08.リズム/リズム感/グルーブ
A. 実際に多くの歌は、日本の歌でもできていると思います。ただ、海外の外国語の歌に比べては、若干無理があるのは否めません。私のいう「メロディ処理」は、そういうことを踏まえて、述べているのです。浅く、薄い声では、どうしても、音の高低、メロディ…
A. 歌いながらテンポを取ると、歌のせいでテンポが引っ張られる(遅くなる)ことがあります。例えば高音域だったり、音程やリズムが難しい箇所では遅くなりがちです。ちゃんとリズムだけに向き合うためにも、いったん歌わずに、曲の音源に合わせてテンポだけ…
A. 複数人で演奏するときは、相手が歌であれ楽器であれ、テンポを合わせるのは誰にとっても必要な作業です。ですが、それよりも前に必要なのは、自分でテンポを取ること、自分のテンポを安定させることです。まずは、自分ひとりでテンポを取りながら歌う練…
A. リズムを取るのが苦手なのかもしれませんが、まったく取れないことはないと思います。苦手な部分は、他のメンバーよりも時間をかけて取り組みましょう。練習を重ねれば、どんなに苦手なことでも必ず前に進みます。そして、練習の方法を工夫することもポ…
A. よくあるのは歌いながらリズムをとっているようなことです。基本的な練習は、音程をつけずに、歌詞を楽譜のリズムで読むことです。後は、伴奏やメロディーを取り出して、そこだけをよく聞くようにしましょう。メトロノームも利用できるでしょう。
A. 曲のオリジナリティを重視するのであれば、楽譜を見たり、最初に歌った人のテンポを守るとよいでしょう。ただ、自分のオリジナリティを優先するのであれば、自分で歌ってみて、最も表現できるテンポを見つけていくことです。キーを変えることによっても…
A. これは、徹底して曲を聞き込むことです。カラオケから歌の練習に入るのが多くなったので、どうしても歌詞を見て歌う習慣がついてしまいます。さらに流れてくる音に合わせるので、音のことでいうと、瞬時に合わせる、そこでわずかな差が生じているともい…
A. 優れた歌い手は、バンドをリードします。瞬時に早く出ているのです。そのために、アカペラで歌う練習をするのが、とても効果的なことです。役者や声優さんがミュージシャンのヴォーカルに対して劣っているのは、その部分です。音楽で演奏家は、流れてい…
A.耳だけで聞くのではなく、身体を動かして、のって聞くことです。リズム、拍子の感覚に加えて、表現欲も出てきます。
A. 一言でいうと、 パルス チッチッチッチッ 拍 チクタクチクタク 拍子(time)チクタク/チクタク
A.気になるのは、遅れているという自覚がないことです。まずは、拍を取ったりメトロノームを使うなりして、テンポに遅れていることを自覚することです。そこに気づけば、無意識のままよりもはるかに改善が早まります。テンポ感を調整する方法として「すべ…
A.「トンテテ、トンテテ、トンテテテンテン、会津磐梯山は~」と、このリズムで繰り返されること、リフレインをリフといいます。([E:#x266F])
A.リズムが入るとさらに音色のキープや展開は難しくなるものです。発声をやりましょう。
A. リズムや歌詞の入れ方などをくずして歌うとその雰囲気にはなるものの、曖昧にやっていてはいつまでも難しいままです。基礎があってのくずしなので、基礎なくしては柔らかい土に棒を立てるようなものです。まずは基礎として、元々のリズムや音程、歌詞の…
A.英語ならフォークでもロックでも、言語のリズムがそのまま歌のリズムになっているので、日本語よりもずっと歌ってのりやすいはずです。ボサノヴァ、サンバ、ワルツなど、ワールドミュージックのいろんなリズムパターンの歌も聞くとよいでしょう。 ちなみ…
A.Twinkle, twinkle little star, ’ ’ ’ ’ How I wonder what you are! ’ ’ ’ ’ Up above the world so high, ’ ’ ’ ’ Like a diamond in the sky. ’ ’ ’ ’ このように、ことばにすでに4ビートが入っている。というより、そこから歌になったからです。 西…
A.日本の音楽は、種目や流派によって細かく分かれ、全体を統一する理論体系ができあがっていません。 ただ、特徴として、 1.拍の音価がきわめて大きい、また無拍のリズムがみられる 2.拍の伸縮が表現に結びついている 3.拍節の構成にあたって、強弱の要素…
A.ついこの間まで、洋楽でも二拍子、頭打ちでアフタービートなど取れなかったのが、日本人だったわけです。 いろんな方法、メニュ、教え方があり、迷って両立できなくて困っています。ヴォイストレーニングの基礎では、私は考え方としては分けています。ト…
A.私たち日本人は、音として発した数でしか、数えていないだけで、休みで間をとってリズムは刻んでいます。。 だから、日本人は、リズムに弱いのではなく、奇数拍(三拍子系)と強弱リズムに不慣れなのです。(♭ф)
A.俳句にみられる五・七・五などの文字数で分けるパターンを音数律といいます。この文字数を拍(モーラ)といいます。拍とは、パン・パンと手を叩きながらことばを言うときに、いくつ打つかということです。それに対して、音節(シラビーム)は音の数です。…
A.拍よりも音節の方が、強弱リズムで、音楽的なのりが出てきやすいです。 たとえば、 Jin gle bellsというのは、原曲では三音節だから、音符三つで済みます。ところが、日本人は、もともとジ・ン・グ・ル・ベ・ルと六つの拍で数えるわけです。 …
A.脈拍、心拍60~70回/分、呼吸17、18回/分、脳波もあります。(♯)
A.馬の走り方は4通りあって、大体は2拍子。乗ると3つに感じることがあるようですが。(♯)
A.頭だけでは早くなりすぎ 体がついてこそ伝わる これはパターンにもよります。意識してやる人と心身でやる人です。(♯)
A.声が大きいのは「しっ、声が高い」とたしなめられます。けっこう用語は混同されています。ピッチというと、音では高い音ですが「ピッチをあげて」はペース、テンポですね。トーンというのも、ハイトーンはhigh noteの意味でしょう。リズムとなると、「リ…
A.とても難しいことです。本来、リズムを優位に取らなくてはいけないのですが、高低アクセントで、母音中心の日本語を使っている私たちは、メロディ(高低)感覚が優先してしまいます。 最近は、1つの音にことばをいくつもつけている人もいます。でも、実…
A.リズムは聴くだけでなく、体を動かし入れていきましょう。いろんな合わせ方、乗せ方がありますね。馴染みのない海外の曲では、身体感覚から心身ともに変わっていくことでしょう。姿勢も歩き方も体つきも、向こうの人になり切るのです。(♯)
A.音楽、ダンスで学ぶとよいでしょう。自分でテンポを変え、リズムを変える、他の人とパーカッションを合奏する、など意識的にメニュをつくりましょう。(♯)
A.好きな曲については、難しいリズムは歌えるはずです。もし、レッスンの課題等で難しいリズムがあった場合は、好きな曲の中に同じリズムがないか探してみてください。教える側としても、この曲のこのリズムと同じ、というような説明をすると、生徒さんも、…
A.3連リズムは、スローロック、ロッカバラードなどでおなじみです。タタタ・タタタ・タタタ・タタタとアクセントのないフラットな3連符の4拍打ちで1小節が基本です。これは、8分の12拍子とも書きます。さらに細かく、タッタタッタと6連符のように刻…