A. イメージ面くらいのことだと考えてもいいかもしれません。確かに目をつぶったり細目で歌うよりも、ビジュアル面ではよいでしょう。これは、できるところまで行えばよいでしょう。どんどん目をパッチリさせたり、二重まぶたにしたり、隈を入れたらよいということではないでしょう。
Q.高音は口角を上げて出すのですか。
A. 高音を出すときに、こういう癖がついている人がいます。その癖でしか高音が出ないなら必要悪で仕方ありません。でも、その癖をとっていくような方向で練習するといいと思います。
不自然な事はどこかで無理が来るのでできるだけとっていく、それでも優先順位として許容しなくてはいけない場合もあるということです。
どちらかというと枝葉の問題であって、本質的なことではありません。
Q.口角は上げたままに固定するのですか。
A. 上げたら上げただけよいというような事は決してありません。そもそも見た目におかしいでしょう。しかし見た目におかしくても、ほんとに音色がよくなり歌唱力が上がるならそれもありです。ただし、そういう歌手がいるからといって、自分もそうすればよいというわけではありません。個人差があります。
口角を上げるということは頬の筋肉も上げていきます。無理に上げると、固まってしまいます。目も細くなります。首の筋肉まで引っ張られてしまいます。発声によくないとなります。