2014-10-13から1日間の記事一覧
A.目的を、客を満足させるというのと、すばらしい歌を歌うというのとは、同じようで違います。どれが正しいということでなく、歌うことで、結果としてうまく声を扱えないことになっているなら、一時、切り離したほうがよいということです。また、その目的…
A.直そうとすること自体を、否定しているのではありません。把握して直そうして直ったら、それでよいというならそこまでです。一見直ったようでよくても、もっと悪くなることもあります。直らない場合、その直そうとするアプローチ自体がよくないことが多…
A.私の持論では、明確に強調されたビブラートはありますが、多用すべきでないと思います。一方、ノンビブラートといっても、歌声には多かれ少なかれビブラートが含まれます。
A.ビブラートは発声で共鳴したときに生じる現象であり、発声のコントロールによって、結果として規則的に揺らいでくるものです。本当に必要なのでしょうか。マイクでリヴァーブがかけられるときは、それと似たものをつけられるので必要ないとは言いません…
A.声楽では、しぜんと共鳴してくるのを待つべきですが、ポップスでそういう教え方やアプローチがあるのは仕方ないと思います。うまくいかないのなら、トータルのイメージがよくないのか、そのイメージに声がそぐわないのかを考えましょう。大体は、呼吸、…
A.ビブラートをかけるという考えそのものが不自然だと思います。ビブラートは、かかるものなのです。かけようとしてかかるのは、かけすぎになりがちです。そのイメージを修正しましょう。
A.トレーニングした声のように聞こえるのは、アーティストであれば、未熟です。そんなことを感じさせない、声を感じさせずに伝えられるのがよいと思います。でも、ジャンルによっては、そういう声を聞きたいお客さんもいます。ヴォイストレーナーとして、…
A.プロの声という定義によります。人によっても異なるでしょう。このままでOKもあるでしょう。残念なことに、声のレベルより仕事によるといえるくらいです。10代の歌手や役者、声優もいます。ヴォイトレからいうなら、トレーニングの結果としての声を目…
A.これはヴォイトレの根本で関わる問題です。私は、声もまた、すぐれているか、熟練しているかどうかでみます。よしあしとなると、TPOによっても異なるくらい、声は曖昧ですから、そのベースでみるのです。ヴォイトレですから、トレーニングの結果の声…
A.多くのケースはそうでしょう。特にヴォーカリストになる人こそが、強い好きがあって、なっていくものです。憧れの好きなヴォーカリストなしにヴォーカリストを目指す人もいないと思います。それとは別に、私はトレーナーの立場から聴くべきヴォーカル、…