2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
A.低音域を伸ばすには限界があるため高音域を伸ばすほうがはるかに効率が良いです。まずは自分が出せる音の高さを知ることです。声区別では低声区:1オクターブ、中音域:1オクターブ、高音域ではジラーレ:5音、ファルセット:それ以上という具合にし…
A.鳩胸はよい姿勢の状態です。猫背に対して使われる表現と思って下さい。ただ、『ハイチェスト』と言って、横隔膜が上がって胸が上がってきている状態になっているのは、よくありません。呼吸は常に丹田を意識し、胸式呼吸で胸が上がらないようにしましょ…
A.ハミングをしっかり行って下さい。その際、ハミングも軽く出す意識をもって、決して喉で重たくしないようにしましょう。ハミングの感覚がつかめたら、そのポジションのまま『ア』の母音で声を出すようにしましょう。ハミングと発声で違ったポジションに…
A.歌も話言葉も発声の仕方は変わりありません。ただ息の量、音量が違うだけです。息の使い方、共鳴のさせ方なども変わりません。歌い方がしっかりしてくれば、おのずと話言葉も立派になってくるはずです。そうならないというのは、どちらかが作ったような…
A.普段の家族や友人との会話で眉間にしわがよることは、険悪な雰囲気にでもならないかぎり、あまりないと思います。歌は会話の延長にあります。そう考えると顔が不自然に動くという事は、どこかに凄いストレスがかかっているということではないでしょうか…
A.歌い手は体が楽器なので自分の肉体、精神の状態が直接、音となってでてきます。健康体である事が一番なのですから健康を維持するため、体力をつけるために運動をするのはとてもいいことだと思います。しかし、腹筋を必要以上に鍛え上げることが声に直接…
A.演劇やミュージカル、オペレッタなどには歌のほかに台詞が存在します。他の出演者と言葉を交わすシーンがあると思いますが、ただ読んだり丸覚えしたりされる方が多いと思います。それでは実際稽古に入ったときに自分のことで精一杯になってしまい、相手…
A.弱くから少しずつ大きくしてまた弱くするなどの練習を単音で行ったり音階で行ったりします。どの場合も息を吸ったら完全に歌いきるまで10秒以上掛けて訓練してほしいものです。マンチーニという往年の名歌手の言葉です。「エクスラマツィオの練習の際…
A.この発声法は18世紀ごろから特に重要視され、現在でもイタリアのベルカント唱法などを教える教師のレッスンでは特に重要視されています。実際、私のレッスンでも取り扱っているメニュです。直訳すると、メッザ=半分。ヴォーチェ=声。つまり半分の声と…
A.広い部屋と狭い部屋ではもちろん響き方は異なります。また音響のよい部屋悪い部屋でも聞こえ方は違います。壁や床が板張りか布張りでも大きく違います。しかしある程度発声がしっかりしてくるとあまり関係なくなってくるでしょう。(♭Σ)
A.ゆっくりしゃべる練習や、早口言葉のようにしゃべるのもよい練習になるでしょう。(rf)(♭Σ)
A.体は一つの事を集中して行うだけでもとても大変です。色んな事をやろうとすると中途半端になり、かえって変な癖がついてしまい治すのにかなりの時間がかかってしまいます。地道に勉強する方が結果として早道なのです。(♭Σ)
A.高い音こそ深い声を出すイメージをもって下さい。ないしょ話をするような声で練習するのも効果的です。(rf)(♭Σ)
A.早く上手くなりたい気持ちはよくわかります。中には、あとどのくらいレッスンを受ければ大丈夫ですか?などと聞く人もいます。全体的に世の中の人の持久力・忍耐力がなくなってきているのも、理由でしょう。しかし、歌の道はテクニックの習得と同時に、…
A.はじめは、4分の4拍子で数えるとよいと思います。そして、慣れてきたら、2拍で歌うとよいと思います。これから、リズムが複雑になりますので、よく拍を数えるようにしてください。(♯Ω)
A.必ず、その音符の拍いっぱいまで伸ばしてください。例えば、全音符でしたら、1,2,3,4,1の最後の1の頭で切るようにしてください。(♯Ω)
A.休符をとって、休符の前の音を伸ばして歌うと、正しい音程で歌えます。(♯Ω)
A.母音よって響きが変わりやすいため、特に、ファや、ソ、レの音は、口が開きやすいので、響きが散って、音程が下がりやすくなります。「う」など、響きが集まりやすい、母音で歌うのが効果的です。(♯Ω)
A.出だしの音は、とても重要です。鼻から息を吸って、良く準備して出すようにしてください。アクセントは、一般的に、その音を強くという意味がありますが、強くする理由としては、その音が大事だからだと思います。ですので、ただ強くするのではなく、大…
A.まず、4拍子で歌います。曲の流れがつかめたら、それを2拍で大きくとると、2分の2拍子で歌うことができます。長くのばす音の音程を保つためには、母音を何回か言うと、その音程を保つことができます。また拍を数えるときに、左手の指で数えると、今…
A.特にファなど、口を開きすぎて、音程が下がることがあります。ウなど、あまり、口を開かず、響きを保てる母音で練習するとよいと思います。また、ミ、ファの音の間隔は他の音程と異なり半音なので、ほぼ音が変わらないくらいの気持ちで歌うとよいと思い…
A.高い音は、自然に気をつけられるのですが、どうしても低い音は、高い音よりも出しやすいイメージがあるからだと思います。下がる音は、上昇する音以上に気をつけて音をとることが大事だと思います。上昇する音は、思い切り高めにとって、下降する音は、…
A.拍の数え方が重要になってきます。自分がどこを歌っているのかを、自覚できる数え方をしてください。いちばんおすすめなのは、左手で、4拍子の場合、薬指を一拍として左から右に数えるのかおすすめです。
A.休符のあとは、音の高さが下がることが多いので、高めを意識するようにしてください。下降する音は、音の高さが下がりやすいので、思っているよりも、高めを意識してください。「ミ」、「ファ」の音の感覚が、そこは、半音になりますので、正しい音をとる…
A.「ウ」などの母音で歌うと、響きが統一されてよいと思います。口はたてにあけると、響きが統一されて、音程も保てると思います。
A.どこにも力が入っていないことです。一度、体を脱力させます。足を、肩幅ぐらいに開き、まずは、みぞおちから上だけ、そして腰から上、の順で脱力します。そして、少し、ひざを曲げて背骨の骨が一つづつ、乗るようにゆっくり、体を起こしていきます。最後…
A.イメージすることだと思います。歌は、楽器と違って、体が楽器です。いろんな筋肉を使って、声が発せられますので、それができるようになるには、イメージすること、そして、頭であれこれ考えるより、感覚を大事にしていただければと思います。一つの歌を…
A.もし、電子ピアノなどの鍵盤楽器で、テキストの曲を録音して、聴くようにすると、音感が身につくと思います。
A.歌う前に、よく準備をして、歌ってください。鼻からいい匂いをかぐように息を吸うと、お腹に息が入ります。それを確認してから、歌ってください。
A.笑顔は歌の基本です。暗い曲を暗い顔をして歌うと、自分の世界に入ってしまい、かえってお客さんに伝わりません。般若の顔を、思いうかべて下さい。怒っているようにも、泣いているようにも、はてまた、笑っているようにも見えます。暗い歌でも、気持ちは…