発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2011-03-04から1日間の記事一覧

Q3284.「ヴォーカルの達人-基本ヴォイストレーニング編-」の本の「CD12」のトレーニングで、声がかなり小さくなるところでは、のどが下がっている状態です。そして、そのまま音程を下げていっても、のどは下がったままです。この時は、とてもよい声が出ていると思います。他のレガートや「ハッ ハッ」などのトレーニングの際にも、のどを下げることを意識しながらするのは、よいことですか?それとも、のどを下げてトレーニングするのは、この「CD12」のトレーニングだけがいいのでしょうか?

A.のどを下げるというのもイメージなので、声を出すときにそういう状態になっていればよいと思います。意識したほうがよいかどうかは、その方が声が安定して出るとか、よい方向で出せるのであれば意識してよいでしょう。

Q3285.私は昔のソウルを歌う外人(特に、アレサ・フランクリン)など、とても良い声だと思っていて、目標にもしたいと思っています。でも、最近の外人バンドのヴォーカルの声は、発声が間違っている人も多いような気がします。私が発声がよくないと思っているのは、(アヴリル、sum41、グリーンディ、ルースター)です。売れてる、売れてないは関係なしで、上記の歌手の発声はあっているんでしょうか?

A.アーティストの歌は、作品がよければよいのですから、発声があっているとか、あっていないは問えません。発声が正しいかどうかというのは、定義によります。個別のアーティストの世界観からみるものです。たとえば、ピカソやダリの絵のデッサンは、間違…