発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

息を走らせるメニュ

声を出すときに、アーと全く揺れも動きもせずに、ビームやブザーのように出す人がいらっしゃいます。 息で声を走らせる感覚があると、声が揺らいで、一本調子ではない柔らかい声が出せると思います。その響きは、ブザーのような音とは全く異なると思います。…

Q.話に自信がもてません。

A.話における自信の欠知は、トレーニング不足と自分の表現の力を知らないことからきます。ならば、経験を積み、練習を積めばよいだけです。私たち日本人にとって、スピーチは水に飛び込むようなものだが、飛び込まないと、いつまでも泳げません。ことある…

Q.話の重要さとは、どういうことですか。

A.人との関係は、すべて会話でできています。自分の能力のアピールも、自分の価値のアピールも、自分の性格のアピールも、すべては話さなくては伝わりません。アピールしなくては、あなた自身がいくらよいものをもっていても認められません。認めてもらう…

Q.内容だけ集めても、うまく話せません。

A.話の材料を揃えるのはスタートラインにすぎません。そこから自分の意見、見解を述べるには、せっかく集めた材料を一度捨て、聞く人にわかるスピーチに組み立てなくてはならないでしょう。(Э)

Q.深いため息から声にするのは、なぜですか。

A.息が声になることのわかりやすい例として、ため息(ハアー)をそのまま声にしていくのは、アプローチとして入りやすいといえます。息も声も少しずつ「太く強く大きくする」というイメージをもってやってください。ただし、のどに負担をかけないことです…

Q.本当に深い息というのは、どんなものですか。

A.最初は息を吐くだけでも相当な体力がいります。息もまた、体で完全にコントロールしていくのです。それは、すぐれた俳優やヴォーカリストのもつ息に耳を傾けてみるとわかるでしょう。 声を大きく出していないのに、観客席に隅々までしっかりと伝わる声、…

Q.声や息のイメージをどう捉えていますか。

A.声も息も、一本の針金のように、細くともしっかりと芯があり、動きの線のみえるものです。そういうものだからこそ、言葉を自在にコントロールでき、遠くまではっきりと聞こえるのです(マイクにも効率よく入るのです)。 最初は、ため息をお腹一杯の空気…

Q.頭の上に本を置いて歩くモデルのレッスンは、正しいですか。☆☆

A.重い荷物を女性が頭の上に乗せて運ぶのをTVでみたことはありませんか。ヒップアップしたモデルのように美しい立ち姿です。腰が前に湾曲して反って保っているのです。それにより、肺を包む胸郭(肋骨)を支えています。ただし、美しくみえる姿勢と、発声や…

Q.腰を反るのはよくないと思うのですが。☆☆☆

A.腰が反っていないと、胸郭の厚みが薄くなります。この、反るというのは、反り腰とは違います。反り腰はゴリラ体勢で膝で支えるので、人にはよくない姿勢です。 胸の厚み、お尻の厚みのない人は、浅い呼吸、呼吸器に問題があることが多いです。性的にも未…

Q.腰とその動きを教えてください。☆☆

A.腰椎との関係で説明すると、腰椎1番か5番まで、それぞれ順に反る、側屈する、ねじる、開脚する、前屈するのを司るといえます。腰と肩甲骨は、うつ伏せからの上体起こし(エビぞり)、腰と仙骨は、ずりばい(ほふく前進のときの内股の形)で確かめるとよいで…

Q. あがらないためには、どうすればよいでしょうか。

A.もっとも簡単な方法は、慣れることでしょう。たとえば歌うことなら、何度も繰り返しいろいろな曲を歌って、歌うことに慣れる。あるいは、何百回も同じ曲を歌って、その曲に慣れる。もちろん、歌うこと・歌う曲、両方に慣れる方がいいですが、さらに、人前…

Q. あがらないためには、どうすればよいでしょうか。

A.もっとも簡単な方法は、慣れることでしょう。たとえば歌うことなら、何度も繰り返しいろいろな曲を歌って、歌うことに慣れる。あるいは、何百回も同じ曲を歌って、その曲に慣れる。もちろん、歌うこと・歌う曲、両方に慣れる方がいいですが、さらに、人前…

歌っているとき緊張で上がらないためのメニュ

上がるという状態では、体が固まり、ゆったりとした呼吸ができなくなります。横隔膜が下がらず、胸式呼吸になりがちになると、どうしても体の上部のほうに意識が集まってしまいます。 それとは逆にゆったりとした呼吸はどのようなものでしょうか。寝ていると…

Q.話のうまさは、話さなくてもわかるのですか。

A.その人の顔を見たら半分、第一声を聞いたら残りの半分はおよそわかるといいます。本当の意味では、少しもその人のことをわかっていないのかもしれないが、かといってどれだけ話を聞いてもすべてがわかるわけではありません。多くの人間関係は顔と話とで…

Q.話や声はしぜんでよいのではないでしょうか。

A.話も、よりよく伝わる方がよいに決まっています。声もおしゃれすることが大切でしょう。 それが文化だとかポリシーだとか、わずらわしいことは言いたくありません。人間が生きるっていうことは、どこの場でも生き生きと生きることを目指すべきでしょう。…

Q.人前で話すと緊張するのですがどうしたらよいのでしょうか。

A.だからと嫌がるのではなく、緊張感があってこそ、よい人生であり、話す場は、それを与えてくれるチャンスと心得たいです。自分の話には自分の何が出てくるかということに着目し、楽しみにすればよいでしょう。そうであってこそ、話は自分をよりよく伸ば…

Q.息を吐くときには、あごがあがらないようにするのですか。

A.日本人の大半は、あごが前に出すぎています。また、体の背筋の線に対して、首も頭部もまっすぐになるように気をつけてください。あごをひくことで、のどを圧迫しては何にもなりません。 足はやや開き、楽な姿勢をとることです。運動部などが「ファイト、…

Q.腹式呼吸の習得のためのトレーニングのやり方を教えてください。

A.ゆっくりと息を出し、出し切ったら、2~3秒止め、しぜんと息を入れる(10回) このときに、硬口蓋(上歯とのどちんこの間の硬いところ)の上に息をあてるように、あるいは背中のまん中に息をあてるように入れてみるとよいでしょう 息を(ハッハッハッハ…

Q.腹式呼吸は、寝ころがって息をすれば、誰でもできるものではありませんか。

A.お腹から、息が出ればよいのではなく、それが声になって出なくてはいけないのです。そのためには、腹式呼吸のトレーニングとともに、息を声にしぜんと変えるトレーニングが必要です。 息がしぜんに声にかわるためには、コントロールできる体とリラックス…

Q.病に逃げ込むとは、どういうことですか。

A.生きている意味、価値の認識や主張ができないと、ストレス、病気へ逃げこみ、そこで悲劇的状況を選ぶことで生を感じる、病で周りにアピールするようになるのです。(♯)

Q.呼吸と骨盤の関係を教えてください。☆

A.呼吸の疲れは、骨盤に影響するので、その逆に、骨盤の動きで呼吸器も緩ませ全身のリラックスに結びつける、その点で心身のリラックスを伴うセックスは、よい運動です。(♯)

Q.体を2つにセットして捉えることを聞いたのですが。☆

A.骨盤と肩甲骨の類似に並ぶのは、お尻とおっぱいです。仙骨と胸骨、骨盤の周りと鎖骨の関係もセットになります。(♯)

Q.声がガリっといいますが、なぜでしょうか。

Q.声がガリっといいますが、なぜでしょうか。 A.いろいろな原因が考えられます。 初心者の人では、あまり声を日ごろから出していないため、声帯がスムーズに振動したり動いたりしていないことが考えられます。トレーナーと発声練習をしたり、曲を歌ったり…

Q.舌根がかたいと言われました。

A.大抵の人は舌根部分がかたく、発声に支障を与えています。舌の付け根はなかなか動かしづらく、固まってしまうのもしょうがないと思います。 しかし舌根がかたいと、喉元で声が固まりやすかったり、声が前に飛ばないなどの支障が出ます。喉の奥、舌の付け…

Q.弱々しい声しか出ません。

A.息を吐くトレーニング、声帯をしっかり鳴らす訓練が必要かと思います。弱々しい声しか出ないという人は、おそらく歌の練習の時間があまりとれていないのではないでしょうか。しっかり息を吐くための筋肉を日ごろから意識的に鍛えること、声を出して声帯を…

腰を落として歌えるためのメニュ

歌を歌うときに、体で支えるようにという注意を受けると思います。その際に腰を下にぐっと下げたり、背中の下のほうをぐっと下げるよう注意をされたこともあると思います。背骨の下のほうに横隔膜がついているので、ここを下げるということは、歌を歌う上で…

Q.余談は入れるべきですか。

A.話をライブと考えたら、そこで起こったことはすべて引き受け、プラスの効用に変えていかなくてはなりません。これこそが、話し手の技量です。 聞き手との信頼関係があってこそ、話の本筋からはみ出したことに言及する権利や時間がもらえます。「遅れてき…

Q.ハプニングが起きたらどうしたらよいのでしょうか。

A.害のないハプニングは利用した方がよいです。「あらっ、チョークが折れましたね。もうちょっとゆっくり、力を抜いて話せということでしょうかね」「…と、どこまで話しましたかね。たしかここで、いい例が一つあったのですが、ちょっと考えさせて下さいね…

Q.「話す力」を磨くことは、そのまま人間カを磨くことにつながるのですか。

A.そういうこともいえます。実は、私は話し方そのものには興味がありません。しかし、話し方にその人の魅力が現われるから、そういう話のできる人間とその魅力ということには大変に興味があります。 たしかに、じっと立っているだけで魅力的な人もいます。…

Q.ベターな声を出せる腹式呼吸を習得するにはどうしたたらよいでしょうか。

A.体が固まるようであれば、首を回したり、肩を動かし、緊張を解きましょう。肩と首の間、胸とわき、肩との間の筋肉は特によくもみほぐしておいてください。「首やのどはない」と思うことです。体の力が息になり、そして胸の中心に口があって、そこから息…