2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
A.そのためには人より勉強していなくてはなりません。そして、自分を知っていくことです。歌を勉強するときは、いつも白紙でやります。初心の気持ちで取り組む方がよいでしょう。ヴォーカリストになれるからやるとかやらないではなくて、自分の人生を考え…
A.トレーニングでの発声というのは、そうしてやっている限り、違和感があるのは当然です。しぜんに使えてはじめて歌の声に一致してきます。自分の納得しない声を出して歌にしたときは、お客さんに失礼だと感じませんか。どういう声がよいのか悪いのかは、…
A.自分の発声で迷ったり、わからなくなったときには、誰かに聞いてみてください。本人が絶対にこれだと確信できるものでなければいけません。もちろん、確信できても違うことはあります。
A.専門の先生に治してもらった方がよい場合と、心と体の解放からしぜんと直る場合があります。ことばセリフの問題を根本から片づけていくには、素直になることです。赤ん坊が何か不快なことがあったときには誰かに泣き声で伝える、というようなプロセスま…
A.80歳で歌っている人もいます。私自身これから年をとっていかないとわからないこともあります。最近は声のことがあまり気にならなくなりました。声があっても表現ができるわけではないからです。声だけを聞かせる職業はありません。声をどう使うかです…
A.あなたのいうヴォーカリストの定義にもよります。声にしても、必要性があるから身につくのだと思います。わけがわからないけど、トレーニングをやっていたらうまくなった、ということはないでしょう。なれるかでなく、なる、なったというものです。一流…
A.歌に対して、自分で心を動かしてみてください。自分が歌う歌に心を動かされていないのに、客の心を動かすことはできません。その闘いをきちんと挑んできた歌といえましょう。
A.ことばと呼吸を分けてしまうのはトレーニング上での必要悪でですが、本来ことばを発したときに、呼吸を介して体が伴っていくというものだと思います。