発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q389.今の段階で出ない音域も、練習のとき出した方がよいのですか。

A.二通りの考え方があります。最初は無理でも音域をとってやることです。次にトレーニングではしっかりと出るところでしかできないので、できるところを中心にやります。
 人によってはムリしてのどをしめたり、そのあとに負担がかかるようであればやらない方がいいのでしょう。たとえば息だけ流すとか、1オクターブさげるとか、要は正しくできるところで繰り返すということです。のどをしめると、ライブやカラオケと変わらなくなるので気をつけてください。声が出せるところが音域なのではありません。