発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Q1636.日によって調子に波がある。一日一回のレッスンのなかでも、安定させたいです。

A.頭で考えすぎず、体を使ってしっかり声を出していくことです。体が使えるようになれば、調子の波は、最低限におさえられるはずです。(♭∞)

Q1637.実際のライブの時など(特にマイクを使用する時)ですが、声のバランスがうまく取れません。

A.息だけ吐く練習を行う。コピーしてみる。音楽をよく聴く。歌詞をしっかり理解して読み込む。(♭∞)

Q1634.完全に自分の声をコントロールできるとは、どのような感覚なのでしょうか。

A.完全にコントロールすることは難しいことです。プロでも、その感覚がつかめないからこそ、一生精進努力していくのだと思います。思い=声、自分の思いが相手に伝わる声、これが理想ですね。(♭∞)

Q1635.(自分ではかなり)抑えて歌った時の方が、よく声が聞こえる(声量も)と言っていただきました。実感がなかったのでかなり意外でした。フォームや響きがよくなってきたのでしょうか。

A.のどの力が抜けてきました。客観的に自分の声も聞けるので、自分自身で修正しながら歌えます。のどで頑張りすぎないことです。(♭∞)

Q1632.筋トレをしすぎると、バランスが崩れているような気がときどきするのですが、うまいバランスのとり方はありますか。

A.筋トレをしながらも、そのことだけではなく、息吐きトレーニングをしたり、声を出したり、歌ったりといった、声を出すトレーニングとともに筋トレを並行してやっていくことです。(♭∞)

Q1633.できるだけいう言葉を一音一音区切るのではなく、まとめてひと息で言えるようになるためには、どのような練習が効果的でしょうか。

A.言いやすいものから並べてください。(♭∞)

Q1630.日常の中で声を大きく出すように意識していますが、相手に聞き返されることもあって、うまくいってない気がします。声を大きく出すにはどうしたらいいですか?

A.相手に伝えたい内容が伝わるのか、伝わらないのかは、一概に声の大きさだけが問題ではないような気もします。伝えたい気持ち、覇気、意志、すべてがトータルでうまくいっている時に伝わります。その上で、よい声、大きな声であれば、さらに伝わります。…

Q1631.声を出す練習は、やりすぎると翌日の喉に影響が出ると思うのですが、1日にどのくらいの練習量をするのが1番いいのですか?

A.自分が集中できる時間でかまいません。声を出す時間は、30分~60分程度。声を出す以外にも、息吐き練習も加えていきましょう。(♭∞)

Q1628.以前は声を出すことで精一杯でしたが、最近は声自体は少しおさえ響きを注意するようにしているのですが、方向性はよいのでしょうか。

A.方向性はあっています。以前に比べ、声も響いていますし、声量も問題ありません。(♭∞)

Q1629.歌うときは平気なのですが、しゃべる声に疲労感があります。自分なりに普段の発声から気をつけようと意識しすぎて、変になってしまったのかもしれません。声がビリビリしているような感じで、以前は全く感じなかった事なのですが、解消する方法が何かありますでしょうか。

A.今は、意識しているから余計にそう感じてしまうのかもしれません。発声練習等を続けていくうちに、普段の話し声も変わってくると思います。(♭∞)

Q1626.リズム感はどうしたら身につきますか?

A.もちろんソルフェージュなど、リズム練習をすれば向上します。この研究所でいえば、音楽基礎のレッスンで最低限のものは養うことができるでしょう。しかし、リズムというのは日常生活の中に存在するものです。リズム打ちできるようになるためには、まず…

Q1627.外国人歌手のような声を出すにはどうすれば良いですか?

A.平たく浅く話したり、歌ったりせず、体を使って声を出すことです。普段、話すときもそうです。欧米人は喉が柔らかいです。普段の生活から喉にストレスを与えないような状態を心がけてください。(♯Θ)

Q1624.歌をはじめるにあたり大事なこととは何ですか。

A.歌を歌いたいと思う動機は、人それぞれであるかと思いますが、皆さんに共通していることは、歌が好きだ、ということではないでしょうか。長いこと歌を勉強していると、いろんなことを考え、時にいろんなことを迷う時があります。そうしていると、歌を始…

Q1625.発声せずに、母音の響きの統一練習方法はありますか?

A.鏡を見ながら顎の位置Dの形、状態を見つつ、「あえいおう」「うおあえい」と息のみで話す→確認 あまり大げさにやり過ぎないこと。(♯Ѱ)

Q1622.相対音感的なものを身につける練習をしたほうがよいですか?曲の流れで音をとらえればいいですか?

A.相対的にわかるといいですが、曲の流れで覚えたほうが早いです。(♯Ω)

Q1623.音を高くとろうとすると、イメージで一緒に響きも動いてしまいます。

A.音程は息でとらえます。高い響きのイメージを持つのも、同時にお腹の支えも必要です。(♯Ω)

Q1620.発声のためのあくびについて教えてください。

A. 東 敦子 著書「ベルカント・ヴォカリッツィ」より、引用します。〈私は歌う時によく「お前は日本人で、YESと言うのに首を縦に振るだろう。あれはやめた方がよい。」と言われました。呼吸が首のところで完全に切り離された状態になるからだそうです。 …

Q1621.拍の強弱で、拍毎の強弱が、3拍子=強、弱、弱 2拍子=強、弱 となるのは理解できるのですが、これで音符の数が倍になった場合の強弱が良く分かりません。つまり、上の強弱が全て4分として、8分になった場合どうなるのかが知りたいです。

A.裏拍も、その拍と考えるので、3拍子=強、強、弱、弱、弱、弱 2拍子=強、強、弱、弱 となります。(♯Ω)

☆Q1618.声を鍛えるには、どうしたらよいですか。

音楽之友社 声楽ライブラリー 5 「声楽を学ぶ人に」の安念千重子氏の章より、引用します。 A.発声練習というときこえはいいけれど、鍛え上げるという言葉を聞くと何だか怖いような気がするかもしれませんが勇気をもって極限まで訓練しなければいならない…

Q1619.U(ウ)の発音が苦手です。

A.東 敦子 著書「ベルカント・ヴォカリッツィ」より、引用します。〈口の中の形をあまり変えないで母音を発音することがベルカントでは大切とされています。いわゆる「同じポジションで歌う」ということです。特に日本人の場合はイタリア語やドイツ語の「…

Q1616.声のことを気にしていると、声が出しづらくなっていて、しゃべり声がどんどん浅くなっていってしまいます。

A.バランスの問題だと思います。これまで喉で歌っていたものを急に深い場所にしようと思っても無理です。少しずつ慣れていきましょう。(♭Σ)

☆Q1617.呼吸法のヒントを何か教えてください。

音楽之友社「うたうこと」(フリデリック・フースラー、イヴォンヌ・ロッド=マーリング著 須永義雄、大熊文子訳)より、引用します。 A.歌手が呼吸に関して無条件に銘記すべき原則1.まず、機械的-方式的にやらせようとする「呼吸法」はどんなものでも(…

Q1614.椅子に座って歌う時の注意点を教えてください。

A.背中が丸まらないことです。視線も下がりやすいので、気をつけましょう。(♭Σ)

Q1615.曲で高い音を出した時、声が上がって浅くなり、次に深い声に戻りにくくなります。対処法はありますか?

A.高い音で、支えがあがってしまっているのが原因だと思います。もっと中音域と高音域の差をなくしましょう。(♭Σ)

Q1612.先生が発声前に咽喉を抑えるのは、どういったチェックのためですか?

A.喉仏(甲状軟骨)が下がっているかをチェックするためです。これが上がっていると、浅く平べったい声になるばかりか、喉を痛めやすくなってしまいます。(♭Σ)

Q1613.発声練習、いつ苦情が来るか心配で、防音ルームを買うか悩んでます。

A.防音の部屋は響かないものが多いので、あまりお勧めしていません。それよりもレンタルできる練習場所を多く見つけた方がよいと思います。(♭Σ)

Q1610.ハミングを練習しています。なんとか出来るんですが、声を出すと全く響かなくなります。声を出すときも、顔にビリビリ響く感じにならなければいけないのでしょうか?

A.ハミングは、ただやるだけでは意味がありません。正しく体を使いマスケラに入った場所に確実に母音を入れていかなければ、喉を疲れさせるだけになってしまいます。ご質問の件は、実際にその声を聞いてみないと何ともいえません。(♭Σ)

Q1611.効率よく息を声にする方法、注意点はありますか?

A.注意点としては、息を吐きすぎないことです。息を吐きすぎると、喉を痛めやすいことと、叫びやすくなるのでお勧めしていません。(♭Σ)

Q1608.浅い息の声か、深い息の声か自分で確かめる方法はありますか?

A.浅い息は、体の中での出発点が上の方に感じるでしょう。深い息は、腹の底から出発しています。(♯Θ)

Q1609.お腹を使った声とは、どんな声でしょうか。

A.歌うとき、のどを使って大きな声や、長い時間声を出し続けると、声帯に非常に負担がかかります。そこで、声を使ってもなるべく負担がかからないように、お腹を使って声を出さなければなりません。お腹を使った発声かどうかは、ウの母音を使うとわかりや…