発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q2654.声を大きくしたほうが気持ちが乗りやすいのでしょうか。また小さな声ではどうでしょうか。

A.ある程度、声が大きいほうが気持ちも出やすいと思います。しかし声が大きいだけで、気持ちのこもっていない声というのもあるのです。
声が大きく気持ちも大きいというのが理想です。しかし表現によっては、いつもいつも大きな声だけではだめなのです。抑揚をつけたり、ボリュームの変化をつけたり、小さなソフトな声も使わなければなりません。
結局、大きな声でも小さな声でも、大きな気持ち作りということが大事になります。