発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

10.歌唱/ステージ

Q.どうも伝わるものが足りません。

A.その人の意欲や表現技術がない場合には、しかたがないです。 声で聞いてわからなくても、表情をみればわかります。 案外と誰がみても客観的にわかるものです。

Q.バンドが高音域を求めてくる場合が多いのですが、難しいです。

A. 一流ヴォーカリストのコピーから始めるからでしょう。 ヴォーカリストのことを考えたら、ムリは捨てるべきです。 できないことをやるというのは、クセをつけてやるわけですから、そのことによって、きちんと出るところさえ出なくなりかねません。

Q.歌唱に実力がついてきません。

A.実力は人によって、どの時期に伸びるかというのはさまざまです。 いまは、発声や感覚に判断の基準をできるだけ正しく身につけていくことです。

Q.声は生まれつきのよさで決まるのですか。

A.生来の声がよいというのは、あるかもしれないですが、たいした評価ではないのです。 その人の声帯や発声が、どういうものであろうが、表現としてすぐれたものとして、こちらに伝わるかどうかということを、ここでは見ています。

Q.プロの歌とは何でしょうか。

A.歌の中では、たとえば悲しい歌を歌うとき、少なくともそこで聞く人よりも、その悲しみを引き受けて歌わないと、客に伝えることはできません。

Q.いつ歌を出していけばよいのか、迷っています。☆

A.出したくなったときに出していけばよいと思います。まとめて出そうとしなくてもよいでしょう。 今や、YouTubeなど、いろんな手段があるので、好きに使えばよいと思います。

Q.最初からマイクで歌うとよくないと言われました。

A.確かに、声量がないと、そのままでは使えないので音響技術でカバーします。それに頼りすぎると、力がつかないのです。

Q.なぜ、サビは、高音になるのですか。

A.自分の心が高まって、相手にそう伝えたくなった結果の一つとして、音が高くなるのです。話すときも、そうです。

Q.カラオケで、プロ歌手になれますか。

A.使い方次第ですが、多くの場合、あるところまでは上達しても、そこから上達しません。くせをつけて、独りよがりになるからです。プロになった人もいますが、ほとんどの場合、プロとしての価値を養うのは、難しいです。

Q.いつもテンションを高く保つためのトレーニングはありますか。☆

A.常に本番の状態をイメージすること。ドアを開けたら観客がいるとか、一流シンガーと共演中とか、レッスンでフレーズを回すときにも家で練習のときも、そういうイメージにすること。ステージ衣装も着てみましょう。そのうち、それをしなくても入れるよう…

Q.本番前に声を出してはよくないのですか。

A.マラソンの直前に何キロも走る人は、あまりいないし、寝起きでそのまま来る人もいないでしょう。 ウォームアップのやり方は、人それぞれです。個人差もあれば、体調でも違うでしょう。 調整のために声を出している範囲なら問題ないと思います。

Q. なぜヴォーカルは、バンドに溶け込めないのでしょう。

A.ステージパフォーマンスと音で音楽を追求するのは、優先度や重要度が異なるからでしょう。

Q.歌に音楽基礎のトレーニングは、必要ですか。

A.必要のある人には必要です。 音程やリズムのトレーニングは、ここでもとり入れています。 一般的な音楽スクールと同じようなこともしています。

Q.本当に歌えるためにはなにが必要でしょうか。☆

A.自分で自分のやれることを知っていないと、本当に歌えないのです。

Q.歌に音楽性が足らないと思っています。どうすればよいでしょうか。

A.プレーヤーなど楽器の演奏能力に優れている人たちがいます。そういう人と一緒にやるのがよいでしょう。

Q.歌うジャンルというのは、やっているうちに決まってくるものなのでしょうか。

A.あまり、ジャンルと考えないことです。むしろ、自分にふさわしい声域やテンポがわかってくることが大切でしょう。

Q.私はバンドヴォーカルですが、コピーしているのが男性ヴォーカルの曲です。女性ヴォーカルが男性ヴォーカルのコピーをするときに、一番気をつけた方がいいことは何ですか。

A.男性の音域が高くなっているので、そういうハイトーンのヴォーカルは、そのままの高さでコピーする人が多いようです。歌いやすければよいですが、そうでない男性ヴォーカルの場合、一オクターブ低く歌うことになり、三度ほど高くなるので、移調して下げ…

Q.誰でも他人のつくった歌や詞に感情移入できるものでしょうか。

A.誰でもとはいえませんが、多くの人には、そういう歌があるでしょう。特に歌や芝居を志す人で、そうでない人はあまりいないと思いますが、これは、あなたがつくる歌でも、という質問でしょうか。誰も感情移入できない歌は、たくさんあると思います。

Q.好きな歌と売れる歌が違うのですが。

A.この質問は、私が答えるのは難しいです。自分のヒット曲が大嫌いだというアーティストも、確かにたくさんいる。この質問自体の意図によっても違ってきます。

Q.声がよいとか出るとか褒められるのに、歌はうまくないです。

A.できない人というのは、音の中で何が起こっているかという動きを見ていません。その動きが相手にどう伝わるかという感覚もない。 だから、声が出ても音楽にも歌にもなりません。

Q.究極のところ、歌はどう歌うものなのでしょう。

A.どう歌うのかに、答えはありません。 あなたが歌いたいように歌い、それがハイレベルであればよいのです。

Q.ハイレベルの歌とは、何ですか。

A.あなたのものであるのに、あなたを超えて、皆に共有されるものでしょうか。 共感、感動、一体感をもたらすものです。 これもまた、一つの答えはありません。

Q.音楽を感じるということはどういうことでしょうか。

A.歌はことばがあるので、わかりにくいですが、歌詞のない音楽の中で感動したら、そういうことの一例になります。

Q.歌に活かす発声の極意とは何でしょうか。

A.現実問題として、歌うために声をどのように出したらよいのかというのは、力まず、身体に不必要な負担をかけずにしていくことになるでしょう。

Q.歌詞を伝えようとするときには、歌詞の意味を伝えようとすればよいのでしょうか。それとも、その歌詞に感情移入していおうとすればよいのでしょうか。

A.歌い手のスタンスとその歌にもよるでしょう。ことばを大切に扱う人も、そのイメージを優先する人もいます。感情移入も同じです。それぞれに大切に扱うべきですが、歌ではもっと優先すべきこともあります。それは自分のオリジナルのフレーズ、そこにもっ…

Q.歌にことばは大切ですか。

A.極端にいうと、音楽で伝えるのにことばは必要ありません。ことばが聞こえなくても、ピアノもトランペットも音で伝えることはできます。意味のわからない外国語の歌でも感動するものです。 それは、そういう言い方をしたら、そうなるということで、ことば…

Q.ジャズの発声とは、どういうものですか。

A.そういうものはないと思って下さい。ロックや、ポップスの発声も、決まりきったものは、特にないと私は考えています。その人が自分の身体の理にそって発声することが大切なのです。あとは、その音楽がどのように入っているのかとどう出したいのかによる…

Q.いろんな歌を違うように歌えればプロになれますか。

A.世界で歌われている歌を、それなりに歌い変えた人はたくさんいると思います。それにプラスして、人が認めるなにがあるか、どんな価値があるかということでしょう。

Q.ヴォーカリストは、舞台ごとに音声で違うステージをみせられる人のことですか。

A.いろいろと自分なりに定義してよいのではないでしょうか。 たとえば、来た人が予期したものを裏切って、もっと感動させるもの、新しいものを出せる人、奇跡を起こす人など。

Q.練習と本番の姿勢について、よくわかりません。☆

A.練習とステージでは分けて考えてください。トレーニングでは、声を出しやすくしたり、強化したりするために行うわけです。 ステージは相手を説くところですから、どんなに呼吸が乱れ、喉声になっても、声のことなどかまっていられないのです。 ステージ…