発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2023-05-24から1日間の記事一覧

Q.声帯に負担をかけたら、強くなりますか。

A. イメージとしては、喉を強くするように頑張るのは、とても危険です。結びつき(中枢神経系)を再構築すると思ってください。声帯の状態を悪くしては元も子もないからです。

Q.声帯について配慮することはありますか。

A. 声帯は小さくて薄いので、大きな筋肉のようには扱えません。ですから、アスリートやプレイヤーのように、何時間も続ける練習や、長時間の練習には不向きです。休みを入れつつ集中した練習にしましょう。

Q.声帯の動きは、自分で調整できるのですか。

A. 声帯を閉鎖するときには、内喉頭筋の内転筋が関与します。しかし声門自体は、受動的に開きます。声帯の動きはとても速いのです。声帯筋収縮の速さや動きに対応できるわけではありません。