発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.ジラーレについて教えてください。

A.「ジラーレ」とは、イタリア語で「曲げる」という意味です。高音域を発声するときに、うまく出せない声楽家志望の方に、よく言われる言葉です。「しっかりジラーレして」と。高音域の苦手な方や、どうしてもさらに高音域を出したい方は、顎を上げて斜め上…

Q.自然な声を出す姿勢とはどういうものですか。

A.畳文化で猫背で暮らしてきた日本人の姿勢は、のどを圧迫し、日本人の声をこもったのど声やしゃがれ声にしました。そういう声を小さい時からたくさん聞いているために、私たちの声もそういう声になっています。しかし、話には、声の機能を充分に発揮しや…

Q.声の出やすい姿勢とはどういうものですか。

A.胸を張り、やや上に持ち上げるとよいです。すると、腰のまわりに少し緊張を感じます。そこの筋肉(背筋、側筋)が、声を自在に扱うために大切です。そして、息を吐いてみます。喉が渇くような吐き方ではなく、お腹の底から楽に絞り出せるような吐き方がよ…

Q.腹式呼吸のためのトレーニングとは、どういうものですか。

A.声を正しく使う時に必ず言われるのは、腹式呼吸です。これほどやっかいなものはありません。なぜなら、腹式呼吸が大切なのではなく、声を腹式呼吸で完全にコントロールすることができているかどうかが問われるべきことだからです。 たしかに、腹式呼吸は…

Q.原稿用紙を前にしてアイデアが出てくるには、どのようなことでしょうか。

A.待ちます。話も同じです。人を前にして、話すことが出てくるのを待ちます。これは私が学んで、個人体験学習の記憶もあるからできるのですが、知識でない知恵は、どこかで力を得たに違いないのです。まして、直観で判断するには、もはや個人の能力を超え…

Q.声を出したいという大きな欲求を抱えています。

A.大声を出すとスッキリするし、カラオケも好きですよね。それをうまく生かすと、声はずっとよくなります。声を出そうと思っても、声は出るだけです。しかし、人とつながろうと思ったときに、声は人とつながるような動きをとるのです。そのためには心身の…

Q.声について、マイナスイメージのいきつくところは何ですか。

A.声においては、発声障害となります。心因性失声症です。これは発声の機能に何ら損傷がみられないのに、声が出なくなってしまうことです。 ストレスによって、私たち心身には、いろんな変化が生じます。そのなかでも、声は比較的、大きな影響を受けます。…

Q.耳の力を磨くにはどうすればよいですか。

A.声で高低の聞き分け、特に子音の聞き取りをしっかりとやりましょう。その上でかなり大げさに発音していきます。 日本語は、声の高さが平坦で一定の感覚で音節が続きます。原稿用紙のマスを句読点なく埋めていくような感じです。 それに対し、英語は、文…

Q.日本人の苦手な英語の発音を克服するにはどうすればよいのですか。

A.ここでは、私たち日本人の苦手な英語の発音を押さえておきましょう。 v…は「ヴ」と下唇を上前歯に押しつけて声を出して発する。 f…下唇を上の歯に軽くあてて「フ」と強く息を吐いてみる。 th…nothingのthは、舌先を前歯の裏に軽くあてて、そのすきまから…

Q.LとRの違いを対照的な単語で教えてください。

A.日本人の「ラ」は、rで聞きとられ、ミスしやすいので、気をつけましょう。 L light 光 lice しらみ(複)load 積む glass play long collect law 法律の late lake lamb 子羊 lead loyal clap 鉛拍手 election 選手 loom はた織機 R right 右、正しい r…

Q.下半身をうまく使うには。

A.歌うときに、喉や首元、顔などに意識が集中して胴体や下肢とのつながりがおろそかになっている方がよくいらっしゃいます。どうしても、発声器官は上半身にあり、声は声帯で発せられることから、首や顔などに意識が集中してしまうのも分からなくもありませ…

Q.喉が動くと言われます。

A.喉が動くのは歌うときにはあまりよくありません。上下に動くなら機能上のことなのでいいのですが、前後に動く方、下から突き上げるように動く方がいらっしゃいます。これは喉に意識がとても集中していて、歌うことを喉に頼ってしまっているのかもしれませ…

Q.声を出すときにスタート地点をどこに感じたらよいのでしょうか。

A.歌を歌うときに、すぐ声にしなければならないと思ってのことなのでしょうか、喉で声のスタート地点を感じて歌い始める方がいます。 でもこれでは、息によって導かれた声が出せないので、響きの少ない息の流れのない止まった声になってしまいます。 息を流…

Q.発声の明瞭度をチェックして欲しいです。

A.ここでは、発音の明瞭度をチェックするために、録音機器を用意して、次の語を読んでみます。それを書きとって、どれだけ当たっているかチェックしましょう。 これは、実際には、特定の人が読んだのを被験者が書きとり、聞く方の不明瞭度を計るものですが…

Q.語尾をはっきりさせるには、どうしたらよいですか。

A.語尾は、パッと切るにも、「っ」がついて演説調になるのは困りものです。かといって、伸ばしてしまうとよくありません。半疑問形、クェスチョン形、尻上がりイントネーションは使わないことです。(Э)

Q.アーキュレーションとは何でしょうか。

A.これは、音の切り方、次の音との続け方のことです。聞いていて、歯切れがよいというのが、アーキュレーションがよいということです。そのためには、活舌、つまり舌がもつれないで滑らかに、一言葉がスラスラと出てくるようにならなくてはなりません。発…

Q. ただ生きているだけでも声はよくなるのでしょうか。

A.何ごともやってみないと、どのくらいよくなるかわかりません。他のものなら、何もやらなくなると、よくはなりません。 しかし、声というのは、確かに長く生きているだけでよくなることもあります。しっかりと生きて、使っていることは、その条件です。 …

Q.声は使い込むほどに、よくなるのですか。

A.本当に相手のことを思い、何かを伝えようとして使うごとに、よくなるのです。あなたはきっと、まだまだ声を使い込んできていないでしょう。大半の人は皆、そうです。これからは、声に思いを込め、仕事も恋愛も、思うままに叶えましょう。 特に日本女性に…

Q.声の限界を知るには、どうすればよいのですか。

A.声の限界を知りましょう。 声量の限界 声域の限界 トーンの限界 声でも何でもできるわけではありません。どんな声でも出せるようになるわけでもありません。必ず限界があり、それを超えるとリスクもあるのです。(♭б)

Q.日本語のオノマトペ、擬音語が多いのは、なぜでしょうか。

A.擬態語や擬音語もつくり放題、これがまんがを世界の第一級品までにして、世界に普及させた原動力となりました。ダジャレもシャレも、すぐにつくれるのも、母音中心に50音(実際は100余りの音)、その組み合わせだけだからです。 何を聞いても、日本語で…

Q.日本人は音の動きに敏感でないと思いますが、どうでしょう。

A.日本…4拍子 4分音符中心 長い 西欧 3拍子、16分音符中心 短い この差を縮めるため、耳を鍛え、反応時間を速くすることが必要です。そのためには、ネイティヴ・スピーカーの外国語を、そのスピードで言うとよいでしょう。最初は、声立てがこのテンポでは…

Q.耳から始めるトレーニングとはどうするのですか。

A.赤ん坊は、音を聞くときにリズム、イントネーション、メロディで入ります。私たちも、それに習いましょう。 耳の調律は、モーツァルトの曲やグレゴリオ聖歌など、イメージを絵や音にする前言語段階でやりましょう。 自分の歌いたい欧米のことば、リズム…

Q.高い声になると声を飲み込んでしまうと言われます。

A.中低音はきれいに出ているということですね。高音になると飲み込んでいるということは、高音になったときに、中低音のときとは体の何かを変えてしまっているということに気づきましょう。 大抵の方が、高音になると、それを出すだけの身体ができ上がって…

Q.歌うときに首が固まります。

A.よく細身の女性に見られる傾向なのですが、頸の後ろを固めてしまったり、頸で声を支えて出している方がいらっしゃいます。このような体の使い方は、中低音はまだいいのですが、高音になるととたんに支障が出ます。脱力ができていないと、高音は美しく出ま…

Q.歌うときに首の下部分を突き上げていると言われました。

A.歌うときに重要なのは腹式呼吸であるということは、ご存知だと思います。このように肺の上部を突き上げているということは、相当、胸式呼吸を使ってしまっているかも知れません。首の下、首元辺りにまで肺があります。肺の上部を使うのは喉の位置も状方向…

Q.音声技術のトレーニングとはどんなことをやるのですか。

A.高低、緩急、強弱、音質、音量の変化を自分でコントロールする ・物真似、模写、口真似をしてみる ・擬声、擬態語での象徴を使う。「グーッと寄った」など、誇張して感じを出す ・つくり声、甘えた鼻声(品が悪い)はやめる(Э)

Q.声が明瞭に伝わっているか知りたいです。

A.最近の若者は、あまり大声を出さずに育ってきたためか、声を出すこと一つとっても、なかなか大変なようです。発声といっても、応援団ばりの大声トレーニングでは、喉をこわす場合が多いのです。本当は、正しくじっくりと時間をかけて、声をトレーニング…

Q.声はよくなるものですか。

A.声がよくなるとは、より大きく、強く、高く(低く)出せるだけでなく、声がしっかりと統一されてきて、かすれたり割れたりしなくなるということです。しかも、長時間声を出しても異常をきたさず、体調の悪い時も(風邪などをひいていても)、いつも通りの表…

Q.声がよくなると信じるとよくなるのですか。

A.「神の存在」をあなたはどう思いますか。私は、それが信じられない人よりも、信じられる人の方が幸せだと思うから、信じます。「信じていますか」と言われたら、「信じます」と答えます。 信じたら悪いことが起きないとか、愛が得られるかなど、そんなこ…

Q.神の声を信じるには、どうするのですか。

A.私は今の日本に、健康に産んでもらい、この歳まで生きさせてもらったことにとても感謝しています。これまで最高に運がよかったわけでも、願ったことをすべて神が叶えてくれたわけではありません。肝心なところは、はずす神様と思っていました。ですが、…