2024-01-01から1年間の記事一覧
A. わからなくなって歌えなくなったのか、うまく歌えなくなったからわからなくなったと思ったのかどちらでしょうか。どちらにしても、それは新しく学ぶためのきっかけになると思います。
A. それは、目的ではなく、何かをするためのプロセスや手段のためのイメージにしか過ぎないわけです。うまくいかないような状態になるのであれば、捨てたらよいわけです。 負荷をかけるにも、程度問題です。しぜんに歌ったりしゃべっていても、負荷はかかっ…
A. これもトレーニングをやめてしぜんに歌った方がよいでしょうかという質問と同じで、実際の使い方がどうなっているか、その先でどうなるのかで判断するしかありません。
A. 以前はそのような指導がオーソドックスだったと思います。声楽分野で、後ろ重心よりは、前重心の方が、声をコントロールする意識がはっきりとします。前方に声を出すことにも集中しやすいからでしょう。普段の発声と異なる共鳴する声に変えるために異な…
A. 高い声を出すためのトレーニングは、高い声の出ない人が行うわけですから、何らかの状態を変えないとなりません。そうした場合の方法の1つです。全ての人がうまくいくかはわかりませんし、もしそれでうまくいったのであれば、それに頼るのではなく、しぜ…
A. 発声に、大腿部などの緊張が関係することもあります。背伸びをしてみたり、歩いてみたり、動きを取り入れながら練習することも、よい気づきになると思います。ヨーガや柔軟、体操など、会場と異なる姿勢のところで、声を出すと共鳴が変わるようなことも…
A. 声を出すことは全身が関係します。足は上体を支えますから、姿勢の元となるので、極めて重要です。疲れやすい立ち方や姿勢は直した方がよいでしょう。重心のかけ方一つでも、声は変わってきます。
A. 絶対というのは、その人の状態がそれぞれ違うので、何ともいえません。ただ、肩甲骨が固まっているよりは、柔軟に動くようになっている方がよいのは確かなことです。 肩こりのような状態はよくなく、鎖骨周辺の筋肉や脇のところの筋肉などが硬くなってい…
A. 確かに胸筋がないよりは、胸の筋肉も身体としての楽器ですから、筋肉質な方がよいかと思われます。どのぐらい結びつくかはわかりませんが、大胸筋や小胸筋も、呼吸と関係します。大胸筋の下の内側に横隔膜があることでも、確かでしょう。ヴォイストレー…
A. 発声のために筋肉を柔軟に使うこととは方向性が違います。腹式呼吸は、腹筋も必要ですが、それよりもむしろ横隔膜、腹横筋などまわりの筋肉との協力が重要なのです。また、お腹の前の方がパンパンに硬くなっているのがよいと思わないでください。必要な…
A. 何事も必要性から判断することが求められます。もし歌唱に必要な呼吸を支えるだけの腹筋がないのであれば、腹筋を鍛えなくてはなりません。 ただ、このような疑問がよくでるのは、以前に、上体起こしのように腹直筋だけを強化することが、腹式呼吸の基本…
A. それができないから、何らかのトレーニングをするということで、一時的に部分的において、ふしぜんにぎこちなくなるというのはある程度、許容しているのです。 そのままでよいということではないし、同じことをするのであれば、しぜんな状態の方がより望…
A. それこそが最も理想なことなのですが、そのしぜんな感覚というのがどのレベルなのか、しぜんにできていることが、どのレベルなのかで問われるわけです。 そのようなしぜんの状況で、充分に声を使えるのであれば、当然のことながら、理想的です。
A. 最終的に、せりふを演じたり歌唱したりするときには、高度なレベルであるほど、その動きはしぜんに見えるものです。計算された振り付けや演技をすることもありますが、そうであろうとなかろうと、ふしぜんでぎこちない動きは消しましょう。 それは本番で…
A. 舌に力が入っていたり持ち上がっていることを意識するために、そういうことでチェックはできると思いますが、それを練習方法とするのは、疑問です。 力が入っているからと、力で押さえたところでよくはならないからです。日常では舌が脱力しているのです…
A. 舌は柔らかく、平らに脱力されているのがよい状態です。何かを意識してしようとすると、舌根が硬くなったり、上がったりします。舌の脱力を優先した方がよいでしょう。
A. そこにある筋肉は、側頭筋です。側頭から顎につながっていますので、歌うときにその動きを感じるのはしぜんです。 顎が動くと、口の中にスペースができます。しかし、その筋肉がこわばっているのはあまりよいことではありません。ほぐすようにしてみてく…
A. 横隔膜は、それを支える腹横筋、斜腹筋、脊柱起立筋群などと使われることによって、声をコントロールすることができます。これを支えという人も多いようです。 お腹がそうした筋力で張っている状態をいうわけです。 これについても、あまり、そのように…
A. 横隔膜は筋肉であり、その筋肉繊維が収縮すると位置が下がります。これが吸気です。吐くときには、肺から空気が出されることによって、横隔膜は上がります。横隔膜は、肺と違って自ら動くわけです。
A. 横隔膜の動きによって、その下の内臓に動きが伝わります。するとお腹が動くわけです。もちろん前の方だけでなく、まわり全体が動きます。骨盤にも影響します。
A. 違います。横隔膜は肋骨の内側に位置します。横だけでなく、縦にも長いものです。
A. イメージの言語として使われる場合には、何ともいえません。というのも、相手がその言葉がどうであれ、実際に正しく使えるのであればよいのです。横隔膜が下がることはあっても、下げることはできないので、指示としてはあまり勧められません。肺をふく…
A. 横隔膜が動くときには、胴のあたりにお腹の動きが感じられますが、横隔膜そのものが動くことは感知できません。それにこだわると呼吸の動きが歪む可能性もありますので、その言葉がふさわしいとは思えません。横隔膜は確かに動いているのですが、意識的…
A. 息を吸うときに筋肉を使います。横隔膜も吸気筋です。 息を吐くときは、戻るところでの反動です。弾性が働くのです。
A. 脳の延髄です。意識的に変えるときには、大脳皮質からの指令がコントロールします。
A. 呼吸の速さというのは意識的に変えられますが、心臓の鼓動は変えられません。走ったり、驚いたりしたら、変わりますが、細かいコントロールは、普通は難しいでしょう。
A. 本来、わけることができませんが、歌唱などでは、横隔膜の働きが8割、肋骨の働きで2割くらいでしょう。大きく呼吸をする場合、歌唱などに使うときです。
A. 座るところと接しているのは、大腿骨でなく、骨盤の寛骨です。それは、仙骨と尾骨から脊柱が上に伸びています。
A. そういうこともあるでしょう。学んだことも手放したり忘れたりすることが必要なこともあるでしょう。 知識などを詰めこみ、学んでいくのには、いくら時間をかけても構いません。しかし、それは、自分が確立するに従い、脱却するためのプロセスです。どん…
A. どういったことでも自分が学んで、どうするかということです。決して鵜呑みにせず、信用もしつつ疑問ももって、自分なりに確かめていくということです。トレーナーの正解が、必ずしもあなたの正解ではないと思ってもよいでしょう。ただ、自分1人で考える…