発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2005-11-06から1日間の記事一覧

Q244.トレーニング、いろんなのをちょっとずつためしてみたのですが、なかなかコツがつかめません。全然声がお腹から出てる感じがしなくて。「息読み」!歌を、息だけで読んで歌うってヤツですよね?これならとても楽に、楽しくできるので、今はこれだけ練習しています。いろんな歌を、息だけで歌えばいいんですよね。そうすれば、何かそのうち声をだしてもそのままできそうな感じです。この私の考えってあってるのでしょうか?

A.息よみは、素振りのようなものですから、目的があってそこからおろしてきているのなら、意味があります。イメージづくりや感性を磨くなら、黙読でもできるでしょう。実戦とファーム、舞台と練習と考えると、声を使わない分、片手おちの感じがします。し…

Q243.知人の女性で大変な声美人がいます。しかし、ある音たとえばGの音が必ずかすれます。それより少し高い音は出ます。非常に惜しいと思います。私は彼女の声のファンですのでお伺いします。以前に書物で読んだ記憶があるのですが、大変に悪い病気の可能性があると書いてあったように思いますので。

A.その高い音が裏声なら、Gは経過音で切り替えの難しいところです。柔軟に使っていくことです。かすれてだめということもないでしょう。地声なら、トレーニングでカバーできるでしょう。病気は、このことからは、はっきり言えません。

Q242.ワタシの声は、高くてこもっています。自分の声が大嫌いです。UAみたいなハスキーヴォイスに憧れます。訓練すれば、発声できるようになるでしょうか?

A.声質というのは個人のものですから、UAさんのような声質そのもの、というのであれば限界がありますが、自分の声を時間をかけて磨けば、自由にうたえる声を手に入れることができます。そのときにはきっと自分の声が大好きになっているはずです。