2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
A.トレーニング内容は各人で異なると思います。人それぞれ違う声帯、違う体なのですから、本人に合わせたトレーニングメニュを作ることをお勧めします。トレーナーのアドバイスを受けたり、ヴォイトレの本を参考にしたり、自分なりにメニュを作ってトレー…
A.まず目標を作りましょう。目指すものがあれば、やる気も出てくるはずです。「小目標」・・・身近なところで、達成しやすい目標を立てます。例えば、一日30分筋トレするとか、1時間は声を出して練習するとか。実現しやすい日々の事柄を目標にしていき…
A.結論を言ってしまうと、録音された声は限りなく自分の声に近いと思っていいと思います。普段自分が聞いている声は、骨を伝わって内側から聞こえてくる声なのです。しかし録音された声は、空気中を伝わっていった声なのです。そして他人が聞いている自分…
A.ヴォイストレーニングをやらなくてもプロになっている方はたくさんいます。だからヴォイストレーニングをやらなければプロになれないということではありません。才能、外見、オーラ等が一般の方とは違い、秀でているからこそプロになれるともいえます。…
A.頭を使うことです。読書、台本読み、映画鑑賞、舞台鑑賞、歌舞伎&落語のCD鑑賞等、さまざまなものを吸収していきましょう。こういうときだからこそ、吸収する意欲も湧き、心を豊かにしていくことができます。いずれこういったことが、演技や声の深み…
A.同じ練習を何度も繰り返しているようだったら、少し休憩を取りましょう。休憩した後、また続けていきましょう。また同じメニュが続くようだったら、メニュを変えてみることです。メニュを変えることで、気分も変わり、また練習を続けることができるので…
A.自然体というのは、一番難しいことなのです。ただ単純に自然に演技をしたのでは、普通になってしまい、人に感動を与えることはできません。また自然に読んで、滑舌が悪かったり、発声が悪くなるのもよくありません。自然というのは、適当ということではな…
A.非常に抽象的な質問ですが、体に関しては、体力作りと休養のバランスが大切です。心に関しては、内省的な時間を作り、パワーを溜めることがる大事です。瞑想をしたり、リラックスできるのであれば、読書や映画鑑賞等も、内的パワーの源になります。表現…
A.それぞれに利点あり、欠点があります。練習メニュで使い分けてもいいかもしれません。「ひびくスタジオ」・・・普段力づくで声を出してしまったり、のどで頑張ってしまうことがあると思います。しかしひびくスタジオであれば、頑張りすぎることなく、声…
A.自分がやりたいものだけやっていては、成長できませんし、応用力もついてきません。さまざまなものを、好き嫌いを考えずに、吸収していきましょう。共感できなかったり、苦手なものの中から、自分の弱点も発見でき、そこからその克服もできるのです。好…
A.理想はレッスンが終わった際のテンションで、次のレッスンも受けられるような心境を作ることです。そのためにその間のモチベーションをキープすることが大切になってきます。モチベーションがキープできないと、その間練習もはかどらなかったり、現状維…
A.まず表現をしている際のテンションを聞いていきましょう。どのようなテンションなのか、テンションが高いのか、低いのか、テンションの方向性、テンションの大小、こういったことを聞いていきます。もちろん一流の表現者であれば、テンションも高く、テ…
A.表情筋は、柔らかく使ってください。日本人はもともと表情筋を使わずに話すように思います。が、無理に硬く使わず、自然に笑顔になったときのように使えたらよいのでは。(♯♭)
A.例えば1時間、時間があるならば、1~3曲ぐらいで充分です。次から次へと違う曲を歌っていっても意味がありません。今日はこの曲と決め、1~3曲を選曲し歌い込んでいきましょう。また1度歌ったら、録音したものをすぐに聞き返してチェックしていく…
A.声帯で声を発していると考えたらいいのでは。しかし、あくまでも声帯が閉じたときに、そこを息が通ることが大切なので、体で歌うと思ってください。(♯Θ)
A.息もれしてしまうかもしれないので、できれば軽く口を閉じましょう。(♯♭)
A.まず、円を意識しましょう。その円は常に動いていると想像してみてください。声を出す前にこの円が回っているのを想像し、動いている途中から、自分が声を出そうとしてみてください。今のあなたは、車ならエンジンを掛けた直後に時速100kmを出そうという…
A.エの母音が開きすぎてはいませんか?イにエを近づけてみるのもひとつの方法だと思います。(♭Σ)
A.押しているからです。声を押してはいけません。または、叫んでいませんか。(♭Σ)
A.Nが鼻にかかりやすいですが、母音をしっかりしゃべっていくようにしてみましょう。(♭Σ)
A.支えを抜くと響かなくなります。出し方によります。ウィスパーヴォイスを使うときは少し多めに空気を出して、音は小さく出します。(♭∀)
A.ほとんどの運動は、やりすぎなければ歌声にプラスになります。ただし、ストレッチは忘れずに。腹筋も、ストレッチを忘れなければプラスになります。(♭Ξ)
A.スタッカートで行なう練習が適しています。コツは、空気を少なく、するどく使うことです。(♭∀)
A.響きは、正しい発声をしたときに感じるものなので、意識はそんなにもたなくてよいです。作り出すものではありません。正しいフォームを習得できるよう日々頑張っていたら、次第に分かると思います。(♭∀)
A.世界を見回しても、子音と母音の意識をもたずに話している国民は、日本人くらいと思います。お隣の韓国でも、200以上の音があります。また日本語というのは、腹筋を使わなくても口先だけで話せてしまうことばでもあります。西洋の歌唱をマスターしよ…
A.まずは練習段階で正しい姿勢で基本を身につけていきます。基本が体にしみこめば、本番ではいろいろな姿勢に対応することができます。(♭∞)
A.レッスンの中で体を使って、お腹を使ってといったことばを使うと多くの生徒さんは体を硬く緊張させてしまいます。確かにその方が自分に負荷がかかり使っているような気になるのですがそれは使っているのではなく硬直させているだけです。体そのものは基…
A.声は1つの音しか出せませんね。そのため響きをつくったり、ポジションを気にしながら歌っていると、自分が出している音・声ばかり気にする人が多いです。それが歌バカといわれたりする、歌い手に単細胞な人が多い原因だったりします。でも、伴奏を考え…
A.ドイツのブレーメン国立音楽大学教授とご一緒に歌わせていただく機会に恵まれました。その際とても面白いことをいっておられたのでここに書かせていただきます。「音程が上ずる、下がるというのは必ず発声に問題がある。正しい、バランスのとれた声なら…
A.低音域というのは声楽家の場合、それぞれのパートによって音域が変わります。ソプラノとアルトではまったく違うでしょうし、テノールとバスでも違うでしょう。同じソプラノでもドラマティコとコロラトゥーラでは違ってくると思います。高い音域が得意な…