2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
A. 必ずしも必要であるとは言えません。 美空ひばりさんは楽譜が読めなかったという伝説もあるように、楽譜が読める、読めないにかかわらず、歌が上手い人はいるようです。また、最近の作曲家は楽譜が書けない人もいるようです。 しかし、楽譜にはさまざま…
A. レッスンでの同じ発声練習を、自主練習でも取り入れて役立たせていくのはよいことですが、曲の練習ができないほどに喉が痛くなるのは大いに問題です。その方法を続けていては上達するどころか、喉への負担を増やすだけなので逆効果です。喉のためにもそ…
A. むしろそのようにした方がよいと思います。歌というのは、無理に歌ったり歌わされるものではないからです。ただし、歌わないことによって、歌う楽器そのものが衰えてしまうことは、よいことではありません。身体が資本なので、そういうときこそヴォイス…
A. レッスンやトレーニングというのは、あくまでその先の上達を目指すものです。その時にちょっとうまくするようなことであれば、それはアドバイスということになります。 ですから、もしその時にうまく歌いたいのであれば、レッスンやトレーニングのことは…
A. これはとてもよくあることだと思います。いろんなことを頭で考えたり、レッスンで指摘されてできていないことがわかってくると、そういったことを全く気にしなかったときのように、気楽にリラックスして心地よく歌えなくなってきます。そのまま、舞台に…
A. 悪い状態で声を出しすぎると、喉に炎症をおこしたりポリープができたりしやすくなります。この場合は、声(声帯)を休めて、治るのを待たねばなりません。そのまま歌い続けると、さらに悪化してしまう場合もあるので注意してください。声がかすれるとい…
A. これは、特に慣れていない人の場合は、自分の殻を破るということになります。声は言葉の技術よりも、メンタル的な問題が大きいでしょう。役者の養成所などでは、喜怒哀楽を演じさせるようなことから始めます。大きな声で泣き叫んだり大声で笑ったり、つ…
A. 発音や発声の問題でなければ、それは、歌詞そのものの解釈や理解ということになります。役者がせりふをいう時のように、一体どんな人が、どのようなケースでどういっているのかというのを、自分なりに、設定してみてください。5W1Hのようなことです。そ…
A. ハードにトレーニングを行いすぎている人のなかには、こういう人は結構います。そのようにして、鍛えていくのも、否定できることではありませんが、できるだけ、声の状態が悪くならないところでストップする、あるいは休みを入れるのが大切です。休んだ…
A. トレーニングのプロセスにおいては、そういうことが自覚できることも、進歩の一つです。そのうち、自分が声が出るとか出ないとか思うことと関係なく、あるレベル以上の声が出るようになります。
A. 喉を痛めた原因にもよりますが、大体の場合は2、3日休めたら回復するのですから、全く出さないというよりは、セーブした方がよいと思います。声帯の腫れなどが原因のときには、休めることによって収まります。充分な栄養と睡眠をとることです。
A. 声を大きく出すという結果を求めるヴォイストレーニングもありますが、その逆もあります。小さな声でもしっかりと伝えるとか、大きな声を使えなくても、充分な表現ができるようにするというようなことで、むしろ声がうるさいようであれば、ヴォイストレ…
A. 結局、出てきたものがパワーと思えるということ以外、言いようがありません。総合的なものであって、どれということはいえません。例えば気力や情熱みたいなところもありますし、声量や高音、長さ、テンポの速さなどといったところもあります。パワーで…
A. これに答えはありません。あなたのスタイル、スタンスということになります。楽器のプレーヤーが楽譜を見ることに文句をつける人はいません。ただし、それは純粋に音の世界ですが、歌い手の場合は、パフォーマンスなども売り物にする場合があるでしょう…
A. まず、あなたが最も声が出しやすいと思っているところの声がどうなのかということがあります。仮にそれが、今、最も出しやすいところだとしても、将来的にそうなのか、あるいは本来トレーニングして獲得できたところと比べて、そうなのかということは、…
A. まずは詞、縦書きで、できたら筆で書いていくとよいでしょう。自分の感情の赴くままに、その日の気持ちなどで変化をつけてみるとよいと思います。ワンコーラスを、流れるような文字のなかで捉えてみると、心に入るでしょう。音楽的な構成については、楽…
A. 目的にもよりますが、いずれ歌として出すのであれば、歌のイメージとして、曲の構成も踏まえて考えていった方がよいでしょう。例えば、BGMで、原曲をメロディだけ、歌詞などをつけないもので、何回も聞いて、その雰囲気や、言いたいことを、音楽的につか…
A. とことんわざとらしくでもよいから、日常から離れたような、演技として、歌唱を披露していくという考え方もなくはありません。それが嫌であれば、歌おうと意識しなくても、口から歌がこぼれ出てくるようなところまで、心と意識を変えていかなくてはなり…
A. まず、読むという考えを捨ててみてください。語る、伝える、口から出すなど何でもよいから、頭でなく身体が動くようなキーワードに変えてみてください。
A. それが伝わることは、とても大切なことですが、それは一所懸命でない人、がんばってない人に対して、よいということだけです。みんなが一所懸命で、頑張っている世界においては、その上で何が伝わるかということが大切です。誰が歌っても同じような歌の…
A. 雑音というのが、ハスキーな声、かすれた声、嗄声ということであれば、出しすぎということになります。呼吸が強く出て、それに対して、共鳴が整わないわけです。喉を痛める原因の1つにもなります。力いっぱい投げた方が、力を抜いて投げるよりも飛ばなく…
A. パワフルな伝え方は、必ずしも、大きな声、強い声、ボリューム、といった音圧のことではありません。特にマイクを使う表現においては、ボリュームは別にコントロールできるわけですから、メリハリやといった表現の仕方の方が大切になります。とはいえ、…
A. これは、勉強のプロセスとして捉えてみてよいのではないでしょうか。そのように歌いやすい状態のところから、できるだけ歌詞がきちんと聞こえるように工夫していくということです。もちろん、歌詞のために、呼吸や発声や共鳴が犠牲になるのはできるだけ…
A. 確かに、歌詞が聞こえないポップスの場合は、困ったことになります。しかし、J-POPなども、歌詞が聞こえるのなら、テロップはつけていないはずです。自分が知っている歌を聴くときには、歌詞そのものは、自分の頭のなかにあるので、それほど問題ないでし…
A. 言葉と発声というのは、突き詰めると、発音と共鳴ということになります。これは、日常の会話の声域では、矛盾しないのですが、歌唱のように、それを大きく使うようになってくると、本来は矛盾するものなのです。つまり、発音をきちんとすると、共鳴は統…
A. なかなか鋭い質問だと思います。日本の歌の場合は言葉で歌う、言葉が先というようなところで節がついてできています。しかし、口笛やハミングから言葉をつけたように考えてみると、それは、声が先です。つまり、音楽ということになります。これは、考え…
A. 加齢によって、全身が衰えていくのはあたりまえのようですが、防止する方法はあります。人によっては何歳になっても、若い人のように歩いたり、走ったりできる人もいます。つまり、使わなくなると衰えるのですから、日常的にできるだけ使うようにしまし…
A. 緊張感を和らげようとするよりは、緊張しても、和らいでいるように見せられたらよいと思ってください。心臓がドキドキしていても、それを相手に悟られないように、言葉や態度が、不自然にならなければよいわけです。できるだけ、そういう場に出たり、自…
A. それは、あたりまえのことなので、あまり気にしなくてもよいでしょう。なまじそこで、自分をよく見せようとか、過度に意識してしまうと、なおさらうまくいかなくなります。できるだけ自分の親しい人だと思って、リラックスすることが大事だと思われます。
A. どの程度リズム感があるかにもよりますが、まず大切なのはテンポ感です。一定のテンポで、カウントできることを学びましょう。次に、ポップスで使われている代表的なリズムパターンを入れていけばよいと思います。どんな曲でもかけてみて、そのドラムや…