2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A.「顔の悪い詐欺師はいるけど声の悪い結婚詐欺師はいない」といいます。 自分の言っていることを信じられるとよい声=説得力のある声となります。 嘘をつくときは、大抵、フラットな声になるのです。マニュアル声はその一つです。自分の身体に共振してい…
A.権利(法)と暴力は、対立するようでも、密接に結びついています。権利からは、暴力にストレートにつながりかねません。善悪や生死も表裏一体です。人は破壊したい欲求をもつものです。それを人間は、絆と文化で防止するのです。([E:#x266F])
A.「夢をもて」というのも、ときに、同調圧力となりかねません。しかし、こうした圧力は、否定されるものでしょうか。 「昔はよかった」とは思いません。日本の企業は自動車と家電には、確かに強かったのでしょう。それを支えたのは、狭い土地ゆえの有効利…
A.1.一貫性をもつ。 2.ひびく手を打つ。ひびかない手、ぬるい手を打たない。 3.お互いの強い石(生きている石)に近づかない。 4.石の働きとは、効率のよい手を打つこと、間に合わせにしないこと。 大局観をもち、石の方向をみて、石の働きと形を考えるこ…
A.新しい動きを学ぼうと思うと、どこかに無駄な力がはいったりするものです。たとえばレッスンの最初のほうで「喉をしっかり開けましょう」「口を縦に開けましょう」と言われたことがあると思います。しかし、喉の奥のほうを開けようと思ったり、口をしっ…
A.Andante sostenutoですから、ゆったりと、速くならないようにしなければなりません。そうしないと、この曲の課題は、とても難しくなるので、注意しましょう。 スラーが細かく付けわけられています。まったく同じメロディでも、スラーを付ける部分が変え…
A.健康のための呼吸法は、息を吸ったら膨らむ・息を吐いたらへこむ、という本来の自然な身体の動きのものです。一方、歌のための(しっかり声を出すための)呼吸の練習は、「歌うときの身体」を鍛えるものです。そこを混同させないようにしましょう。 歌うと…
A.レッスンでは、声が鼻にかかってしまう人に対しては鼻をつまんで歌うトレーニングをしています。声は息の流れに乗って出ていきますが、その息が鼻の方にも流れて分散されると声が出にくくなるため、鼻をつまむことで息が流れ出るもうひとつの道を閉ざし…
A.それだけでは、自責で潰れてしまうことも多いのです。うまく気にしないようにしたり、鈍くなって受け止めないで済ませたりするのが最良の選択のときもあります。 拒絶できず受け止めてしまうと、正しいことであっても追い込まれ、潰れてしまうことにもな…
A.真面目で責任感が強く、努力をしていて忍耐強い人は貴重です。あきらめずにコツコツやることは、よいことです。そこに使命感や生きがいもあることでしょう。しかし、それをそのまま人に強いると暴力になりかねません。適性を見極めていくことです。([E:…
A.個性とは、人にどうみられるかということです。そのためには、人がどうみるかという目を養うことです。 個性として、その人に向くことなどは、人が決めていくことが多いのです。自己申請や自己評価ではなく、外からの評価です。他人が自分を規定していく…
A.宗教、信条は、パーソナルなことで、議論しても片付きようがありません。抽象的でどうしようもないのです。微妙な問題なので口に出さないのをマナーとします。 具体的にできないものは、どうこう決める必要がないし、決められないでしょう。どちらかに決…
A.はい、歌詞の内容と単語それぞれの意味も調べて、歌詞全体を把握した上で歌ってください。その方が歌の表現の質が上がり、聴衆の心にも届きやすくなるからです。楽器演奏と歌唱との大きな違いは、歌詞(言葉)があることです。ヴォカリーズといって母音…
A.何かを改善したくても、無意識のままでは進みようがありません。そこに意識を向けることが改善への第一歩であり、必要な部分です。改善に向けて進んでいく過程では、上手くいかないことや、一見すると進むどころか後退しているのでは、と感じられること…
A.呼吸の練習は、ただ息を吐くだけではないのです。息を吐くときの身体は、そのまま「歌うときの身体」を作っているのです。たった今から、呼吸の練習=歌うときの身体を鍛える練習、と捉えてください。 そうすると、呼吸の練習への臨み方が変わってくると…
A.連声(れんじょう)とよばれるものがあります。平安時代末から室町時代にかけてよく使われました。 例をあげておきます。 m+ア行、ヤ行、ワ行→マ行、三位(さんみ) 陰陽師(おんみょうじ) n+ア行、ヤ行、ワ行、→ナ行 因縁 観音 天皇 反応 銀杏 t+ア行、ヤ…
A.江戸の町民言葉に、感嘆詞をエ段長音にするというのがあります。それにあたります。 動詞をエに変じるのは、今の若い人のことばですが、「知らない→知らネェ」([E:#x266F])
A.鼻濁音は、東日本から中部、関西まで使われていました。特に、東京、京都、大阪など、都会では洗練された発音でした。 しかし、戦後、明瞭に発音するようになると、東京では廃れていきました。1980年代には、どこでも若い人はほとんど使わなくなりました…
A.平安時代の末期、天台宗の僧、明覚が五十音表を今の並べ方で五十個まとめました。([E:#x266F])
A.多くの人にとって効果のあるトレーニング方法はいろいろありますが、必ずしも「誰にでも」効果があるとは言い切れません。トレーニングは継続して行うのが前提ではありますが、たとえば即効性のある方法を行った場合に、効果がすぐに出る人もいれば、何…
A.誰にとっても、自分自身と周りの人との感覚にギャップはあるものです。この感覚のギャップには、大ざっぱに分けると二種類のタイプがあると思います。歌で言えば、普通に表現しているのにやり過ぎだと言われる人と、もの凄く表現したのにその3,4割くらい…
A.声をセーブすること自体が、喉に負担をかけているのではないでしょうか。プロの人たちが声を抜いて(セーブして)歌う、と言っているのは、ちゃんと自分の感覚がわかっていてコントロールができているので、本当の意味で無理をしないように歌えているの…
A.いろはにほへと/ちりぬるをわか/よたれそつねな/らむうゐのおく/やまけふこえて/あさきゆめみし/ゑひもせす 7音×6+5音で47音です。それぞれの最後の音をつなぐと「とかなくてしす」となります。 ちなみに、当研究所横にある「ほぼ新宿のれん街」…
A.母語として使う人が6000人以下になると「少数民族言語」となります。日本語は大丈夫ですが、ユネスコの消滅危機言語に、琉球方言と八丈方言が入っています。([E:#x266F])
A.中国語、英語、ヒンドゥー語、スペイン語、アラビア語、ベンガル語、ポルトガル語、ロシア語についで第9位です。母語としては、日本の人口とほぼ等しいです。ドイツ語とほぼ同じくらいです。([E:#x266F])
A.顎を触る 眉間をつまむ 頬づえをつく 机に手をつく 首の後ろを触る 下をみる 時計をみる 眼を閉じる 眼を逸らす 腕組みする などでしょうか。 ボディランゲージは、手話と同じく、国によって意味が違うこともあるので気をつけましょう。相手やTPOによっ…
A.考えない方がいいと思います。声を使うことに慣れていないから、声を出すのが苦手だから訓練をしているのであって、料理で言うなら練習とは材料をそろえている段階なのだと思います。いろいろな材料を集めてはじめてカレーが作れるように、私たちも日々…
A.外国語のものを歌うときなどは、日本語にない音声を歌うわけですから、音声を聞いて練習するのが一番の方法だと思います。芸は何事も真似から始まるものだと思います。その音源からくるインスピレーションをしっかり自分に落としこむことが重要です。 音…
A.顔の中、喉の中に音を押しとどめている人が見受けられます。喉の中に音があることで、自分で音を確認しやすく安心するのかもしれません。しかし音は一度出したら、自分でコントロールすることは不可能です。どのように体の外に音を放って行くかというこ…
A.相手の喜びには喜びで応え、相手の悲しみには悲しみを汲んで対しましょう。わからないことは説明してもらいましょう。 姿勢、立ち方、歩き方には、それぞれの人の個性が出ます。話も同じです。話には、相手に知らせるもの、相手を動かすもの(考え、行動)…