発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.バンドとか合唱とかに専念している人たちは、世の中のことにあまりに無関心だと思うのですが。

A.日本では、歌手やタレントなども政治的、社会的な発言は抑えます。あまりよい意味でない、サラリーマン的、お役所的という生き方は、多くの日本人に当てはまることです。とはいえ、世の中に生きているのですから、世の中と切り離されているわけではない…

Q.ヴォイトレにパワーを求めたいのですが。

A.それには声だけでなく、取り組みや練習もパワフルにしていくことです。生きるためのヴォイトレとして、位置づけ、すべてを全力で打ち込んでみることです。全身全霊で、ピークパフォーマンスを実現するまでやり続けることです。ヴォイトレのパワーは声だ…

Q.発声で、「素直に」とはどういうことですか。

A.トレーナーの言う通り、受けいれてやってみるということです。素直でないというのは、自分の考えで、こうだと決めつける感覚から抜けられないことです。声や歌をよくするのに、本人がこうだというこだわりを頑強にもっていては変わりません。([E:#x266F…

Q.成功していく秘訣は何でしょうか。

A.私の述べられることではありませんが、続けることと諦めないこと、後ろ向きでなくポジティブ、アグレッシブであること。成功者の言っていることを学ぶことでしょう。([E:#x266F])

Q.アーティストから出ているオーラは、才能なのですか。

A.かつての武将は、戦闘において大声で命令を下せないとリーダーになれませんでした。ヴォイトレから言うと、それは、声の大きさだけでなく、まさに声を伝わってくるオーラだったと思います。歌手や役者を目指す人は、歌や演技の前に、多くの人の前で伝え…

Q.武道を学んでいるのに加えて、ヴォイトレをマスターしたいのですが。

A.武道のなかにはヴォイトレと通じることはかなり含まれていると思います。武道やヴォイトレがあなたにとってどういう意味をもち、他の人にどう働きかけるのかを考えてみてください。([E:#x266F])

Q.不眠の原因は何でしょうか。

A.1.運動不足 2.直前のドカ食い 3.コーヒー、たばこ、油(カフェイン、ニコチン、アルコール)など嗜好品 4.ストレス などが言われています。([E:#x266F])

Q.眠れません。

A.眠れないと思うのがもっともよくありありません。その時間を有意義に使うか、休んでみましょう。スマホ、PCをやめる。照明を間接照明にして暗くしましょう。 ホットミルクのトリプトファンは、松果体でセロトニンとメラトニンをつくります。セロトニンは…

Q.徹夜は、よくないですか。

A.能力、能率とともに低下するものです。 1.集中力、記憶力、思考力 2.体力、体調、気分 3.眠気、倦怠感 高血圧、高脂肪症など、生活習慣病、肥満(レプチン減少、グレリン増加)の原因になります。翌日には休んで、早めに回復させることです。([E:…

Q. ヴォイトレのレッスンへのぞむ心構えを教えてください。

A. 声楽のレッスンを数年以上、毎週コンスタントに受け、音大に入り卒業し、オペラなどの現場で歌うようになった人間には、毎日の自主トレでの、次回のレッスンへの下準備は、当然のことでした。 声を使う分野でのプロを目指している人には、そのくらいの心…

Q.音を立体的にする

A.日本語から歌唱に移行すると、どうしても避けられないのが音声の平板さです。音に立体的な響きがなく、ぺちゃっとした二次的な音、つまり奥行きや深さが足りないのです。私はあるイギリス人のおじいさんとお話をしたときに驚かされたのが、歌を芝居をやっ…

Q.声を習得をしていく忍耐が足りないと思います。

A.忍耐力とは、長時間の練習やくり返し、意味のみえないうちの継続的な努力を続けられる能力です。続けていくうちに少しずつ力をつけていくようにすればよいと思います。一方で、我慢をしすぎることで鈍くなることは、恐れなくてはなりません。忍耐力には…

Q.才能を開かせるには何が必要ですか。

A.才能を知るにも、伸ばすにも、それなりの人との出会いが必要です。人の縁を活かせないために、埋もれている才能もたくさんあります。それゆえ、私もここを常にオープンにしているのです。自分にこだわって、現状から抜けられず、新しいチャンスをつかめ…

Q.ヴォイトレに運は関係しますか。

A.結果として、人生を生きたあとにしか言えません。運よく本物の先生に出会えて間違いを正せたなどという人もいますが、先生はともかく、本人は大して実績を残せていないことも多いようです。実績を残した人は、「運がよかった」ということくらいしか言い…

Q.出社前にやると役立つ簡単なメニュを教えてください。

A.1.伸びをしてのあくび、 2.鏡をみながら表情筋のトレーニング 3.深いため息をつく 腹から笑う 4.ハミング(Min na Fum~など) 5.共鳴 ハァ~ ナア マア ワーイ

Q.ものまねのトレーニングってありますか。

A.いろんなまねに挑戦してみましょう。 1.笑いまね 2.赤ちゃんまね―喃語、動物の声まね 3.坊さんまね 般若心経「マカハンニャ ハラミッタシンギョー」

Q.ヴォイトレでは、何を感じたらよいですか。

A.声を感じる。体で感じる。声で感じる。 呼吸を感じる 命を感じる 息を育てる 浄化 免疫力を感じる、などなど。

Q.疲れのバロメーターはありますか。

A.発熱、痛み、疲れは、警告です。発熱や痛みは、病気、怪我の前触れですから、誰もが用心します。何よりもわかりやすいし、不快なものだからです。疲れは、そこまで強くもなく、嫌というのも曖昧なものです。なんとなく休んだら、なんとなくよくなること…

Q.疲れていないのに、「疲れをとれ」と言われます。

A.疲労を感じるのは、気分にもよるので曖昧です。疲労感など一杯のビールや嬉しいニュースで吹き飛びます。意欲的に取り組んでいるもの、嬉しいこと、達成感のあることは、そのときに疲れを感じません。忘れてしまっているのです。気づく疲れよりも気づか…

Q.年をとったせいか、疲れがとれません。

A.加齢と共に老化は起きます。疲れは、なくせなくても軽減できるのです。完全になくそうとは思わず、軽減を心がけましょう。([E:#x266F])

Q. 胸郭の開きとは何でしょうか。

A. ヴォイストレーニングの指導の中で「胸を高く保つ」と言われた人は多いと思います。実際に胸を高く保たないと顔も下がってしまいますし、表情も暗くなってしまいます。基本的にはステージでは明るい表情でいたいですし、それぞれのパフォーマンス内容に…

Q. 喉で音をつかんで確認しないように言われます。

A. 歌うときに音を自分で聞いていますか。歌う時は自分の声を自分で聞かないというのが鉄則です。確認したいという傾向のある人は、大体自分の音を聞いて歌ってしまうようです。そして、聞いたことを体感でとらえたい気持ちが、喉のところで声をぎゅっとつ…

Q. 俳優なのに地声だけではなく裏声でも練習する必要があるのでしょうか。

A. 声優やナレーター、俳優をめざして言葉のトレーニングをしている人のなかには、地声でしか声を使ったことのないという人もいらっしゃることと思います。地声で喉に落ちた声しか使っていないと、喉で押した声、響きの少ない声しか出すことができず、いろ…

Q.ハミングの練習

ハミングの練習は声のポジションをとらえるのに、とてもいい練習方法だと思います。うまくいかないとのことですが、大きく出していないか、喉で押さえつけていないか、顔の中で音をおしとどめていないか、に注目してみてください。ハミングのうまくいかない…

Q.体がスピーカーのように鳴るにはどうすればよいですか。

A.胸の真ん中をスピーカーとして、そこから響かしてみましょう。高い声の人や女性なら鼻の上あたりに感じてもよいでしょう。 Fum、Na、Min、ハミングでムムム…ンンー

Q.最初に目指すべき音はありますか。

A.自分の中にある一番よい音色をもっとも出しやすい発音(母音など)で出してみましょう。 高さ、大きさ、長さ(やや長く)を組み合わせてもっとも出しやすい音をみつけましょう。

Q.人は声から若返るのですか。

A.声から若返るというのは、裏を返せば声を出していないと老けるよということです。歌手、役者、声優などは、長生きで声も元気ですよね。毎日声を出すことが、健康に長く生きる秘訣ということです。声には呼吸筋、表情筋、全身の筋肉が関わっており、フィ…

Q.ため息はいいのですか。

A.「ため息は幸せが逃げる」といわれますが、悪い気を追い出すのです。できるだけ深いため息(スーハー)をしましょう。内臓が動き、血行促進、体に新鮮な空気を入れることになります。横腹や背筋まで使うとよいです。呼吸を感じることです。

Q.あくびはどうですか。

A.伸びをして、顔をくしゃくしゃにしてからアホな顔であくびしましょう。発声の準備状態できます。

Q.ラジオを聞きながらできる発声法はありますか。

A.ラジオを聞いて、そのまま復唱するとよいでしょう。あと読み、息読み、ハミング読みをしましょう。