27.レッスン受講について
A.全面的に依存する人は少なくなるかもしれません。そういう人は、どこかで全依存できたら少しはよくなるかもしれませんが、その先には行けません。そこで気づけば、いらしてもよいと思っています。 だからこそ、ライフスタイルから心身まで、徹底して変えよ…
A.私は私の見解を肯定するためでなく、他の専門家の意見や考えをできる限り、受け入れて参考にしようとしています。 私にはセカンドオピニオン、またはサードオピニオンの見方を知ることを、他のトレーナーの大半はそれに対し、自分と相手とのレッスンだけ…
A.私はいろんな批評を求められても、レッスンでの先の可能性のないことについては言いません。どんな作品でもよいところはあるし、よいと思う人もいるし、そういう人とやっていればよいからです。私がアドバイスすると、私の立場からの基準を投影してしま…
A.目標を高く掲げないと、歌や声というのは、迷ってしまうものです。今のあなたでも、見せ方を工夫したり、つくり込みをしたら、プロの声や歌にみせることもできます。技術(音響、照明、装飾)の発達こそが、声の地力を奪ったといえるのです。(へたな人…
A.直接の目的は、パワフルで耐久力のある声をつくることです。真の目的は、すぐれたアートを生むために必要なハイレベルの、繊細でていねいな、声を完璧に扱える技術を身につけることです。そうでなければ、腹式呼吸も、発声トレーニングも不要になります…
A.日本には、声楽の基準に基づいた声をありがたがる傾向があります。ミュージカルで出来不出来や、他人との比較が容易なのは、「日本の声楽」という共通の土俵があるからです。私が「日本の・・・」とつけるときは、世界標準というものがあるとしたら、そ…
A.ベテラン勢は、かつての教え方が若い人に通じなくなったことや、演目にアフリカンリズムなど、これまでの日本の声楽の発声では似つかわしくないものが増えたため、さらに出演者に「声」においても、役者的な要素やより求められるようになったからのよう…
A.私はグループレッスンを中心に徹底して行っていました。時代の変化とともに、15年で見切りをつけました。トレーナーの一言のメッセージが、周辺の雑音に消されるくらいなら、トレーナーとマンツーマンで学ばせたほうが、ストレートによいものを学べるか…
A.他人の声の成長プロセスと、他人への注意(直され方)から、客観的に学べることです。勉強熱心かつ、自ら学ぶ意欲に旺盛で、テンションの高い人たちが集まっているという条件を満たせるところなら最高ですが、そういうところはほとんどありません。ヴォ…
A.どこに行くかよりも、誰につくかを考えるべきだと思います。大学でも、会社でも、自分が学べる分野、そこに誰かがいるから行くというようにすべきです。有名人や偉い人がたくさんいるからといって、そこがあなたにプラスになるとは限りません。漠然とス…
A.一言で言えませんが、そういう人がとても多いようで、よく相談におみえになります。多くのトレーナーと長年やってきた実績を信じていただけるのはありがたいことですが、実際の日本のトレーニング事情は、まだまだかなり低レベルでの過渡期(ならよいの…
A.文字をもたない民族はあっても、音楽のない民族はないでしょう。リズムで体を動かす。その運動の能力は誰しももっています。かつては、踊りや歌、大きな声に頼っていたはずです。(♯)
A.自分自身の納得するものさえ出れば、作品をトップレベルの秀でたものにできる人もいますが、なかには聞く力のない人もいます。予選落ちするような人は、まず、自分の納得するレベルそのものを上げなくてはなりません。自己判断の基準を上げるのか、それ…
A.声に自信をもてたら、すべてが変わります。(♯)
A.初めての人なら、ドクターストップのかかっている人以外はOKです。治療中の人は、カウンセリングでのレッスンとなります。(♯)
A.他人の悪口で人生を失っている人とつきあうほど愚かなことはありません。上に批判的ならよいのですが、生徒さんやお客さんを非難したり悪く言うのは、ただ、たちが悪く、自ら道を閉ざす人たちです。(♯)
A.判断がトレーナー2人の差や、自分と2人との比較など、多面的な気づきが得られますね。1人のトレーナーや好きな1曲、1人のアーティストだけから学ぶことが、どれだけ偏りに気づきにくいかを知ってください。(♭)
A.「老化のためですよ」とは言ってよいのかどうか迷うのですが、信頼関係のある人の状態が本当にそうであれば、正直に言います。1996年、成人病が生活習慣病と改名されましたね。生活の習慣が悪いから病気になる、これは半分あたっていることもありますが…
A.医者に行く人が増えたせいか、そこからの紹介が、とみに増えています。とりあえず医者ということは、よほどポジティブな人以外は、メンタル面において、大体は慎重な人です。声よりも心の問題ともいえます。それを心の方から解決するよりも、私は声で解…
A.他人からは、プラス面だけを得て、マイナス面を得ないように接してみてもよいでしょう。それができない人が多いのですが、友人ならともかく、自分の目的のためにお金を払って学びにいくなら、活かすことに専念すればよいのです。悪いところを心配したと…
A.こうすればためにならないように思うけど、先生がそう言うから、そのままやってみて、そのままダメになっていくという人も、まじめな日本人にはいるようです。ダメなら改めていけばよいのです。こうすればよくなるように思うことをやればよいと思います…
A.私は、声に関する本やCD、DVDはほとんど買い求めています。他の人に聞かれたときに、自分の見解だけでは話せないこともあるからです。いろんなところで学んでいる人も多いですから、そういうところの人の考え、やり方を、ガイドラインだけでも知っておく…
A.本や広告でしかトレーナーを探せなかった頃、20年くらい前は、本やカルチャーセンターでのトレーナーをいくつも回ってきた人が、たくさん私のところに来ました。 その後、ここの大きな組織になり、本もたくさん出たため、初めに私のところに来る人が増え…
A.声のチェックとトレーニングが中心になります。チェックとは、今どのような状態で、次にどうなるためにどういうことをすればよいのかの判断です。トレーニングでは、チェックされたことを解決していく、そのメニュを行うのです。レッスンでは、チェック…
A.最初は、本当のことをいうと、多いほどよいでしょう。週2、3回が理想です。そこで、トレーナーはチェックをくり返して、より早く相手のことを知り、より正しい判断を下せるからです。 レッスンでは、やり方をしっかりと教えます。そのやり方を違ってやっ…
A.トレーナー巡り、トレーナーショッピング、次々トレーナーを巡るのは、あまり感心しません。しかし、それがプラスと思うのでしたら一つの方法として、ありえると思います。トレーナー巡りは疲れたり、混乱するだけ大変なのです。私は今、そういう人のカ…
A.ここでは最低で2人ついて、さらに、スタッフや私や他のトレーナーか、3人目、サードオピニオンとしてつきます。確かに、2人では対立したときに生徒さんが迷うからです。(♯)
A.中には、4、5人のトレーナーにつく生徒さんもいます。そこで役割分担がはっきりしているなら、それもよいことだと思います。ただ、全く脈絡のないトレーナーに何人もついたり、次々と乗り換えるのは勧められません。(♯)
A.学校にはモンスター・ペアレント、病院ではモンスター・ペイシェントがいらして、ミスに目を光らせているようにも見えます。そのため、どちらもサービス、ホスピタリティの充実に力をいれ、相手に対して、生徒さま、患者さまという扱いになりつつありま…
A.マイトレーナーは、ホームドクターのように、いつも通っていなくても、いざというときに相談できるとよいですね。私のところは、担当のトレーナーやスタッフが、OB(退会、休会中の人)に会えるようにしています。メンタルや体のことも、長く接したトレ…