2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
A. 朗読する目的としては、自分以外の誰かに聞いてもらうことです。もし部屋で一人、新聞や雑誌を読むだけなら黙読すればいいですし、仮に音読したとしても聞かせる相手がいないので声の大きさや聞きやすさは問いません。ですが朗読するとなれば、聞いても…
A. 本番に向けての練習時間というのは、人によってそれぞれです。最適な時間は自分で見てつけていくしかありません。ただし、本番前に根詰めて練習することはお勧めできません。いつも以上に練習を増やすことで、本番が近いにも関わらず喉を疲弊させてしま…
A. 耳で聞いた曲を再現することに長けているのはあなたの長所だと思います。趣味で歌う分には申し分ないのですが、もし将来的に人前でも歌いたいのであれば、基礎練習をして自分の歌を磨いていく必要があります。その際に練習しやすいよう、シンプルでわか…
A. エビデンスまで問われると難しいところがあります。こういったものは個人的な差異や趣向によるところが大きいからです。何よりも声帯や喉によいとはどういうことなのかということも定義できるわけではありません。冷たいものより温かいもの、栄養のない…
A. 作るというところの解釈が、かなり違うのではないでしょうか。確かに意図的にこれまでと違うように作っていくとか、これまでなかったものを作るというわけには、なかなかいきません。既にもうベースとしての声はあるわけですから、磨いていくとか使える…
A. 身体も感覚もいつも同じではないわけです。常に変化していくと思っておけばよいわけです。体得したとの思い込みで進歩の限界になるよりも、忘れたことの方がよいことです。 そういうときこそ、今までに行ってないような勉強、歌の聞き込みなどをしてみる…
A.自分の曲で勝負しなくてはいけない時代のようですから、作詞作曲をするのはよいことです。しかし、自分の歌での個性とあまりに無関係につくっているもの、「創作はパクリから」といっても、亜流のような曲が多すぎる気がします。憧れのアーティストの曲し…
A. わからなくなって歌えなくなったのか、うまく歌えなくなったからわからなくなったと思ったのかどちらでしょうか。どちらにしても、それは新しく学ぶためのきっかけになると思います。
A. それは、目的ではなく、何かをするためのプロセスや手段のためのイメージにしか過ぎないわけです。うまくいかないような状態になるのであれば、捨てたらよいわけです。 負荷をかけるにも、程度問題です。しぜんに歌ったりしゃべっていても、負荷はかかっ…
A. これもトレーニングをやめてしぜんに歌った方がよいでしょうかという質問と同じで、実際の使い方がどうなっているか、その先でどうなるのかで判断するしかありません。
A. 以前はそのような指導がオーソドックスだったと思います。声楽分野で、後ろ重心よりは、前重心の方が、声をコントロールする意識がはっきりとします。前方に声を出すことにも集中しやすいからでしょう。普段の発声と異なる共鳴する声に変えるために異な…
A. 高い声を出すためのトレーニングは、高い声の出ない人が行うわけですから、何らかの状態を変えないとなりません。そうした場合の方法の1つです。全ての人がうまくいくかはわかりませんし、もしそれでうまくいったのであれば、それに頼るのではなく、しぜ…
A. 発声に、大腿部などの緊張が関係することもあります。背伸びをしてみたり、歩いてみたり、動きを取り入れながら練習することも、よい気づきになると思います。ヨーガや柔軟、体操など、会場と異なる姿勢のところで、声を出すと共鳴が変わるようなことも…
A. 声を出すことは全身が関係します。足は上体を支えますから、姿勢の元となるので、極めて重要です。疲れやすい立ち方や姿勢は直した方がよいでしょう。重心のかけ方一つでも、声は変わってきます。
A. 絶対というのは、その人の状態がそれぞれ違うので、何ともいえません。ただ、肩甲骨が固まっているよりは、柔軟に動くようになっている方がよいのは確かなことです。 肩こりのような状態はよくなく、鎖骨周辺の筋肉や脇のところの筋肉などが硬くなってい…
A. 確かに胸筋がないよりは、胸の筋肉も身体としての楽器ですから、筋肉質な方がよいかと思われます。どのぐらい結びつくかはわかりませんが、大胸筋や小胸筋も、呼吸と関係します。大胸筋の下の内側に横隔膜があることでも、確かでしょう。ヴォイストレー…
A. 発声のために筋肉を柔軟に使うこととは方向性が違います。腹式呼吸は、腹筋も必要ですが、それよりもむしろ横隔膜、腹横筋などまわりの筋肉との協力が重要なのです。また、お腹の前の方がパンパンに硬くなっているのがよいと思わないでください。必要な…
A. 何事も必要性から判断することが求められます。もし歌唱に必要な呼吸を支えるだけの腹筋がないのであれば、腹筋を鍛えなくてはなりません。 ただ、このような疑問がよくでるのは、以前に、上体起こしのように腹直筋だけを強化することが、腹式呼吸の基本…
A. それができないから、何らかのトレーニングをするということで、一時的に部分的において、ふしぜんにぎこちなくなるというのはある程度、許容しているのです。 そのままでよいということではないし、同じことをするのであれば、しぜんな状態の方がより望…
A. それこそが最も理想なことなのですが、そのしぜんな感覚というのがどのレベルなのか、しぜんにできていることが、どのレベルなのかで問われるわけです。 そのようなしぜんの状況で、充分に声を使えるのであれば、当然のことながら、理想的です。
A. 最終的に、せりふを演じたり歌唱したりするときには、高度なレベルであるほど、その動きはしぜんに見えるものです。計算された振り付けや演技をすることもありますが、そうであろうとなかろうと、ふしぜんでぎこちない動きは消しましょう。 それは本番で…
A. 舌に力が入っていたり持ち上がっていることを意識するために、そういうことでチェックはできると思いますが、それを練習方法とするのは、疑問です。 力が入っているからと、力で押さえたところでよくはならないからです。日常では舌が脱力しているのです…
A. 舌は柔らかく、平らに脱力されているのがよい状態です。何かを意識してしようとすると、舌根が硬くなったり、上がったりします。舌の脱力を優先した方がよいでしょう。
A. そこにある筋肉は、側頭筋です。側頭から顎につながっていますので、歌うときにその動きを感じるのはしぜんです。 顎が動くと、口の中にスペースができます。しかし、その筋肉がこわばっているのはあまりよいことではありません。ほぐすようにしてみてく…
A. 横隔膜は、それを支える腹横筋、斜腹筋、脊柱起立筋群などと使われることによって、声をコントロールすることができます。これを支えという人も多いようです。 お腹がそうした筋力で張っている状態をいうわけです。 これについても、あまり、そのように…
A. 横隔膜は筋肉であり、その筋肉繊維が収縮すると位置が下がります。これが吸気です。吐くときには、肺から空気が出されることによって、横隔膜は上がります。横隔膜は、肺と違って自ら動くわけです。
A. 横隔膜の動きによって、その下の内臓に動きが伝わります。するとお腹が動くわけです。もちろん前の方だけでなく、まわり全体が動きます。骨盤にも影響します。
A. 違います。横隔膜は肋骨の内側に位置します。横だけでなく、縦にも長いものです。
A. イメージの言語として使われる場合には、何ともいえません。というのも、相手がその言葉がどうであれ、実際に正しく使えるのであればよいのです。横隔膜が下がることはあっても、下げることはできないので、指示としてはあまり勧められません。肺をふく…
A. 横隔膜が動くときには、胴のあたりにお腹の動きが感じられますが、横隔膜そのものが動くことは感知できません。それにこだわると呼吸の動きが歪む可能性もありますので、その言葉がふさわしいとは思えません。横隔膜は確かに動いているのですが、意識的…