109.歌唱、ステージングのメニュ
A.音楽的なメカニズム、曲の構成、展開を、音程やコードなどとの調和でなく、メロディの単音として伝えられる力が必要です。一つの声の動きなのですから、そこが第一です。次に全体の調子や役割分担としての音楽の構図となりますが、それらをプロレベルに磨…
A.息が続かないときの理由はさまざまあります。例えば、リズムや音の幅に振り回される、発音を頑張り過ぎて息を消耗する、力みのせいで息が流れていない、身体を使えず始めから息が足りていない、などです。この中で身体を使えていない人は、身体を使うこと…
A.ヴォイストレーニングで声を磨いたそのあとの目標は人それぞれかと思います。しかし、声をトレーニングしてそれを武器に、歌の人は曲の表現に生かしていただければいいですし、役者の人はお芝居のその役の声色に生かしていただくのが最終段階なのかと思い…
トレーニングを始めて年数が経っていない人によく見られるのは、音を一つ一つ止めて歌っているような歌い方です。日本語は一音節に大体一音当てられているので、音符に忠実に歌おうとすると、流れが止まってしまうのかもしれません。たとえば「かえるの歌が…
A.声を支えて出すためのポイントとして、1番初めの音にいかに息を流すかということが重要になります。最初の音を息の流れに乗せて、その流れに乗ったままフレーズを歌っていくことで声も安定しますし、フレーズ感をつけるということが可能になります。たい…
A.イタリア語でカンツオーネを歌っていると、母音をしっかり伸ばす習慣がついて、日本語歌唱をしているだけでは身につきにくい感覚が得られると思います。日本語だけの歌唱では、母音に動きを付けてのばすこと、子音の発音などは強化しづらいかもしれません…
A. 1回目は、緊張してしまったり、うまくいかなかったりとか、自分で練習したことが出せなかったりということがあるから、2回歌って、1回目よりよくなること。同じルール上で、要は自分で固めてきたことを再現して、それでチェックする。昨日まで練習した…