A.一流の歌手は、先生に習った事をただ着実に勉強しただけでなく、自分で声の出し方を掴んだ点が必ずあります。クラシックの話で申し訳ありませんが、パヴァロッティもドミンゴもカレーラスも、口の開け方、姿勢、表情筋の動き、など同じではなくそれぞれに個性があります。骨格、顎の付き方、左右の姿勢のバランス、声帯の形、位置、などは10人10色です。
私の理想とするレッスンは、自分でいろいろ試してみて、よいのではないかと思った出し方をトレーナーの前で披露して判断してもらう、ということだと思います。もちろん、基本的なところは共通するものですが。(♭∀)