発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

11.トレーニング/日常の練習

Q.練習したいのですが、まずどのようにすればいいかわかりません。腹式呼吸などができないと、次の章ができないような気がするので。この本は、各章ごと、できてから次へいくのですか。とにかく、なにから手をつけていいのかわからないのです。本にそったスケジュールみたいなものを作っていただけませんか。

A.建前でなく本音でアドバイスします。人に会わずして深く学ぶことはできません。誰もに共通のやり方、スケジュールなどないからです。呼吸法一つでも、完成などありません。できてから、次にいく必要はありません。まずは学ぶことができるということがど…

Q.何かひとつでも、これができれば方向がズレないという目安はないですか。

A.身体は1人1人違うので、感覚を実感として身体でつかむことです。つかんだ感覚も、身体ができるとともに変化していきます。常により深いところを求めて練習しましょう。通じる、伝わる、感じてもらえる声が扱えればよいのです。

Q.ことばのトレーニングが歌と結びつけられない。ことばをやらないとだめか。

A.ことばだけで、色、タッチ、印象、微妙なニュアンスを音として感知していくことも大切です。ことばである程度、自由にしておく方がよいので、ことばのトレーニングをしましょう。

Q154.何でもやることが大切だと思います。でも時間は限られています。ムダなことをしないためには、どうすればよいでしょうか。

A.ムダなことの体験もできない程度のトレーニングでは、やっても大したことは身につかないでしょう。1日10分しか練習できなくても、その10分にすべてを集中して賭けられる人しかやっていけません。ムダかどうかは、わからないものです。その10分で何をする…

Q.日課として、これだけは必ずやっていった方がよい練習法はありますか。☆

A.呼吸のトレーニングは、毎日欠かさず行なうことをおすすめします。あとは基本的な発声やスケール練習などです。 何を優先すべきかというのは、あなたの目標、目的、やる気、体調、気質などによって違ってくることであり、万人に共通のマニュアルはありま…

Q.早く自分のトレーニングメニューを作成したいのですが、初めのうちは、どういうことを中心にやっていけばよいのでしょうか。

A.いろんなメソッドのメニューで取り組みやすいものから試していきましょう。 息吐きメニューでの身体づくりは、毎日行うとよいでしょう。(「ロックヴォーカル基本講座」P18〜26参照)。

Q.毎日の息吐きとかの練習で教わったものを含めると、すごい量になってしまうのですが、自分に合うものをピックアップして継続すればよいのでしょうか。

A.はい。セレクトして行うとよいでしょう。

Q.寝る前にスチームをたいて寝たり、イソジンでうがいをしたりしています。 イガイガしたときは、喉スプレーをしていますが、これはよいことなのでしょうか。☆

A.どういう効果を及ぼすかは、人によって違いますが、健康面から判断しましょう。 できるだけ薬に頼らないことです。

Q.毎日、外で大声で歌う方がいいのですか。

A.外で歌うと、発声的には、ちょっと、という声もかなり使ってしまいます。乾燥や風は、喉によくはないでしょう。

Q.発声練習は毎日続けた方がよいのですか。☆

A.原則としては、トレーニングに持続、繰り返しは、不可欠です。ただ、どのように続けるのか、何をどのように進めるのかの方が重要です。

Q.ヴォイトレーニングのポイントを教えて下さい。

A.ヴォイストレーニングは声を自分で自由自在にコントロールできることを目的としています。研究所のHPやブログにメニューがありますので、ご自分にあったトレーニングを探してみてください。

Q.外国語の方がしぜんに歌にできるのは、なぜでしょうか。

A.外国人の場合は、セリフで「わたしは」メリハリをつけていっているところに、すでに音の高さがついてくるのです。

Q.質問で、声の高さとか、音域に関することがとても多いのは、なぜでしょうか。

A.高音や声域で発声に苦労していること、とともに、声を高さにこだわっているからでしょう。

Q.私は高校生なので夜しか練習ができないので、家で大きな声を出すこともできません。何かいい方法はありませんか。

A.家などで、声が出せない場合は、たくさんのヴォーカリストの歌を聞いて耳を鍛えたり、息を吐いたり、声を出さなくてもできるトレーニングをやってみてください。

Q.毎日歌った方がいいのですか。☆

A.ある時期までは、毎日、歌えれば、それはそれでよいことでしょう。しかし、あるレベルからは、ただ歌っていても上達しなくなります。

Q.歌の練習をする時、声を出すためにスタジオに行くんですけど、いつも行っていたらお金がたくさんかかって続けることができません。

A.練習には、お金や時間の問題があります。毎日できなくても、スタジオに入れたときは集中してがんばってください。スタジオ以外でできる勉強もたくさんあります。

Q.喉が少しくらい痛くなってもそのまま少しきついくらいのメニューを継続してみようと思います。多少声がかすれてきても、継続していってかまわないでしょうか。

A.自己責任で挑戦してみるのには、口は出しませんが、トレーナーとして聞かれるなら、痛みが伴う練習は、避けて下さい、というしかありません。

Q.大声を出せば、喉は鍛えられますか。☆

A.人にもよるし、やり方にもよります。ただ、喉をこわしてしまうリスクもあります。また、そうして鍛えた喉が歌唱に適するのかは別問題です。 大声を出そうとするのではなく、大声を出さなくても、割れたりかすれたりしない声を意図的にとりだせるようにす…

Q.自分は声をトレーニングし始めると、一日で声質が変わってしまうのです。それはトレーニングの仕方が悪いからなのか、喉が弱いからなのか。自分なりに検証したくても、そのやり方がわからないので、教えてほしいです。

A.まず、変わるのが、どの方向なのかです。ただ、疲れがあらわれているようなら、小休止を増やしましょう。翌日に戻っているようなので、それほど間違った方向にいっていないでしょう。音域や声量別にチェックすると、かなりの矛盾があることが分かるので…

Q.喉が弱いのであれば、どのように鍛えていけばよいのでしょうか。

A.喉は筋トレのように強くすることはリスクが大きいです。喉が弱いのであれば、弱いということを受け入れた上でのていねいな練習が必要です。だからといって不利なわけではないです。(喉に限らず、スポーツなどと同じです)

Q.僕はヴォイストレーニングの本を持っているのですが、中身を見てみると、トレーニングの内容が微妙に違っています。どちらの練習方法を優先するべきなのでしょうか。それとも両方ともやるべきなのですか。

A.メニューや方法は、目的のためにあるので、どちらをとか、すべてをやればよいということではありません。メニューや方法の差よりも、それを何のためにどのように使うかが大切なのです。ご自分でやりやすいものから始めてよいし、やりにくいものは飛ばし…

Q.自宅で練習をしている時と、スタジオで練習しているときの声の感じがちょっと違うのですが、これは何か原因があるのでしょうか。ちなみに自宅で練習しているときの方がこもってなくて、自分の自信のある声に近いです。

A. 部屋の条件、広さや建材による反響や湿度の違いなど、いろんな条件で共鳴も感覚も変わります。 それを知っていくことも必要です。もちろん、気分や時間など、本人が原因のこともあります。また、そう感じるだけかもしれません。

Q.私は普段、普通にしゃべっていても何十分かすると喉が痛くなり、声もガラガラになってしまいます。普段の声もヴォイストレーニングを意識した方がいいのでしょうか。

A.声やお腹を意識するくらいにして、常にヴォイストレーニングを考えるのはやめた方がよいと思います。トレーニングとしては、集中が必要ですので、最初はきちんと時間を区切ってやるほうがよいでしょう。日常の会話のなかにもち込めるものではありません…

Q.ポピュラーは、J-POPだけ歌っていては上達しませんか。

A.何でも練習すれば上達します。ただ、歌唱力においては、まだまだ外国のレベルの方が高いからです。なぜ、最高レベルの野球やサッカーの選手は、日本でプレーしないのでしょうか。海外のリーグに行くのでしょう。それは、世界に通じるレベルでのプロだか…

Q.トレーニングでは、どのくらい声を出したらよいのでしょうか。

A.人にもよります。トレーニングでは、喉の疲れが翌朝残らないところまで、といっています。 慣れてきたら、トレーニングの後も、疲れが残らない方がよいでしょう。

Q.声に対する意識を変えたいのですが。

A.どう使うかをどこまで真剣に考えているかでしょう。 例えば、私の話を聞いたあとで、映画を見ると、声や息のことにいつもよりも注意がいくでしょう。 声ができていくプロセスにおいても、そうした意識こそが日常的に関わってくることなのです。

Q.日頃の練習は、ローテーションを厳守ですか。

A.立場や状況にもよります。 寝なくてどのくらいできるか、風邪をひいてどのくらいできるか、 そのときにできないものは使えないとまでは言わないまでも 舞台には出てやらなければいけないのですから、若干の負荷を加えておくことです。

Q.ヴォイトレーニングには一日の、どの時間が効果的ですか。

A.最初は、起きてから5、6時間は、経ってからでないと難しいと思います。 人によっても違います。心身のよい状態が整う時間です。

Q.日常の声がよくなってきたら、芝居の声もよくなるのですか。☆

A.実際に芝居の中の声がプロとして変わってきたら、日常の声もよくなっていくというのが多くの人のパターンです。 なぜなら、よほど身につけている人以外は、かなり高いテンションの場で扱わないと、声はコントロールできないからです。 素人以上のものを5…

Q.日常の声がよくなってきたら、歌もよくなるのですか。

A.ある程度、関係します。というよりは、歌は集約された舞台で特殊な場として与えられます。 それに対応できる場で、思いきり集中して声と身体を使うことを覚えて、それが日常にしぜんと通じてくる方がよいでしょう。