2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A.音の振動を利用した健康器具があります。マッサージの効果などが得られます。好きな音楽などをかけると、耳だけでなく体も気持ちがよいのです。重低音のよいスピーカなら、さらに効果的です。映画館もクラブも、目や耳だけでなく骨振動で体に刺激を与え…
A.声は音声の波、音波です。声を出すと、物理的に波動として、相手の鼓膜を振動させることで伝わります。それは、喉の声帯振動で発しています。そして、同時に自分の体にも骨振動で伝わります。 大きな音がすると、ガラスがびりびりと響きますね。映画館で…
A.声帯や体というのは、誰一人、同じ人はいません。それぞれにめざす声も声の使い方も上達のプロセスも異なります。つまり、一つのトレーニング方法が万能というわけにはいきません。 しかし、人間の体として同じである以上、ある程度、共通したルールはあ…
A.これは、とてもよく聞かれる質問です。私は、「強くなる」と答えています。 私は10代の頃、声がとても弱く、いつも「なぜ、よくひびく強い声にならないのか」と思っていました。ところが、トレーニングを続けているうちに、プロが、一声でプロとわかる声…
A.昔から、一日食を抜いたり、二日寝なかったりというかなり不規則な日々も送ってきました。しかし、不思議とこれまで大きくは体を壊していません。 他の人からの相談を受け、多くの人が体調を崩して悩んでいることを知りました。 私もストレスはたくさん…
A. 日本語で歌うのが苦手で、日本語以外なら平気ということならば、問題の解決は、それほど難しくはありません。まず、日本語の歌詞を、日常生活で使っている日本語として捉えてしまうところから、その弊害が始まります。意味のよくわからない呪文だと思い…
A. 筋トレ、ウォーキング、ヨガ、ピラティス、世の中にはたくさんのトレーニング方法があります。いずれも効果的だと思います。歩いて有酸素運動をするのは呼吸のために効果的ですし、ヨガでいろいろなポーズを通して体の柔軟性と下半身の強化を図るのもい…
A.私は、小さい頃から、さほど体が強いわけではありませんでした。むしろ、胃腸も弱いほうでした。でも、この職に就いてから、大病を患ったことはありません。今までサプリも常備薬も用いていません。 それは、声のトレーニング時代に徹底した体調管理を学…
A.ヴォイストレーナーも同じです。というのは、一刻の猶予もままならないときに、声の調整のためにいらっしゃる人がいるからです。遠方にもかかわらず調整のために足を運ばれる人もいます。そんなときに、こちらが声や体調の不良でお休みでは済みません。
A.オペラ歌手も役者も、声優も、芸人も、その仕事は想像以上にきついものです。スポーツ選手のように心身の状態を万全にしておき、仮にどこかが不調であっても、コンディションが万全であるかのように振る舞わなくてはいけないからです。プロになって活躍…
A.歌やせりふを声でみるには、その人すべてを丸ごと、自分の体に寄せて感じなくてはなりません。相手の声から、相手の喉の働きを自分の喉に写しとり、そこで、何が違っているのかを知り、処方するのがトレーナーです。
A.心身のコンディションの状態は、本番の舞台やオーディションでの出来不出来を左右します。メンタルな面もフィジカルな面も声に表われるのです。多くは、発声からの注意です。心身の具合がよくないときは、てきめんに声にその徴候が表われます。
A. 唾液腺は 舌の下と軟口蓋の上あたりにあります。軟口蓋の上にある唾液腺から唾が出る、つまり喉の上から唾が下りてくる感覚を頼りにするのは、わかりやすいと思います。唾を出そうとすると、上咽頭収縮筋と軟口蓋が刺激されこの部分にテンションがかかり…
A.声は、放っておけば必ず衰えます。声を出さなければ、表情筋や舌の動きも衰えます。しかし、適切なトレーニングをすれば、声はどんどん、いきいきと魅力的になるものです。ひいては全身の若々しさにつながることでしょう。
A.声を魅力的にするために大切な呼吸、発声、発音、表現のレッスンを、私たちは、長年にわたって教え、まとめてきました。そのノウハウを、アンチエイジングの視点からもまとめ直しています。
A.私はヴォイストレーナーとして、長きに渡り、他のスタッフとともに研究所で、多くの人の声の魅力を引き出してきました。役者、声優、歌手といった、声をプロとして使う方から、普段の生活でカラオケ、コーラスなどの声をよくしたい、仕事に役立てたいと…
A.声は、教師や営業職の人に限らず、多くの人にとって一番、身近にあります。そして、他人への印象を左右するツールです。嫌な声、嫌われる声のほうがよいと思う人は、きっと一人もいないでしょう。ヴォイトレをしましょう。
A.トレーナーであれ、仲間であれ、人と接することで、ことば、声を使います。加えて、歌うなら音楽性が必要です。歌では、リズムやメロディは右脳、歌詞は言語脳の左脳が働きます。芝居や朗読のせりふ読みなら、暗記したり口内、呼吸、舌、唇、表情が動き…
A. レッスンの中ではしばしば、何かを導き出すために、体のある一部分に着目させて指導することがあります。「頭の後ろを開ける」というワードもよく用いることがあります。まず頭の後ろを開けるというイメージワードから、口の中、軟口蓋のあたりに空間を…
A.日本では、医師、鍼灸師、柔道整体師、マッサージ師の4つが、開業できる国家資格です。それ以外にも、民間療法で優秀な治療師はいます。しかし、個人による効果の差が大きいです。治療する側の能力もですが、受ける人のタイプ、そこでの相性でバラツキが…
A.国家資格はありません。でも、いろんな分野と絡んでいるのです。医者では、耳鼻咽喉科や精神科医、そのなかでも、音声医、ヴォイスクリニックといわれるところと関係が深いです。もちろん、手術や薬の処方は専門の医者の分野です。
A.介護の現場では、言語聴覚士(ST)、理学療法士(PT)、作業療法士(OT=Occupational Therapist)が三点セットです。視能訓練士(CO)、音楽療法士(MT)が加わることもあります。 1997年に国家資格となったSTは、ことばのリハビリに関わるため、女性が多く活…
A.ボケ防止ということでは、日本語の音読ブームと脳トレブームのときに、多くのマスメディアの人たちが私のところに取材にいらっしゃいました。ボケを防ぐのに、コミュニケーション(おしゃべり)、趣味(カラオケ、朗読など)は効果的です。少なくとも一人で…
A.最終的には、伝えるのと伝わるのとの違いを学ぶとよいでしょう。これは、うまいと思う歌と、もう一度聞きたいと感動する歌の違いです。話でいうと、聞きやすくわかりやすいしゃべり方と、信用し、心を奪われ、納得し、陶酔してしまうような語り方との違…
A. ステージなどで美しくみせるためには多少目線が上がっている方が美しいでしょう。プロの歌手で、長く歌ってきた経験があればご自分の体の様子をフィードバックしながら調整できると思います。しかしあまり訓練を積んでない歌手が、上ばかり見ていると、…
A.いろんな要因があります。 これにはスピード、トーン、ピッチ、さらに発音アクセント、イントネーション、間などに気をつけることです。
A.まず、自分の声に慣れること、人はその声を聞いているのですから。 次に、聞かせ方です。