2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
A.レッスンにおいて基本、基礎を身につけていきます。そして仕事現場では応用を求められます。基本練習ではやったことのないことまで、要求してきます。しかしこの要求になんとかついていき、応用力を身につけていきたいのです。基礎は基礎として持ちつつ…
A.技術で理解できても、イメージ、想像力がなければ意味がありません。もちろん技術を磨くことによって、発声発音の技術は向上していきます。そして表現の基礎が技術であることは当然のことです。しかしその先の表現を求めていった時に、重要になってくる…
A.歌うときに使う筋肉は、その部分だけ別に鍛えるというのは難しいと思います。トレーナーから教わった呼吸の練習や、実際に発声や曲を歌っていく中で歌うときの筋肉が発達していきます。まずは、呼吸の練習時に、背筋が使われていることを実感できるよう…
A.歌手がコンサートやライブを行なう際に、MCというトークを合間に入れていきます。歌手の本業として歌で聞かせることが第一ですが、MCも欠かせないものなのです。そのMCでは、単に雑談をしたり、曲への思い入れや説明をしたりと様々です。プロの方…
A.基本的に録音時の音割れはよくないと考えています。あくまでも経験上ですが、喉声のときに音割れしていることが多いように思います。(♭Σ)
A.せっかくお腹で吸った空気を保つためにお腹で支えます。すぐにお腹をへこませてしまうと、長く息を保つのが難しくなります。その結果、重心が上がってくるので肩や首を中心に力んでしまい、発声にはよくない影響を及ぼします。実際にレッスンで体感して…
A.喉の脱力が大切です。(♭Ξ)
A.タンパク質と野菜を充分に摂ると良いでしょう。水分は、こまめに飲むようにしましょう。肩と首のストレッチは必須です。強くも弱くもない声で、楽に発声練習することも、有効です。(♭Ξ)
A.急性のものなら、喉を休ませてあげたり、栄養を充分にとってあげることで、回復するでしょう。慢性的なものだと、実際にレッスンで声を聴かせていただきながらでないと、難しいです。とりあえずできる安全な方法としては、声を弱めに出しながら、なるべ…
A.喉とお腹が、うまくバランスを取れるようになる点を見つけてください。ヒントとしては、「声を出して、息を出さない(出し過ぎない)」です。一番最初にレッスンした呼吸練習を、地道に続けることも、近道のひとつです。(♭Ξ)
A.基本的に慣れがすべてだと思うので、曲をこなすことだと思います。最初に曲を見るときに、手などをたたいてリズムだけを行なったり、音程も「ア」の母音のみで歌うなど、工夫することもためになると思います。(♭∀)
A.使わないと声はたしかに運動能力が衰えるので、一時でづらくなります。しかし、病気やケガのときは無理をしないでください。ベッドの上でも、声が出せないのであれば、あまり効果のあるトレーニングはありません。ただ、休むことによってフラットな状態に…
A.息をしっかり吐き続けましょう。また、その歌詞が日本語であれば、意味を考えて、意味のかたまりを意識していきましょう。(♭∞)
A.頭の方で響きがあるのはよい可能性もありますが、鼻にかかった感じはあまりよくないと思います。 (♭∀)
A.基本的には腹式呼吸で歌えるとよいでしょう。胸はリラックスさせてお腹を中心に息を吐いていきましょう。(♭∞)
A.つま先立ちすることで、重心を感じられます。床をつま先で押して、重心を感じていきます。(♭∞)
A.声を出せるようになるためのきっかけとしては、自然に体が反応するときのことを思い出す、ということが助けになると思います。たとえば、咳をする、しゃっくりをする、笑う、などのことです。横隔膜を運動させようとしなくても、運動してくれます。自発…
A.ヴォイストレーニングをはじめる以前の問題で、声がスムーズに出やすい人と出づらい人、というの差は残念ながらあり、その差を埋めることはとても大変なことだと思います。原因は、生まれてから今までの声を出してきた環境、癖、先天的な喉や発声器官の…
A.子音のトレーニングがなぜ重要かというと、もちろん滑舌を円滑にするという目的があることはいわなくてもわかると思いますが、母音にもよい影響を与えるからという目的もあります。舌や唇、顎の運動は、空気が出ていく道を交通整理する働きも担っていま…
A.学習の初期段階で声を大きくだしたほうがいいか、小さな声で出したほうがいいか、というのは、その人の癖によってケースバイケースで考えなくてはなりません。ただひとついえることは、ある程度大きく出したほうが声が育ちやすいですし、そーっと出す習…
A.声というものは、意識の仕方や精神状態にとても左右されるものです。武道のようなことをいいますが、練習する前に精神を統一することはとても意味のあることだと思います。一番よくないのが「無我夢中すぎてから回りしている」練習で、次によくないのが…
A.高音域で声がやせてしまう人はとても多いですが、理由は大まかにふたつあり、ひとつには頭部共鳴に難があること、もうひとつは支えに難があることです。支えに難がある人は、おそらく高音域の前の中音域でしっかり支えられていないためです。つまり、高…
A.例えば吐息の話ですが、肺から出ていく息は喉頭を通過して出ていきます。つまり、垂直に伸びていくことになります。声を前に、と単純に考えてイメージして出すと、おそらく発声器官のバランスが崩れてしまいやすいと思います。例えば、暗闇の中で見えな…
A.声のポジションを深く取れるようになると、胸のほうで息の摩擦音を出すことができます。息を胸で摩擦させるようになるまでには、かなりの体の力が育ってこないと難しいです。しかし、これができると、胸声区の声を充実させることは容易にできると思いま…
A.声のアタックは、息を漏らさないで発声すること、つまり声を支えることにおいてとても重要なことです。しかし、このアタックとは、すこしでも雑に行なうと喉の負担がくる危険があるものです。ヴァイオリンのピッチカート、またはギターのピッキングのよ…
A.普段会話するときの声の使い方が、実は歌声を出しにくいものにしているということがあります。とくに、声を使わないようにとささやき声でしゃべろうとする人がいますが、中には逆に声の支えがなくなって負担がくるところまで息を漏らしてしまっていると…
A.耳で自分の声を聴くことは、慣れるととても有効になる場合もありますが、初学者の場合、害になることが多いのでなるべく聞かないほうがいいと思います。とくに、レコードと同じ音色を自分の耳でも感じようとすることは、作り声を差だててしまう危険性が…
A.最終的にヴォイストレーニングの目指すところは、無意識でいてもある程度のよい声が出るようになることだと思います。たとえば、声が大きくなった、という実感があったとします。しかし、人によっては力む力が強くなった、という風に取れることもありま…
A.息の摩擦音を胸で鳴らすと、とても深いポジションを確認することができます。そのポジションをベースとして、高音域では頭部のポジションを付け加えるようにするとバランスが取れると思います。イタリア語でコルポ・ディ・ペットといいますが、胸部の響…
A.声の調子にはいろいろな要素がかかわっています。体調、喉の潤いや乾燥、発声法の良し悪し、姿勢の良し悪し、などさまざまです。経験値が上がってくると、調子が悪いときになぜ悪いのかがわかるようになってきます。自分の体や癖などを自分でよくわかる…