2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
A.レトリックは、元々、ひらめき、考えを受け入れさせる説得術で、技術、論理よりは雰囲気づくり、コミュニケーション術といえるものでした。(♯)
A.ノートや台本を見て話さないこと。(♯)
A.口は、吸い、飲み食べ、話し、叫び、くわえ、ため息、咳、歌い出します。過食、拒食、過換気症候群など、多様な入口であり出口です。メインは、呼吸と摂食でしょう。一人になって自由な生活のなかで乱れるのは食事と睡眠です。私は、未だコントロールで…
A.ある事柄について知りたいとき、それに関連する分野の情報にすべて目を通すと、混乱することは必至です。とはいえ、もし声の道でやっていくというなら、すべてに目を通しておくのもよいでしょう。その上で、自分で判断することです。とはいえ、「判断で…
A.仮に、「ある正しい方法」しか存在しないというなら、世界中の歌い手は皆、同じパターンになりかねません。この一つの方法でできるようになった、などということは、決してありません。「私の方法が正しい」と豪語する人は少なくありませんが、それはP…
A.耳は、もっとも古い器官ゆえに、もっとも進化をしてきたといえます。元は、三半規管で方向、空間を認識していたものですが、無意識にそれを捉えられるほどになりました。聴覚は、空間の振動から音、つまり、時間を捉えます。室内の三次元の位置関係とい…
A.声明の五音音階は、宮(中央:大日如来)商(西:阿弥陀如来)角(東:阿閦如来)微(南:宝生如来)羽(北:釈迦如来)で三重(十一位)に用いられました。(♯)
A.オクターブ(八度)から七度、五度、三度(長三度、短三度)、短二度、完全一度と狭まってきたのが西洋でした。日本は元より、一音のなかでの動きを重視していたと思います。(♯)
A.手話での表現は、マイムと違い、言語の意味があり、国によっても違います。(♯)
A.腹が立つや腹黒い、腹を探る、腹の虫がおさまらない、腹芸…など腹が多い分、昔の日本人は、腹と共に生活していたわけです。(♯)
A.頭の中では脳幹ですが、与えられた命の、そこにある知恵を活かすというのなら、腹の、腸であり、それは、発生からみると、もっとも原始的なものです。頭でなく、腸が考えるともいえます。(♯)
A.舌の筋肉を支配する運動神経、舌下神経管の太さをみるに、約30万年前との説もあります。類人猿と人間との間の化石、人類の段階あたりです。(♯)
A.音は文字と違って、ある程度、限られています。母音vowelと子音consonantの組み合わせでの音節syllableによります。(♯)
A.それに加えて、言語学の基礎に心理学、その基礎に生理学(さらに物理学)ほかにもさまざまなものがあります。(♯)
A.今では、柔軟体操といえばストレッチのことと思われるほど、ストレッチという言葉が普及していますが、そのわりには正しくストレッチが理解されてはいないようです。もともとは、ヨガの修行のアサナが、体を柔軟にする効果が高いので、一般の人にもそれを…
A.よくみせなくとも通じるのは時間がかかります。よくみせようとして、よくみてくれた人は、必ずしもきちんとみているのではありません。(♯)
A.「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」(「史記」李将軍伝賛)ということです。(♯)
A.大声で鬱憤を晴らしましょう。(♯)
A.心身一体になったとき、無になります。(♯)
A.余裕、見せかけでもよいから、余裕をもっているようにみせましょう。威厳をもつのです。偉ぶらなくてもよいけど、世界一自分はすごい、というつもりで、ゆとりと品位をもつことも大切に思います。(♯)
A.よく見せようとして、あがることがあります。気負ってしまうのです。ふしぜんになります。不動の心、無の心、自然体、これは、修練の賜物です。(♯)
A.一言で言えませんが、そういう人がとても多いようで、よく相談におみえになります。多くのトレーナーと長年やってきた実績を信じていただけるのはありがたいことですが、実際の日本のトレーニング事情は、まだまだかなり低レベルでの過渡期(ならよいの…
A.それも一つの勉強法です。しかし、現実的に、日本人が同じレベルに応用するには、無理なことが多いようです。そういうところで学んだ人の声を聞くとよいでしょう。本人自身が、まだまだ基礎の声や判断力をもっていないことも多いように思うのです。(♭)
A.ここでは、他分野の第一線の研究者や声の実践者と協力して歩んできました。ミリオンセラーの歌手もいれば、能など邦楽の師匠もいます。これもまた、他人に学ぶということです。どんな有名な人や偉い人から認められたからといって、それは友好トークに過…
A.下半身の安定で、感覚が安心するのです。飛行機や船に乗って、落ち着かないのも、高い所や狭い所が苦手なのも、人として当然です。落ちるのは怖いことですから。でも人間は、そのうち慣れるものです。両足で安定して立てないのに情緒が安定するでしょう…
A.一意専念、ある一瞬をつかまえられるように集中してくり返すことです。全身全霊、魂をこめての時間がどれだけあったかです。ただ一所懸命くり返して見せているのでは、必死とはほど遠いのです。(♯)
A.構えは姿勢でも心構えでもあります。そこがしっかりしていないと何ものっていきません。壁のように固くしても隙だらけでもだめです。ステージに立つ、あるいは、ステージに出ていくところで、技量も心理もわかるものです。 レッスンも似ています。動揺し…
A.お金、家、土地、信用でしょうか。でも、まず体、心身と健康の方が、ずっと大切ですね。(♯)
A.姿勢、動き、ジェスチャー、表情、眼、声、スキンシップ、感情、緊張、感受能力、感性など、同時に全体をですね。(♯)
A.緊張、視線が合わせられない、不自然、猫背、浅い呼吸、早口などがあれば、そういうところです。(♯)