発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1781.楽譜が読めなくてはなりませんか。

A.最近レッスンに来られる方には楽譜が読めない人が多くいます。カラオケはできるが、楽譜を読むと歌えないという方もいらっしゃいます。アマチュアなら楽譜が読めなくても耳コピーして歌詞カードだけでやっていけるでしょう。プロでもそうやっている方もいると思います。しかし、裏方さんはほとんど全員読めます。楽譜が読めなければ、歌のどこで照明を点けるのか消すのか分かりません。小節の何拍目で明かりを点ける、音量を上げる、幕を閉じるなどは、楽譜が読めなければできません。
 ですから歌い手が裏方に要求したいときも楽譜上で伝えなければ分からないです。仕事で初めて、バンドのメンバーとセッションする時も当然、楽譜で仕事をします。もし楽譜が読めないなら、コード進行は理解できるようになりましょう。(♭Σ)