2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A. 歌声などの声は本来、造るもの、造りあげていくものなので、造ってしまうことは悪いことではありません。また、まわりの人たちからは、つくったような声でおかしいと言われていても、ご本人としては造っているつもりではなく、ごく自然にそうなってしま…
Q.昨日まで出ていた声が今日は出ないということはないのです。 A.声の状態が悪いのに、雑に大きく出しているのだったら、もっと状態が悪くなることがあります。かすかすの声の歌い手や役者もいますね。発声から見ると、病気ではないかというようなプロも…
Q.ほかの人の演奏も聴いたほうがいいのですか?モノマネになっちゃいけないと思うのですが。 A.理想の音を頭に入れる必要性があるため、過去のみならず現在の名演奏家の演奏はジャンルを問わず聞くべきだと思います。オペラならモナコ、パバロッティ、ド…
Q.声のための日常生活とは。 A.適度な運動と適度な食事で、自分の体が一番ハードな感覚に耐えられるようにキープするとよいでしょう。心身が自由に動けるようにするスポーツの準備というのは、理想かもしれません。歌は、直立姿勢で歌おうと思ってしまう…
Q.歌でも台詞でも「言葉を語りなさい」というようなアドバイスがよくあります。 A.これは簡単なようで難しいものですね。自分が演者としての立場でも簡単ではありません。語りやすい言葉の場合もあります。しかし体験の薄い内容や慣れない言葉だったり、…
Q.昔と今の声の違いは。 A.昔は、労働歌とか、漁船に乗ってソーラン節とか、仕事に声が関わっていたわけです。今はそうでない。歌は違うところからおろしてくるわけです。 仕事で使われる声と日ごろ出している声は、むしろ今の若い子のほうが同じですね…
Q.ブレスが思うように吸えません。 A.ブレスの練習をしていて、「ブレスが吸いにくい」、「ブレスが吸えない」という人の特徴をみてみると以下のようなことが挙げられます。1.「腹式呼吸をしなければいけないんだから、お腹に息を入れなければならない」…
Q.性格的に大きい声を出したい。 A.高揚すると、自分の能力の範囲以上のものを出したくなる。これは、声にデメリットになるかもしれません。たとえば怒ったときに強い出し方をすれば、怒っているように聞こえる分、喉にもよくありません。それよりはヴォ…
Q.よい環境と習慣を身につけるのには。 A.復習予習し、修正していくことです。月に1、2回のレッスンでも、毎日自主トレをやっている人は、きっとうまく活かせているでしょう。何とかここにきているというのは、その回数分の上達という感じがしますが、そ…