発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2022-02-07から1日間の記事一覧

Q.ピジン語とクレオール語は、どう違うのですか。

A.ピジンは、植民地など、支配されたところで生まれたことばです。ピジンイングリッシュなど、破格英語とか言う人もいます。母語でも母国語でもなく、使われています。そういう人たちの子供が母語とすると、クレオール語と呼ばれます。

Q.英語での言語支配を食い止めなくてよいものでしょうか。

A.フランスでは、政府が1972年、公式機関と学校へ2種類の言い換え表を出しました。英語の代わりに言い換えるものとそれが望ましいものと、です。日本の場合は、カタカナもあり、多様な受け止め方をしているようです。

Q.「国語」は、いつ使われるようになりましたか。

A.明治18年、三宅米吉の「方言取調仲間の主意書」に、「我が日本の国語」とあります。邦語、日本語、国言葉も使われています。明治19年、ヘボンの「和英語林集成」に掲載。明治27年、上田万年「国語と国家と」の講演にて、広まったそうです。